おおぎやなぎちかさまの『家守神』第3作。
帯にある【おらが隊長だ! by 金魚ちゃん】が目に飛び込み、推しの金魚ちゃん活躍にわくわくして読み始めた。
帯にある【おらが隊長だ! by 金魚ちゃん】が目に飛び込み、推しの金魚ちゃん活躍にわくわくして読み始めた。
築100年の古い家に住む五年生の拓には妖怪-5人の家守神が見える。
屏風の鶴と亀→鶴吉と亀吉。
花瓶の藤の花→お藤さん
掛け軸の金魚→金魚ちゃん。
花瓶の藤の花→お藤さん
掛け軸の金魚→金魚ちゃん。
急須の蝶→お蝶さん
クラスメイトの風香と平山君だけが、そのことを知っている。
クラスメイトの風香と平山君だけが、そのことを知っている。
夏休み明けの学校で、不思議な事件が相次いだ。
クラスメイトの前田さんの机にフォークでひっかいたような傷があった。
さらには、夜に光が宙を飛んだり、音楽室の肖像画がやぶれていたり。
平山君は「サカショー七不思議調査隊」を結成し、その隊長には金魚ちゃんがつくことに……。
担任の楠先生にも秘密があったり、図書館の置物にも付喪神がついていたり。
やっぱりこのシリーズ最高!
一気に読み終えてしまった。
「家守神」にはまってしまったせいか、読んでいると鶴吉さんや亀吉さんの気配を感じる。
そしてそして、今回は金魚ちゃんの活躍がすごくうれしい。
秋田のお殿様のところにいた金魚ちゃんの秋田弁がすっごくいい。
金魚ちゃんの言葉「フォルトのごど、疑えばだめだ。いたずら者は、ミニョンのほうだ」
を受けたラストの方の一文、良かったなあ。
金魚ちゃんって、見た目は小さい子だけど、実はそうじゃない。
さすが百年以上生きている家守神だ。見直したよ。
っていうか、ぼくが「見えるもの」しか見てなかったんだ。
このシリーズ、楽しい展開の中にも「人の気持ち」がしっかり描かれている。
だから読み終えた時「力をもらえた」気持ちになるんだよな。
おおぎやなぎさま、家守神の活躍、もっと見たいです。
よろしくお願いいたします!
読んで幸せを感じる読みもの、自分にも書けるかな。
と、毎日粛々と書いている。
今日もびよよよ〜〜ん (*^ __ ^*)