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日本人の知的能力を増進するための提案をするブログです。

平和国家の本質

2015-04-30 18:12:53 | 国際・政治
・>【ワシントン時事】「希望の同盟へ」と題した安倍晋三首相の米議会演説は、「未来志向」を前面に出し、先の大戦への「痛切な反省」は表明したものの「おわび」はしなかった。演説は、首相が夏に発表する戦後70年談話につながるとして注目されていた。戦後50年の村山富市首相談話を引き継ぐかどうかは明快でないため、首相の歴史認識をめぐり警戒を緩めない中韓両国はもちろん、米側の懸念も払拭(ふっしょく)したとは言い難い。

中韓米は、我が国のもっとも身近な外国である。中韓の警戒を解き、米の懸念を払しょくすることこそが、我が国にできる最重要の平和貢献である。安倍首相は、今回の米議会演説において、この目的を達成することができなかった。確たる歴史認識の基礎の上に立つ未来志向でなければ、構想自体への信頼も揺らぐ。歴史認識の抜けた未来志向は空想になる。信なくば立たずに例外は無い。

・> 真珠湾、バターン・コレヒドール、サンゴ海―。首相は、太平洋戦争で多くの米兵が血を流した激戦地に触れながら、「悔悟」の気持ちを表明。一方で「自らの行いがアジア諸国民に苦しみを与えた事実から目を背けてはならない」と強調したが、村山談話が示した「植民地支配と侵略」への謝罪は口にしなかった。

事実に意義を見出す者は、決して目を背けることはない。
謝罪を求める者には、謝罪を与えなくてはならない。だが、凡人には、これはできないこと。
意思が無ければ、罪 (加害者) の意識も無い。罪の意識が無ければ、謝罪も満足にはできない。そのような相手から未来志向の内容を聞かせられても、信じられない。
意思は未来時制の文章内容である。日本語には時制が無い、日本人には意思の内容が無い。
意思のない人の謝罪は、どんなものか。漫画 (caricature) になるか、自虐になるか。

・> 演説に先立ち米側は、中韓との緊張を緩和するため村山談話の継承を明確にするよう促していた。これに対し、日本政府高官は「反省は絶対に入るが、おわびは入らない」と明言し、「謝罪は繰り返さない」との首相の信念を代弁していた。

米国は、我が国の最大の友好国である。今回、米国からのわざわざ先だってなされた ‘中韓との緊張緩和’ に関する助言に応じなかったことは、日本側の最大の不幸である。友人を大切にしなければならない。平和国家の看板が泣く。信なくば、立たず。パール・ハーバーのようなものか。アメリカは、初めから知っていた。日本人は、わかっちゃいるけど、やめられない。だから、今後もポチは鎖で繋ぎ止めておかなくてはならない。

・> 首相は、祖父の故岸信介元首相が1957年に米議会で行った演説を手本にした。岸氏も先の大戦への謝罪には触れず、東西冷戦のまっただ中で「米国との提携こそ最も重要」と説いた。首相も岸氏の演説を引用し、「日米同盟を強くしなくてはならない」と訴えた。

首相は、釈迦如来の手のひらの中で得意になっている孫悟空のようなものか。世界観がないので、世界規模の貢献がない。だからポチになる。

・> 27日に日米両政府が合意した防衛協力の指針(ガイドライン)再改定は、米国の利益にも合致する。このため首相は、歴史認識で踏み込まなくても米側に不満はないと計算したとみられる。ただ、中韓両国は引き続き戦後70年談話の行方を注視しており、歴史問題が尾を引くのは確実だ。 
時事通信 4月30日(木)1時18分配信

過去の内容から学ばぬ者は、未来のかじ取りを誤る。だから、人々は、個人の歴史認識に強い関心を持っている。過去を固めれば、未来もおのずから固まる。国際的に団結できる。協力できる。
歴史認識は哲学である。国際協力の基礎をなす重要な内容である。無哲学・能天気の国民には無縁と見える。この現状は、我が国のアキレス腱となっている。この国がひっくり返った時にも責任者は出なかった。とかく、この世は無責任。安らかに眠ってください。過ちは、繰り返しますから。
友好国・米国の助言を無視する者は、中韓両国との平和主義にも専念することも難しい。孤立無援の世界の中で戦う我が国の姿は、先の戦いの二の舞になる。我が国は、哀しからずや。


安倍首相は、中韓米の要求を受け入れよ。謝罪を明確にせよ。
これができるのは、日本の首相だけである。国民ではない。
万世の為に太平を開け。
国際社会に、彼の存在感を示せ。


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歴史認識と謝罪要求

2015-04-30 04:31:36 | 国際・政治
外国人は、'日本人はまだ謝っていない' という。日本人は 'もうすでに謝った' と言っている。
抗議を続ける外国人に対しては、'不勉強だ、不見識だ' と言い返す。深い反省の態度とも思えない。
よほど謝り方が下手であったのか。情報宣伝活動に不慣れなのか。信頼獲得に焦点が合っているのか。効果は十分あったのか。

日本を70年前の姿で判断するか。今ある姿で判断するか。

歴史認識が正しければ、未来のかじ取りを任せることもできる。
過去の内容をおろそかにする人は、過去の過ちを繰り返す危険な人物である。だから信頼できない。
信なくば立たず。

相手が 'それは悪いことだ’ 指摘した場合。自分は、なんと受け答えるか。
あるべき姿 (非現実)を考えて 'そうだ、私が悪かった' と答えるか、今ある姿 (現実) を考えて '何事も、お互い様だ' と答えるか。日本人は、現実を考えるのが得意で、非現実の内容を考えるのが得意ではない。
'他国はどうであれ、我が国ではそれは許されないことだ' と言い切れば、それは済む事である。
それを断言せずに他の事に話を進めれば、相手から信頼が得られない。
細事にこだわって、大筋の合意をおろそかにしてはならない。
それが、信頼を得るときの要点である。

http://e-jan.kakegawa-net.jp/modules/d/diary_view.phtml?id=762706&y=2014&m=12&o=&l=30

機動力に欠ける

2015-04-26 20:29:48 | 国際・政治



・>日本は米国に対する忠実・誠実さを過剰なほどに重視するが、国際政治関係に対応する機動力には欠けている。(上海誌の「新民週刊」より)

強制連行は小異。日中韓関係の悪循環を断ち切ることが大同である。小異 (現実)を捨てて、大同 (非現実) につく。ならぬ堪忍、するが堪忍。政治家でなくては、これはできないことである。我が国に有能な政治家は育っているか。非現実の内容 (理想) を現実の内容として実現できれば、それは偉大な人間の創造力である。

江戸時代に対馬藩は李氏朝鮮と江戸幕府の間に入って国書を偽造した。
国交回復により対朝鮮貿易は飛躍的に増大した。
偽造を幕府に訴えた柳川調興は津軽藩に預けられ、生涯許されることはなかった。
彼の配流後、柳川という姓は対馬では逆臣の姓として禁忌になった。徳川幕府は平和主義だったのでしょうね。



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優柔不断・意志薄弱

2015-04-25 09:01:54 | 国際・政治
・ >ド・ゴールはフランスの偉大な愛国者だった。彼が58年に大統領に当選すると、フランスの右派は熱狂した。しかしド・ゴールがアルジェリアの独立を承認すると、右派支持層はド・ゴールを激烈に攻撃した。しかしアルジェリアとの戦争がフランスを滅ぼしていると認識したド・ゴールは、決然とアルジェリアから手を引いて新しいフランスの建設に着手した。安倍首相も侵略行為と慰安婦問題を悪意的に否認する歴史修正主義者などの要求を退けなければいけない。

・ >小泉純一郎元首相も教訓を残した。彼は10年前、靖国参拝で韓国や中国と葛藤を起こした時、バンドン会議に行った。中国の胡錦濤国家主席は小泉首相に冷たく接した。小泉首相は過去に対する真の懺悔を込めた演説で、胡錦濤の心を変えて会談までした。こういうものが真の政治力だ。否認できないことを否認しようとどたばたせず、3回の演説で過去を克服し、韓日中関係の悪循環を断ち切る決断を安倍首相に忠告する。

・>金永熙(キム・ヨンヒ)国際問題論説委員

貼り付け元 <http://japanese.joins.com/article/060/199060.html?servcode=100&sectcode=140>

意思は未来時制の文章内容になる。恣意は文章にならない。意味もなければ、矛盾もない。
意思は表明できる内容である。恣意は表明できない内容である。
意思は議会で議論の対象になる。恣意は談合で腹の探り合いの対象になる。
意思は胸を膨らませる未来の内容。恣意は腹の底にたまる現在の気分。
意思は外向的な行動になる。恣意は腹芸になる。内向き姿勢
意思は友を作り社会変革につながる。恣意は友を作らず社会変革につながらない。
意思は希望の根源となる。恣意は虚しさの根源となる。

・>【ワシントン時事】ローズ米大統領副補佐官(戦略広報担当)は24日、安倍晋三首相の26日からの訪米を前に電話で記者会見した。この中でローズ氏は、日韓関係改善の障害になっている歴史認識問題について「われわれは首相に過去の談話と合致する形で建設的に対処し、緊張を和らげるよう働きかけている」と述べ、安倍首相は村山談話など過去の内閣の立場を引き継ぐべきだとの立場を明確にした。
・>村山談話は1995年、当時の村山富市首相が過去の「植民地支配と侵略」を認め、「痛切な反省と心からのおわび」を表明した。米政府はこれまで「日本による近隣国との関係改善の努力の重要な1章」と評価するにとどめていた。
・>米メディアからは、29日の議会演説で歴史問題に触れるよう求めたかとの質問が出たが、ローズ氏は明確にしなかった。メデイロス国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長は「歴史問題は最終解決に達するようなやり方で対処することが重要だと強調している」と語った。

貼り付け元 <http://blogs.yahoo.co.jp/atsunori517/54862256.html>


詰め込み教育

2015-04-13 17:28:57 | 国際・政治
・>『学力は関係ない。ゆとり教育世代が批判されるのは、学力ではなくて社会常識が無い人間が多いからだ。』という批判もありますが、日本とは比べものにならないくらい詰め込み教育を推進している詰め込み教育大国の韓国でも、現在子どもたちが社会性がなさすぎて軍隊で適応できず、落ちこぼれたりひきこもりになる事例が続発して社会問題になっていますから、ゆとり教育世代であれ詰め込み教育であれ、常識に欠ける子供が増えたのはアジアの先進国においては共通の現象ではないか?と感じます。
ついでにいうと、精神力や忍耐力が乏しくてキレやすい子供が多かったのはゆとり教育世代ではなくて詰め込み教育世代ですね。先輩方は自分たちの価値観で彼らを測るので「これだからゆとりは」って話になります。 (引用終り)

特亜三国人 (日本人・韓国人・中国人) には、言語に時制が無いので、考える力がない。ゆとりを作っても、そのゆとり自体が教育効果を上げることはない。テストの正解は、常に個人本人の外にある。だから、学生はその正解を脳裏に詰め込む必要に迫られている。この目的の為に '詰め込み教育' がおこなわれている。だから、いずれの国も中等教育の教育大国になっている。

自己の世界観がないから、個人判断の基準はなく、優柔不断で、つかみどころがない。
教師は詰め込み教育により教条を学生に暗記させ、学生は暗記力の強さを誇りにしている。
いつ如何なる条件のもとでも妥当する不変の真理としてお題目に固執する。暗記により、筋金入りの (愚直な) 人間になる。
具体的な条件の下での創造的な発展 (未来時制) や、新しい経験 (過去時制) に基づく批判的検討 (現在時制) ができないところが欠点である。
時制が無ければ、非現実の文章内容は作文できず、非現実 (理想) の世界の展開は困難である。だから、考えて判断する力がない。
個人判断の為の基準作りは難しい。'自分さえ善ければ、、、' では、社会問題は解決しない。相手の持つ非現実の内容を把握しなければ解決の糸口は見つけられない。
理性ある人間同士の付き合いになるか、人間とアニマルの間柄に準ずる状態にとどまるか、それが問題である。

http://terasima.sakura.ne.jp/