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社会の仕事の多様性を知ること

2022-04-01 12:00:00 | 21期生のブログリレー
こんにちは。
19期生の野江です。
桜も満開となりコロナ禍での3回目の花見の時期となりましたね。
 
新型コロナウイルス感染症に対する政府等の対応に「?」のところも多々ありますが
そこは今回は脇に置き、天災か人災かに寄らず事業者が急速な環境変化に対応出来ず苦しい状況にあるのは事実であり
私も認定経営革新等支援機関として「一時支援金」「月次支援金」「事業復活支援金」の事前確認を通して社会貢献の一助となるべく活動してきました。
はじめは有償も考えていましたが、私の他の業務等の都合もあり最低限の確認しか出来そうもないため、WEB限定で無償で確認のみを行うこととしました。
社会貢献と考えて何気なく始めたことですが、やってみてよかったことがあります。
それは社会にはこんなにも幅広い仕事があるのだと改めて感じたことです。
 
ところで、今月は毎年行われている第一生命の小学生・中学生・高校生の「大人になったらなりたいもの」調査結果が発表されました。
https://www.dai-ichi-life.co.jp/company/news/pdf/2021_072.pdf
その結果として、高校生でも
男子1位 会社員
男子2位 公務員
男子3位 ITエンジニア/プログラマー
女子1位 会社員
女子2位 公務員
女子3位 看護師
となっています。
「 ITエンジニア/プログラマー」「看護師」やその下位にランクインしている
「ゲームクリエイター」「鉄道の運転士」「教師」「美容師」「薬剤師」等々の多く職業が
そもそも「会社員」「公務員」「団体職員」であったり「個人事業主」となることを考えれば
この調査方法に疑問があることは他でもよく指摘されているので置いておきます。
ここでは、そもそも選択肢の幅についての十分な理解について考えてみたいと思います。
 
我々が考える「なりたい職業」とはどのようなものがあるでしょうか?
職業と言っても「業種」と「職種」に分解できるかと思います。
さらに、雇われ方(「役員」「会社員」「公務員」「個人事業主」等)もあるかもしれません。
ここにどれだけの種類があるか想像できますでしょうか。
特に初めて職業選択をする大学4年生や高校3年生等はどれだけ社会について知っているでしょうか。
 
働き始めてからは色々な人と出会うのである程度幅があるかもしれません。
私もそう思っていました。
しかし、今回支援金の事前確認を行うことで改めて社会の職業の幅の広さについて思い知らされました。
個人情報でもあるので具体的なことは書けませんが、少なくともこの日本ではやりたいと思ったことはほとんど職業にできるのではないかと思うくらいです。
 
聞いたことの無いマイナースポーツの選手、メジャーではないジャンルのミュージシャン、
マイナー言語の通訳、特殊な服飾、聞いたことない業態の飲食店、そして普通は会社員の仕事の業務委託…
そしてこれらの方々はさらに多角的な収益の得方を持っています。
私は世の中の見方を広げられただけでこの仕事をやって良かったと思います。
 
子どもだけでなく、社会の仕事の多様性を知っている人はどれだけいるでしょうか。
今の社会では、社会に必要なことであればどんなことでも職業にできるのでは、と思います。
収益の立て方は考える必要がありますが、WEBを使えればマーケットは全世界です。
ところが、子供たちはそれを知る機会は多くありません。
私もそうでした。
「親の職業」「アルバイトの仕事」「大学の専門で行くメジャーな職種」
以外は頭にありませんでした。
どうにかしてこうした状況を打破したいと思い活動していますが、まだまだ時間が必要と感じます。
 
今後も継続的に将来の職業の課題について取り組んでいきたいと思います。
 

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3 コメント

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Unknown (佐々木桃太郎)
2022-04-01 20:48:36
昔の自分を振り返ってみましたが、「なりたい職業」業種も職種もこだわりがなかったのだと思います。ただ、以下のような考えを持っていたと記憶しています。
①子供の頃
特になりたい職業などは無かった気がします。
②学生時代
サラリーマンにはなりたくない、自分で仕事をしたい、と考えていました。就活はしませんでした。
③社会人(20代前半~30歳)
賃金条件の良い仕事に就きたいと考えていて、フリータとして数年間年364日働いたのちに、低学歴には考えられない好条件の企業に就職しました。
④社会人(30代の頃)
実際に独立して、当初は儲けることと、儲けたお金で楽しい時間を過ごすことを目的としていました。
⑤社会人(40歳~)
儲けたい気持ちや楽しい生活をしたい気持ちは変わらず持っていますが、人の役に立つことをしたい気持ちや、お世話になった方へ恩を返したい気持ちなど考えに変化がおきました。

私は、なりたい職業はなかったのですが、なりたい生活スタイル像みたいなものがあったので、職業はあくまで、その生活を手にれるための手段の一つとしか考えていなかった気もします。
Unknown (山﨑 肇)
2022-04-02 04:38:40
仕事に関しての価値観も人さまざまですね。多様な働き方のできる現在の日本は恵まれているのかも知れません。桃太郎さんのコメントもブログ本体ほどあって読みごたえがありました。「なりたい生活スタイル像」もありと思いました。
Unknown (廣瀬達也(19期))
2022-04-03 06:24:11
子供の頃になりかったった職業は「本屋さん」でした。大学で就職活動を始めるとき(当時はまだシューカツなる単語はなかった…)、「どの会社に行こうか」と考えた始めた自分に「あれ、オレはカイシャインになることが前提になってるよ…。なんだか夢がないな」とちょっと自分にガッカリした記憶があります。そして、軽いガッカリ感をもちつつそのまま就職活動をして今もカイシャインです。

野江さんが言われるように当時の僕自身も(今も)そもそも世の中にどんな仕事があるか知らなかったです。「人は自分が知っている範囲でしかイメージできない。若いころから世の中にどんな仕事があるのかできるだけ知っておくことが必要だ」と、2000年代初旬に発刊された村上龍著「13歳のハローワーク」を読んで改めて痛感しました。そして、その新版が出た2010年、これは子供に読んでもらわないと…と、(僕に子供はいないので)当時中学生だった姪っ子に「新13歳のハローワーク」をプレゼントしました。その本をどこまで読んだのかどうか分かりませんが…。姪っ子は今、建築家になるべく大学で建築を学んでいます。

▼新13歳のハローワーク
https://www.amazon.co.jp/dp/4344018028

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