昨年、ある札幌の23歳の看護師が自殺したそうです。
その家族が、
「自殺の原因は、長時間労働によるうつ状態」
だったとして、労災の手続きを進めたようです。
労災認定となった場合、国がその家族にお金を払うわけですが、
今回はこの労災死亡の問題から、別の問題に展開していったため、
大きく報道されています。
労働認定のために、
お役所は、この医療機関の『長時間労働』の実態を調べなくてはいけません。
すると、うつ状態の原因になるほどの長時間といえるか否かは別としても、
実際に時間外労働があったことが発覚。
当然、亡くなった方以外も時間外労働をしていたこともわかり、
かつ、
いわゆる残業代や深夜手当などの『割増賃金』が支払われていないこともわかったのです。
割増賃金の対象者と金額は、
過去2年間(時効が2年だから!)で、
なんと、700人超、数億円!
報道によると、
既に、監督署はこの医療機関に是正勧告をしているようです。
是正勧告なので、
「すぐに全部払いなさい!」というわけでは無いと受け取れますが、
従業員の数億円の権利はどう処理されていくのでしょうか。
日本中の事業主は、
こういう問題を他人事と思わずに、もう腹をくくって法律を受け入れないとダメな時代だと思います。
残業や深夜労働をさせないか、割増賃金を払うか、どちらかで解決です。
でも、亡くなった方やそのご家族の苦しみややりきれなさは、
その医療機関が悪いとか、お金がどうとか、法律がどうだとか、そんなことでは解決できない次元です。
だって、死んじゃったんですから…。
その家族が、
「自殺の原因は、長時間労働によるうつ状態」
だったとして、労災の手続きを進めたようです。
労災認定となった場合、国がその家族にお金を払うわけですが、
今回はこの労災死亡の問題から、別の問題に展開していったため、
大きく報道されています。
労働認定のために、
お役所は、この医療機関の『長時間労働』の実態を調べなくてはいけません。
すると、うつ状態の原因になるほどの長時間といえるか否かは別としても、
実際に時間外労働があったことが発覚。
当然、亡くなった方以外も時間外労働をしていたこともわかり、
かつ、
いわゆる残業代や深夜手当などの『割増賃金』が支払われていないこともわかったのです。
割増賃金の対象者と金額は、
過去2年間(時効が2年だから!)で、
なんと、700人超、数億円!
報道によると、
既に、監督署はこの医療機関に是正勧告をしているようです。
是正勧告なので、
「すぐに全部払いなさい!」というわけでは無いと受け取れますが、
従業員の数億円の権利はどう処理されていくのでしょうか。
日本中の事業主は、
こういう問題を他人事と思わずに、もう腹をくくって法律を受け入れないとダメな時代だと思います。
残業や深夜労働をさせないか、割増賃金を払うか、どちらかで解決です。
でも、亡くなった方やそのご家族の苦しみややりきれなさは、
その医療機関が悪いとか、お金がどうとか、法律がどうだとか、そんなことでは解決できない次元です。
だって、死んじゃったんですから…。