もったいないけどやらない事

「もったいない」が口癖の私がやらない事の一つに、野菜の皮だけを使った料理があります。

野菜の皮と身との間に栄養素がたっぷりとあるという事は、親からも学校の家庭科の授業でも教えてもらっています。

では、何故皮を使わないのか。

もちろん、見栄えや食感・味の染み込みを良くするためでもあると思います。

レストランや料亭などでは、味だけでなく、見栄えや食感も料理の重要な事だと思います。

一方、青春時代が戦争の真っただ中で食べ物がない時代に育った親をもつ私の子供の頃、にんじんでも大根でも皮ごと煮炊きしていて、幼い頃、野菜の皮は固くて嫌だというと、母から「食べ物を粗末にするな・そこに栄養が沢山あるのだから」と叱られた事もあります。

そんな母が、ある時から野菜の皮を剥いて使うようになりました。

何故野菜の皮を剥いて使うようになったのか。

そこには残留農薬の心配があります。

私もそれに習っています。



一番栄養のある部分に農薬がたまるという。。

なんともいえませんね。


もったいないからといって、野菜の皮だけを料理する時には、その野菜がどんな育てられ方をしているかも知って料理したほうがいいと思います。

本当にもったいないと思うなら、皮ごと料理に使うと良いと思います（ただし、残留農薬の事も頭に入れて）。