六皿目 グルメとは?Part3
part3です。
グルメとはpart2を書いた直後ですがpart3です。
追加情報がいくつかあったのでpart3です。
まず個人の食の程度を表わす言葉の中のフリアンについてですが、
>4.フリアン(friand)=食道楽・美食好み・甘党
前回はこのように書きましたが他にも
フリアン(friand)=甘い物・素晴らしい味のという意味もあり、ますます混乱です。
そしてpart2でコメントをいただいていましたフリアンディーズについてですが
意味を調べてみましたら
フリアンディーズ(friandise)=甘い菓子の類
と、なっていました。 甘い菓子の『類(たぐい)』。
この『類(たぐい)』が曲者です。
曲者だと思いませんか?
思わない・・? そうですか・・残念です。
(気を取り直して)なぜなら、お菓子やさんに行って
フリアンディーズというと『焼き菓子』で、
しかも『四角い』ものを想像してしまいませんか?
恐らくそれは日本人だけだと思うんです。
固定観念っていうものでしょうか。
日本人は西洋の文化がいろんなルートで入ってきたため少々食べ物に限らず
外国(主に欧米)から入ってきた物の名称に誤解と言うか混乱があると思うんです。
またいつかしっかり書きたいと思っていますが、
たとえばアメリカからの『ピザ』とイタリアからの『ピッツァ』の違い。
アメリカからの『クッキー』とフランスからの『サブレ』とイギリスからの『ビスケット』の違い。
等々。。
ともあれ、フリアンディーズは甘い物とか美味しいものと捉えればいいんではないでしょうか。
他にも『美味しいものを少量だけ嗜む人』という意味もあるみたいでとても幅広い意味をもつ面白い言葉です。
願わくばコメントをくださった方も、美味しいものを『少量』だけ嗜む人であって欲しいですね(笑)
ただし、現代ではあまり使われていない言葉だそうで、
かのブリア・サヴァランはフリアンディーズはグルマンディーズの変種であると言っています。
そして最後にpart2でわたしを混乱させてくれた『ガストロノム』ですが、やっと本質にたどり着けました!
以下に紹介させていただきます!(調べてみるものです!感動です!)
ジョセフ・ベルシュー(1765年~1839年)
詩人・弁護士
1801年「ガストロノミー(gastoronomie)」という詩を発表
ギリシア語の(gastoronomie=gastros(胃)+nomos(規則))から
ガストロノミーという言葉をつくりだした。
食文学史上偉大な足跡を残しているが、自身は特に美食家でも
食い道楽でもなかったらしい。
では、また
広島ブログ参加しています。
クリックしてもらえると励みになります。