水瓶

ファンタジーや日々のこと

横浜トリエンナーレ2017・島と星座とガラパゴス

2017-08-27 08:09:00 | 横浜トリエンナーレ2017
今までわけもわからず三回か四回見に行ったかな・・?
今回もわけがわかってるわけではないのですが、なんだかとても面白く感じられた横浜トリエンナーレ
開幕してから少したち、人も落ち着いて来たようで、ゆっくりじっくり見られました

フラッシュと三脚は禁止ですが、それ以外は基本的に撮影OKだそうです。
そんなわけで、けっこうな枚数撮ってきましたが、アーティスト名や作品名は、
帰って来てからガイドブックと照らし合わせたものも多いので、間違ってたらごめんなさい。


ジョコ・アヴィアント 「善と悪の境界はひどく縮れている」
日本のしめ縄のモチーフから発想された、竹を使った巨大な作品。
ボランティアの方の話をもれ聞いたところによりますと、ヒアリ騒ぎがあったため、全部消毒されてから展示されたそうです。
た、たいへん。。。





ミスター Mr.





カールステン・ヘラー、トビアス・レーベルガー、アンリ・サラ&リクリット・ティラヴァーニャ



タチアナ・トゥルヴェ
私はわりとさーっと流し見したこの作品、森のなかまはかなり時間をかけて熱心に見ていました。
銅板をさまざまに加工して、細かなところまで相当凝った作品だったそうです。
さすが目のつけどころが違いすぎる……



ロブ・プルイット



川久保ジョイ


川久保ジョイ 「イマジナリーラインズ(ジブラルタル海峡北/南)」



アン・サマット 「酋長シリーズ」
よく見ると、顔の部分は蚊取り線香のフタのようなんです。そういった素材を多く使って作られているようです。



ザ・プロペラグループ 「映画『タイタニック』のジャック・ドーソンに扮するレーニン」



畠山直哉 「陸前高田」





風間サチコ





ブルームバーグ&チャナリン
手前の四角い絵の中以外は、ブロックで遊んでいいとガイドの方が説明していました。



木下晋
ハンセン氏病の方をモデルに鉛筆で描かれた作品。





イアン・チェン 「使者は完全なる領域にて分岐する」
映像作品。調べたところ、自動生成アニメーションで、二度と同じ場面はないとのこと。
キャラクターがAIを搭載していて、その都度その都度、新しい動きが生まれるらしい…です。
これがなんとも不思議で、思わず見入ってしまうんですよね。



以下ガイドブックの解説から

遥かな未来、AI(人工知能)が管理する火山湖を舞台に物語は展開する。人間の死後の状態を分析しようと試みるAIは、21世紀のセレブの遺体を蘇らせ、柴犬の姿をした使者を使って負荷をかけ、ストレスを抱える人間が最後にはどうなるかを導き出そうとする。





ワエル・シャウキー
映像も上映されていたんですが、暗くて撮影失敗。
この人形、とても面白くできていました。横浜人形の家で個展してくれないかなあ。。





パオラ・ピヴィ
シロクマと同じポーズで写真を撮ってもらっていた女の子。シロクマをくぐったりさわったりしなければいいそうです。



オラファー・エリアソン



アイ・ウェイ・ウェイ 「協調」
上から見てなんだろう、、、と思ったら


カニ!カニ!カニ!

以下ガイドブックの解説から

3000個の磁器からなる〈He Xie〉は淡水に生息する蟹の名前に由来し、中国語の「和諧」(調和・協調、インターネット上の隠語として「検閲」の意味を併せ持つ)の同音異議語となっている。



マウリツィオ・カテラン 「無題」




今回の横浜トリエンナーレ、もらったガイドブックのディレクターズメッセージには

「接続生」と「孤立」から世界のいまをどう考えるか?

と書かれていました。
見る時は、わあーなんか面白いーみたいな感じで見てましたが、しっかりとしたメッセージが込められていたんですね。

とにかく見ごたえがあって、現代アートよくわからないよ???みたいな私も森のなかまもかなり満足度高く楽しめました。
作品の展示の仕方も、すごく凝ってるんですよね。ほんとに面白かった!
11月5日までだそうです。閉幕するまでにもう一回見に来たいなあ。