シウリさんは、今日は一日にのさかクリニックで過ごしました。
午前10時にクリニックに到着したのち、在宅ホスピスを紹介したテレビのビデオを見ました。その後、先生と共に午前中に2軒、在宅訪問に同行しました。
1軒目は、脳出血後いろいろな危機を乗り越え、現在妹さんのお宅で、妹さんの驚異的な支えでリハビリを続けている50台の女性です。意識不明の状態か ら、少しずつ意識が回復、少しずつ反応も出てきている方です。バングラデシュだったら、残念ながら助からなかっただろうと思われる患者さんです。
2軒目は、頚椎症からの両下肢のまひの男性。軽い認知症もあり、病気をまったく苦にしていません。奥さんが介護に当たっています。
シウリさんは、「奥さんも病気になったらどうなるの?」といった質問を投げかけていました。
またここで、老人ホームの話も出て、「バングラの人は、子供に面倒をみてほしいと考えている」という話が出ました。日本でも以前はそうだったし、今でもそう思っている人はおおいだろうけど・・・といった話になりました。
お昼の後、1時からにのさかクリニックでの健康教室に参加しました。シウリさんからの報告を、スライドを使って行ってもらいました。
ソーシャルワーカーの仕事は、「医療と村人をつなぐコミュニケーション」だといっていました。
午後の訪問は、別の女医さんに同行して、3軒回ったそうです。
疲れを心配しましたが、「どうしてみんな、そんなに疲れを心配するの?」といった様子だったようです。
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