川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

MLB殿堂

2005-11-29 21:49:52 | 野球
…といいましても、名前を知っている程度という選手ばかりですので何とも言いようがありません。Wソックスのギーエンは監督としてはともかく選手としてどうだったか全く知りませんし、ハーシュハイザーも名前程度。グッデン、ワイス、ベルも同姓の別の選手とかいそうでよく分かりません。

結局、よく知っているのは入らなかったP・ローズくらいとなります。
MLBの殿堂入り有資格者は引退から5~20年。86年に引退したローズ氏は今回が最後のチャンスだったわけですが、投票用紙に名前が掲載されず、殿堂入りが絶望になったそうです。史上最多の4256安打を記録したにもかかわらず、89年に発覚した賭博疑惑による永久追放が響いてしまったというわけですね。
まあ、何とも微妙です。同じくノミネートされたグッデンもこれまた薬物疑惑でしばらく出場停止処分を受けています。
他人に与える迷惑の程度では薬物の方が上という気もしますが、競技の公正と信頼という要請でしょうか。

MLB直接の話題ではありませんが、松井秀喜選手が帰国してきたそうです。戸田菜穂さんとの交際について、「誰か親父の口にテープをしてくれ」と発端となった父親について触れて笑いを誘ったのだとか。
他にWBCでの4番・主将を王監督に期待されていることに関しては「交渉してないから」ということだそう。とはいえ、イチロー選手や井口選手が出るのなら、という気はしますけどね。日ハムからは稲葉選手が選ばれたようですけど、どこで使うのでしょうか?

殿堂に関連してNFLの殿堂入り候補も少し前に発表されていました。
故ホワイトはいましたね。あとはマッデンとかがいたような気がしますが、記事を見つけ出すことができませんでした。
ただ、NFLって非常に選手寿命の短い競技ですから、ある程度のスパンで活躍した選手ってあっさり殿堂に入ってしまう感覚があるんですよねぇ。マリーノとかヤングもスパッと入りましたし。エイクマンとか入るんでしょうし(もう入っていたかも…)。もちろんエミットも。彼は引退したばかりですのでもう少し時間が必要でしょうか。あと現役ですが鉄人ファーヴとプライムタイム・サンダース。若いけど確実なブレイディ。マニング兄も明日突然引退しても入るでしょうねぇ。バス・ベティスあたりも入るかも。
う~ん、有名どころがことごとく入ってしまいそう…(OLなどはさすがに分かりませんが)。NFLの場合は殿堂より永久欠番で勝負、というところでしょうか?

オジャマモンの華麗なる発言録・耐震強度偽装5

2005-11-29 19:36:40 | 日々のニュース
「正義を貫いて何の意味がある?」
マンガの読みすぎじゃないの貴方、と言いたくなるお言葉です。
例のオジャマモンことヒューザーの小嶋進社長の言なのだそう。イーホームズの社長が国会の参考人質疑で答えたものです。何でも偽造を公表する方針を伝えたらオジャマモンがそう答えたのだとか。次いで。
「徹底的にたたいてやるぞ」
とも圧力をかけられたのだそう。これはB級でしょうか。
まあ、言葉通りに叩いていますね。ヒューザーの今回の事件に対する方針です。リンクフリーでないのかもしれませんが、事前承認せよとはなかったので。
各設計事務所に対して当社が姉歯設計を指示したとの報道と今後の当社方針について
一部抜粋。百歩譲って当社が姉歯設計を指示したとしても、確認検査機関が法の番人として機能していれば確認は下りず、着工もできないため何の実害もないわけであり、あたかも当社が悪いような報道は不当であり、謹んで頂きたいと抗議致しました。
百歩譲ってとありますが、何かこういう表現されますと、そもそもそうなんじゃないのかという印象を受けてしまいます。もう少し言い方があるんじゃないでしょうか。
で、指示していたならその時点で悪意アリアリです。悪くないという結論にはどう転んでもなりそうもない。
まあ、俺達が悪いことをしようとしたとしても、それを見逃した連中がもっと悪いんだ、という言い分になるのでしょうか。
別のたとえとするならば、強盗予備の段階で止めてくれなかったから、俺達は強盗犯になってしまったんだ。だから強盗事件の責任は警察にあるという言い分のようです。
中々見ない理論構成です。完全に一本取られました。
さらに翌11月10日付け建設省住宅局建築指導課長宛3ページに及ぶ書面にて、「国民の生命財産を守るべき国土交通省傘下の確認検査機関が審査料をとって何も審査せず、間違いや不正な物にも正しいという公文書を出してきたとするならば、詐欺や公文書偽造などの刑法違反であり、そして造られた建築物は耐震性や構造そのものにおいて危険極まりなく、まさに国民の生命財産をおびやかす行為である」と指摘したのであります。
と、刑法犯になるんだと叩いております。ま、確かにこの部分は合ってます。

例の買戻し案についてですが、既に所有権の問題、ローンが連帯債務となる点で無茶苦茶だと批判を浴びているのに加えて、実際に見てみると俺達には過失がないんだから損害賠償も負わんぞという一節も発見しました。
百歩譲って当社が姉歯設計を指示したとしても…これ、過失でなくて故意って言わない? 指示如何によっては使用者責任も成立しそうな気がするのですが。
もちろん百歩譲ってると留保つきですけど。

それ以外にもテレビで放送禁止用語を連発していたのだそうです。
小嶋社長放送禁止用語連発
実際に観ることができなかったのが残念です。

阪神大震災では倒壊した建物について責任を負った建築主はいなかったに始まり、失笑を呼ぶ発言を繰り返してくれる小嶋社長。今後も色々華麗なる発言をしてくれるのかもしれません。
敢えて国民を怒らせるようなことを言って、問題の深い解決を求めようとしている国民の味方・武部勤幹事長ともども、今後も迷言を期待しましょう。
もちろん、笑いながらも拳はグーで。

没個性と犯罪

2005-11-29 18:40:55 | 犯罪・刑事関係
以前、児童の登下校についてどうすれば安全が確保されるか考えてみました。
[参考:登下校の児童(今更ながらですけど、児童の登下校の方が適切ですよね)]
具体的解決策を目指す私ですが、こればかりは地域とか個々の人達の目が必要だという結論になりました。
当然、言い出したからには実践せねばならない、ということで呼びかけなどはしていないものの街を歩いている子供達をできるだけチェックしております(端から見ると結構怪しい奴と思われているかもしれませんが)。

ただ、どうしても困ることがでてくるんですね。
小学校なのに制服とかを用意しているところがあるんですね。で、おまけに髪型も決めているのか、女の子は須らく後ろで二つに束ねているんです。
はっきり言って、区別つきません
いや、もちろん先生や家族には区別つくんでしょうけれど、第三者たる川の果てにしてみると、何か同じようなのが列組んで歩いているようにしか見えない。
すごい没個性。そしてすごく危険。
仮に彼女達の誰かの目撃情報を求められたとします。私は仮に見ていたとしても、自信を持って「彼女が●×の近くを歩いているのを見ました」と言えるのか。多分言えないと思います。
だからといって、一々名札まで確認することはさすがにできません。
「似たような子なら、でもこの学校の子供全部似てるし…。よく分からないです」みたいな曖昧な答えになるんじゃないかと思います。

もちろん、規律とかは大切です。
でも、個性をことごとく奪うのは危険だと思います。
普通の人から見ても区別がつかないんです。「あの中の一人くらい…」なんて考える人間が出てくることは決してありえないことではないと思います。

バロンドール

2005-11-29 17:42:03 | サッカー
やはりこの人でしたか。
【ロンドン28日時事】フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」制定の2005年欧州年間最優秀選手(バロンドール)に、スペイン1部リーグのバルセロナに所属するブラジル代表MFロナウジーニョが28日、初選出された。昨季バルセロナの6季ぶりリーグ優勝の原動力になったことが評価された。ブラジル人の受賞は02年のロナウド(レアル・マドリード)以来。(時事通信)

まあ、バルサでリーグ優勝しましたし、コンフェデにも出るなど、年間通じて注目を浴びる存在となっていましたから、妥当といえるでしょう。
あるいはジェラード(リヴァプール)なのかなとも思いましたが、3位でしたか。やはり一試合(CL決勝)獅子奮迅の活躍をしただけで受賞できるほどのものではなかったということでしょう。
ランパードの2位は納得できるも、やや意外な感じ。コンスタントに活躍しつづけたことと、モウリーニョの激賞が響きましたかね。あとはアブラモヴィッチ・チェルシーの象徴になりつつあるという宣伝効果もあるでしょうか。

まあ、ロナウジーニョのことはひとまず置いておいて(受賞者なのに?)、2位3位の2人について。
以前ちょこっと触れましたが、来年のイングランドはこの二人の使い方がキーになると思います。両者共に世界最高クラスのMFになりましたが、共に攻撃的性格が強く、またコンダクターというタイプでもないので、中央に二人並べるのは縦横いずれであっても、やや前かがりなるのではという印象があります。
したがって、エリクソンがジェラードを左で使ってみたのは全く頷ける話ですが、これが今ひとつ機能しない。リヴァプールでは右で機能しているジェラードですがこの位置に置くとベッカムやライト=フィリップスがどうなるのかということになりそう。ジェラードを右に置いてベッカムを中に置くのはほぼ論外です。
1トップにして誰か守備的なのを後ろに置き、ジェラード・ランパードを並べるというのも一興ですが、1トップ向きのFWがいません。オーウェンはそういうタイプではないですし、ルーニーも2トップが向いている。
非常に微妙です。
ま、逆にここさえ何とかなればイングランドは結構いくと思うんですよ。守備陣は安定していますし(GKだけやや微妙ですが)、セットプレーという武器もありますし。何となく世界的評価の下がったオーウェンが02年のロナウドのように復活するのではないかとも思えますし。
どちらか(多分ジェラード)が著しく調子を落とすか、負傷でもするのが一番いいのかも、というと不謹慎ですか。

ロナウジーニョについては、まだ若いし、今やファンタジーの象徴ともなっている存在ですから、今後も受賞回数を増やすのではないかと思います。ま、正直貢献度ではほとんど負けないデコが完全に忘れられているのが気の毒といえば気の毒と思うのですが。
しかし、ブラジルもブラジルであれだけクラッキがいて、どう使うのでしょうか。
個人的にはロビーニョがスーパーサブになるのでは思っていますが。