川の果ての更に果てに

Svensk,Danmark,Norges,Suomen応援ブログ

人種差別チャント

2005-11-28 20:27:35 | 日々のニュース
イタリア・セリエAのインテル-メッシーナ戦でインテルサポーターがメッシーナのマルク=ゾロに対して人種差別的チャント(猿の鳴き声の真似)を受けたそうです。
激怒したゾロは後半途中でピッチを去ろうとしたそうですが、チームメイトに加えてアドリアーノ、マルティンスといったインテル選手からも説得を受け、最後までピッチにいたそうです。

人種差別的な行動はたまに見かけることがあります。バルサのエトーはいつもやられてますし、アンリも人種差別を撲滅する運動に参加していたりしています。少し前にはトテナムのエジプト代表FWミドもやられていたそうです。彼の場合はエジプト人ということで「おまえの母ちゃんテロリスト」みたいな感じのものだったらしく、人種とまでは言いがたいのかもしれませんが。
ただ、今回ちょっと特殊に見えるのは、この試合がメッシーナのホームで行われていたことですね。試合開始の時からやっていたという話ですし、インテルサポーターはわざわざイタリア南端までゾロに差別的態度を取りに行ったわけです。
随分とお暇なようで結構なことです。といいますか、本当に暇なんでしょうね。きっと自分の能力の無さゆえに失業していて、その鬱憤を晴らすためにわざわざ黒人選手に批判をしているんでしょう。こんなサポーターを抱えてしまったインテルも気の毒といえば気の毒です。もちろん、きっちり管理していない点に問題はありますが。

まあ、失業とかしていたりしてる連中、不遇な連中に差別主義者が多いことからも分かるように、彼らは基本的にお馬鹿さんです。これは罵倒とかそういうのではなく、客観的に評価してのお馬鹿さんという意味。
もちろん、自分が相手より優れていると思い込む場合はあります。
ただ、本当に自分が優れている場合は一々相手を貶めたりはしないでしょう(無能な人間に無能という評価を下すことはありえるでしょうけれど。これはサッカーでもある話で、凡ミスばかりしている選手にはブーイングすればいい)。また、自己が優れていることを誇示したいなら相手をけなすのではなく自分を持ち上げるはずです。「俺は選ばれた人間なんだよ」って感じで。鼻につきますが、実際にいるそうです(こういうナルシストも俺は特別という意味では一応差別主義者とは言えるのでしょうが)。
だから、俺達は偉いんだと言わずに、「黒人は生意気だ」とか「女の癖に」とか「外国人は…」と言うのは、劣等感の表れなんですよね。

モンキーチャントも同じで要は劣等感の表れ。
白人が偉いと思うなら、白人選手にパスが渡る度に拍手をすればいい。それならほとんど文句もでないし、チームが処分を受けることもないわけですからね。
ですから、それすらできない負け犬の遠吠えに等しいものには正直耳を貸す必要などないだろうと思います。が、そういうのが狂犬みたいに噛み付いてくれことがあるのも多々(憎悪犯罪とかヘイトクライムとか)。もうどうしようもありません。

真の馬鹿を治す薬はない、ということでしょうかね。

話を戻して、これでまたインテルは罰としてしばらくサン・シーロで試合ができないかもしれませんね。CLの処分がようやく解けようというのに、運のないチームです。

西村議員逮捕

2005-11-28 14:49:25 | 日々のニュース
非弁活動を行っていたとして、民主党の西村眞吾議員が逮捕されました。
容疑は事務所での雇用関係もない人物の非弁行為を知りながら「西村真悟法律事務所」の名前を使わせ、交通事故の示談などの弁護士業務をさせたというもので、40件くらいの数にのぼるそうです。その見返りとして数千万円の報酬を受け取っていた疑いもあるそう。
西村容疑者は基本的に容疑を認めているそうです。「政治活動の資金になると思っていた」のだとか。
議員としての地位がどうなるかにも焦点が集まります。本人は民主党には離党届を提出したものの議員辞職までするつもりはないようです。一方の民主党は西村議員が比例代表で選出されたことを理由に辞職勧告をするつもりなのだとか。
西村氏がそれを受け入れるかどうかは知りませんが、小選挙区で僅差とはいえ落選しており、比例区で当選している経緯は無視すべきではないでしょう。当選した政党から離れる場合には辞職すべきとなるのが自然でしょうね。

タカ派として有名な人で、私も好きではないけど嫌いでもありません。こういう人が一人くらいいて、色々違う観点を示してくれるのは面白いですから。
ま、全員がこうなると自由な意見が制約されそうで嫌ですけど…
拉致被害者を中心に「排除したのではないか」と何やら陰謀説とかも出ていますけど、個人的にはそんな大したものではないと思います。
そもそもこの人小選挙区で落選する程度の支持しか受けていないわけですし。

まあ、とにかく反省すべきでしょう。
論文では日本人全体の金儲け主義を批判していながら、自身も「政治活動の資金」を漁っていたこと。また日本の心を語る一方で、自分の「心」に驕りや隙があったことを真摯にね。
崇高な日本を目指すということはそんな程度か、と思われかねませんし。
私は思ってますけど。
結論
人は思想や地位にかかわらず、不正をする点で共通すること。また、他人の不正にはうるさいくせに自分の不正には気付かないこと。
皆さん気をつけましょうね。天に唾しないようにね。
私も気をつけますよ。不正できる権限がそもそもないですけど。

NFL・Week12

2005-11-28 10:53:10 | NFL
ここしばらく、シカゴ・ベアーズ応援コーナーなのかというくらいベアーズばかりですが、今回もベアーズ。
相変わらずのロースコアですがバックスにも勝ちました。
「守りあいでは負けないやい。イェイイェイ」とか叫んでるかもしれません。
まあ、相手が29ヤードのFGを外してくれたりとかなりツイていますし、唯一のTDは相手QBシムズが自陣深くでファンブルロストして得たものをつなげただけ。ベアーズ強いなあというよりは、相手ダメだなあという印象の方が強くなってしまうのが不思議です。
でも素敵です。

シーホークスがOTの末にNYジャイアンツに勝ちましたので彼らが9勝2敗、8勝3敗のベアーズはNFCではパンサーズと並んでの2位。ただ、パンサーズよりは上に扱われるはず。
というのも、NFLプレーオフの仕組みはまず勝率で上位チームが優遇される。これは当然ですが、試合数が16しかないので並ぶことが多々。で、その場合どうなるかを実ははっきりと覚えていないのですが、まずは当該対決だったはず(次は同地区対決の勝率で、以降共通対戦相手との成績など、いろいろあったような?)。
パンサーズとは先週白黒はっきりつけましたので(すごく偉そう)、彼らよりは上ということになります。同地区対決でも現時点でベアーズは一つも落としていないので(バイキングズがようやく盛り返してきたとはいえ、北のチームが総じて不振というのも大きいです)、これでも上に行けます。

2位と3位とでは、シーズン終了後に一試合の休みが与えられるか否かという点で大違いです(3~6位のチームはワイルドカード・プレーオフを戦わねばなりませんが、1、2位のチームは免除)。日本野球のパのPOの時には試合勘がどうこうとか言われましたが、NFLの場合はとにかく休める方が有利です。
このままのペースで行けば、その2位に入れる可能性も大です。
仮に2位に入ったとしましても、どこも「運が良かっただけ。ベアーズは強くないさ」と思っているでしょうから、ノーマークでスルスルと…。パンサーズとは守りあいで勝てることを証明しましたし、シーホークス相手でもとにかく守りあい。
そううまくは行かないかなぁ、やっぱり。

ま、ともかくベアーズは勝ち続けること。その点でキーになりそうなのが同地区対決として2つ残っているパッカーズ。特に寒いランボーフィールドでの試合は困難なものになりそうです。ソルジャーフィールドも寒いけど…
パッカーズはオーウェンズを出場停止にしたイーグルスにサクッとやられています。とりあえずできるだけ不調のままベアーズ戦まで来てくれい。
まあ、願望は他所に置いておくとしまして、パッカーズ相手の展望。勝てそうな印象は大いにあります。寒冷地での戦いではパスよりラン。攻撃より守備。ナンパな要素は一切許されず、ガチガチの硬派でなければなりません。
その点、パッカーズはエースのグリーンがお休み中です。代わりのGado(発音不明)はたまに走ってもいますが、平均を見ると大した数字ではありませんから、RBではベアーズが上でしょう。守備はもちろんベアーズが上。
もちろんペーペーでトホホなオートンと殿堂入り確実のファーブというQB対決ではお話になりませんが、走る・守るという寒冷地に必要な二大要素を備えていますので、2勝も不可能ではないでしょう。

贔屓チームのジャガーズはカーディナルズを無難に下しています。
が、スタッツを見ていると…、QBがギャラードに。レフトウィッチは故障したのか? 少々のケガでへこたれないあのレフトウィッチが?
というか、ギャラード。投げないけど、走るね。
ワイルドカードでのPOは望めるかと思っていましたが、レフトウィッチの状況如何ではそれも厳しいかもしれません。

他、検索でひっかかるよう結果だけ羅列。
ファルコンズはライオンズに勝利。ライオンズはいいところなし。
ブロンコズはカウボーイズとの接戦を制しています。コルツ連勝のかげできっちり2位をキープ。
タイタンズ-49ersの不調同士の対決は前者に軍配。
まだ1勝のテキサンズ、2勝目は遠く、ラムズにOTの末敗戦。カーは投げるも守れずです。
ベンガルズはレイヴンズを粉砕。34-0からレイヴンズはよく盛り返したけど。
パンサーズはビルズと渋い守りあいの末勝利。
レッドスキンズはチャージャーズに敗戦。ベアーズに勝っている要注意チームでしたが、これで6敗目ですし、どうやら浮いてくることはなさそう。
バイキングズはブラウンズに勝利。これでバイキングズも6-5ですからベアーズ油断はできません。というか、ここが序盤絶不調だったのがベアーズにはとってもラッキーでした。
チーフスはペイトリオッツに勝利。ペイトリオッツも同地区チームが不振なので地区優勝はできそうですが、3連覇を望めるような状態ではないですね。
ドルフィンズはレイダースに勝利。ファンでなければどうでもいいか。

週末のサッカー

2005-11-28 09:43:25 | サッカー
目が覚めたら、朝9時でした。サッカーもNFLも大半が終わっています。
結果だけ見ながら適当に。
レアル・マドリーとラ・レアルの試合、要はルシェンブルゴの進退がかかっていたとされる試合は2-2のドローでした。観ていないのでどういう試合だったかは分かりませんが、2-0の展開から後半42分、43分とたてつづけにゴールを挙げて何とかドローに持ち込んだ結果だけを見る限り、ルシェンブルゴは選手達には信頼されているのかな。あるいは主力が何人も欠場した中、残された選手が意地を見せたというところでしょうか。
この結果だとどうなるんですかねぇ。クビかな。分からないなぁ。でも、クビにしても次の人がいるのかな?

バルサはホームでラシンに快勝。シウビーニョとかジュリがバックアッパーにいるあたり、本当に選手層が厚いですね。来年頭アフリカ選手権でエトーがしばらくカメルーンに帰るそうですが(結局、W杯予選の最終節のPKをめぐる議論はウォメが悪いということで決着がついたのでしょうか?)、それでもラーション、エスケーロ、メッシがいるわけで大きなマイナスにはならないでしょう。

まあ、個人的にはオサスナとセビージャの奮闘を今後も期待したいころ。セビージャは攻撃志向のスペインにあってまだ6点しか失ってません(点も13点しか取ってませんが)。失点率は0.5を切っています。
次々節はバルサ戦ですが、堅守が通用するでしょうか? カウンターからサビオラがリベンジのゴール(彼の扱いを見ていると恩返しとは言いづらい)とかで勝利、なんて期待してみたい。
ウィガンはアーセナルに続いて、トテナムにも負けました。
次以降アウェーでリヴァプール、ユナイテッド、チェルシーですので5連敗が濃厚になってきました。相手を見る限りは仕方ないですけど、連敗でチーム内が動揺しないかが不安。年明け以降は楽な相手が続きますので、とにかく今は耐えるしかないでしょう。

イタリアは異常なペースで点を取り続けているトニの存在が非常に気になります。好調過ぎる時に、大きなケガをするということが往々にしてありますが、果たしてどこまで記録を伸ばすことができるのでしょうか?