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わかりやすい文章を書くためにも質問力が大事だった

2021-11-06 12:00:00 | 21期生のブログリレー

16期生の大石泰弘です。

稼げるコンサルタントになるには質問力の強化が必要だという話を2回書きました。
今回もその路線で行きます。
読み手の質問に答えるように文章を構成すると、主張したいことがわかりやすく伝わるというお話です。

読み手にとってわかりやすい文章の書き方ってどうだっただろうと思う機会があり、数年前に読んだっきりの
「考える技術・書く技術」バーバラ・ミント著 ダイヤモンド社発行、という本を読み返しました。
すでに読まれた方も多いと思います。

「第3章 ピラミッド構造はどうやって作るのか」の「トップダウン型アプローチ」の節で、
文章を書き始める前の準備として、以下の作業をしろと言っています。書き手がどのような「疑問」に答えようと
しているのかを正しく確実に認識するための作業です。
1,箱をひとつ描き、主題を書きなさい。
2.「疑問」を書きなさい。
3.「答え」を書きなさい。
4.「状況」を明確にしなさい。
5.「複雑化」へと発展させなさい。
6.「疑問」と「答え」を再チェックしなさい。

ステップ2.で「疑問」という言葉がでてきてびっくりしました。この一連の作業自体も忘れていました。
ステップ2について以下のように説明されています。「読み手を思い浮かべてください。あなたの読み手は
いったい誰であるのか、そしてこの文章を完成した時に、「主題」について読み手のどんな疑問に答えていれば
よいのか?その「疑問」を実際に書きとめてください。まだ疑問がはっきりしていなければ、ステップ4に進みなさい。」

こんな準備作業、してきませんでした。実際にやってみると、主張したいことはわかっていても、それを聞いてくれる人の
疑問がなかなかつくれません。的確な疑問をつくる力も質問力だなと思った次第です。

このブログについて、後付けで考えてみました。
主題:ビジネス文章の書き方
疑問:読み手は稼ぎたい中小企業診断士。どうすれば読み手にわかりやすいビジネス文章を書けるか
答え:文章を書き始める前に1~6のステップを実行する

答えを納得するためにはもっといろいろな疑問に答えなければならないでしょうが、ここでは省略します。
関心のある方は、この本を読んでみてください。(と書くと、答えは「この本を読む」になってしまった。)

以上

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (佐々木桃太郎)
2021-11-06 12:29:10
ビジネスと同様に、顧客(読み手)のニーズに応える観点を忘れてはいけないということですね。
勉強になりました。
Unknown (たけい)
2021-11-08 08:12:02
「書く」を学ぶほど、「書く」の奥深さ、難しさを実感しています。
さっそく、本は図書館で借りてみようと思い、ポチっとしました(笑)

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