今日の秋櫻写

こちら新宿都庁前 秋櫻舎

松田のマヨネーズ

2012年07月02日 21時34分52秒 | きもの
7月になっちゃったけど!
6月の写真をドドっと。

まずは埼玉。
6月15日(金)。

ナチュラル系や高級系のマーケットでは
よく目にする「松田マヨネーズ」の製造元へ。



ここは、秋櫻舎でも何度も皆さまに
お出ししている大麻のマヨネーズを
作っているところでもある。



小規模で丁寧に、誠実に作っておられるのは
工場を見るだけでなく、主の松田さんの
ライフ・スタイルとお人柄からもよく分かる。

自分たちが食べるものは、共同の畑で作り、
それらはもちろん有機栽培で、種だって
品種改良されていない原種をつかうのだ。
だから松田さんの工場と自宅の周りには
じつにさまざまな植物が植わっていて、
ぱっと採って、調理して、
すぐにその日の食卓に並んでしまう。



上からホースラディッシュ(よくステーキなんかの
横に添えられている辛い香味野菜)、
三つ葉、栗の花。

田んぼもある。

米の場合は農薬を使わないとなると、
害虫はどうするのか。



鴨を飼うのだ!
鴨は害虫をたべるという自然界の
生態ピラミッドを利用するわけ。

まだひよこの鴨たちがスイスイ泳いでいた。
かと思うと、いきなり猛スピードになって競争したりして
とにかくよく遊ぶ。

ちなみに蛍光ピンクやイエローの糸が張ってあるのは
カラスの侵入をふせぐため。
カラスは鴨をどんどん食べていくのだそうだ。
でも驚くべきは、糸をあんなに張っていても、
まだ鴨がやられるという事実。
カラスは手をもってるのか。




小屋の中にもまだ戦力がいっぱい。




それからこれも。
お醤油だって自家製だ。




これが松田さん。
非常に非常に穏やかな方で、
姐さんとひそかにソクラテスと呼ばせていただいていた。
だって彫が深くて、慈しみ深い目をしていて、
ギリシャの哲学者のようなんだもの。




みんなで。
秋櫻舎の4人はまだ全員単を着ているな。


そんなわけで。
緑いっぱい、障害物ゼロの世界で
ほぼ終日過ごす。


ああ、きものの写真もどんどんアップせねば。





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