さぶすぎる・・・!
やっぱり2月は寒い。
とはいいながら。
今はちょっといい気もちで。
というのも。
今夜は高輪台でアイウィルビーの会があったのだけど、
レクチャーの後の親睦会で「獺祭(だっさい)」が
振舞われたから。おいしかったー。
でもまさかここで飲めるとは。
あ、これは日本酒です。
山口県の銘酒です。
獺(カワウソ)の祭りと書いて「だっさい」と読む。
さて遅ればせながら文楽第二部へ。
演目は3つ。
そのうち簑助師匠が出るラストの演目が
なんと「関取千両幟」。
そう、相撲取りの物語。
ワタシ的に超タイムリーでめちゃくちゃよろこぶ。
今回の簑助師匠は力士の女房「おとわ」役。
圧巻であった。
もう何なんだろう。
強いていうならば、空間を制するのだ。
暖簾とのからみなんてすばらしかった。
からみというか、舞台中央奥にある暖簾をくぐって
退場するシーンなのだけど、後ろ姿だけで見事にみせるのだ。
そしてそして、のれんをくぐるとき。
そのときに、ほんのちょっと簑助おとわは
小首をかしげるのだけど、凄まじい吸引力で。
なんと美しい。
「ああして暖簾をくぐるのね」
「ねえ・・・・」
ため息まじりに感想を云い合ったのだが、
同行したみなさんが同じところを見ていたという。
それと面白かったのは、
後半に三味線による櫓太鼓の曲弾きという
かなり珍しいご趣向があったこと。
三味線弾きがふたりだけで演奏し、その間
ばちを投げたり、三味線の上を転がしたりと
アクロバティックな要素をふんだんに入れて魅せていくのだ。
少しばかり我の強さを感じる演奏ではあったにせよ、
その取組みへのふたりの情熱と息遣いは
お客の心に十分に訴えてくるものだった。
終演後は楽屋見舞へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/a7/4ab22859372916cef5d85c27ddf00821.jpg)
おとわを遣ってくださった。
壁際に立てかけられているときは人形なのに
簑助師匠の手が入ると、おとわに生気が入る。
見た目は人形なのだけど、存在が物じゃないというか。
唐桟縞の衣装が非常におしゃれだった。
告知も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/11/26860bd42811fce62ca2658c76c3ee8d.jpg)
やびや童庵 米原新三さんを囲む会
2月22日(金)14時~ お茶・お菓子、お土産つき♪
会場:秋櫻舎 参加費:3150円
会の詳細はこちら
まだ大丈夫です。
お時間の都合のつく方は遊びにいらしてください。
お八つはパークハイアットのシュークリーム
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart.gif)
朝に買いに行かないと売り切れちゃうという
大人気のケーキです。
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