花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

古神道入門 神ながらの伝統 5

2019年05月07日 19時00分18秒 | 祭祀と和の国

こんにちは。

今日は,前日に書かせて戴いた「古神道入門 神ながらの伝統 4」 の続き5を記事にしたいと思います。上の写真は,太古の昔より太陽信仰の祭祀場とされている室生寺の奥之院へと続く道であります。もう何年も前になりますが,はじめて室生寺に参拝させて頂いた際に,境内の建つ伽藍配置を知らずにウロウロと歩いていると知らず知らずに,どこまでも続く720段の石階段を登っていました。その720段の石階段をどこまでも上がって行くと奥之院へ辿り着きます。奥之院では,観世音菩薩の化身である中村さんと云う奉職者に会うことが出来たのですが,今は既に退職されているようです。多くの参拝者を癒やされて来られたと思います。

室生寺は,水の神さまと火の神さまもお祀りする太古から続く聖地です。

それでは,以下,古神道入門 神ながらの伝統より。小林美元 著

第7章 神ながらなる大道へ

争いを好まない産霊(むすび)の母性原理

古事記や日本書紀を読んでおりますと,争いがなかったとは書いておりません。正直に争い事もかいてあります。

しかし,その争いは邪悪な心をもったもの,邪悪な行いを行ったものに対する争いで,それを善に立ち返らせるという事柄が神話の内容になっています。縄文時代の遺骨から出てくる地下鉄の現場などを見ましても,ヤリや刀傷などは一つもありません。弥生時代になり初めて刀傷やヤリが突き刺さった白骨などがありますが,弥生以前の縄文時代にはそこまでの戦さ,争いというものはなかったと思われます。

争いを好まないすぐれた母性原理,すなわち和の結び=調和・平和の思想があったからです。

最近も,五,六千年前も昔の青森県三内丸山遺跡が発掘されましたが,ここにおいてもそういう血なまぐさいものが発見されていません。これは太古の人がいかに霊的に優れていたかということを表現しています。上古代の人達は「おてんとう様」に恥じない生き方をしようということで,お日様を毎日拝み,崇高な生活ぶりを繰り返していたからです。

かつてこの地上にはアトランティス大陸とムー大陸があったということですが,アトランティスの方は科学技術の非常に発達した文明圏で,ムー大陸は精神文明の発達した国であったと言われています。ところが,アトランティスとムーがある婚姻のもつれから戦が起こり,両方が現代の原子爆弾にも匹敵するような破壊爆弾を使ってどちらも没しました。

今から一万二千五百年前と言われていますが,最近,徳間書店から発売されたような本を見ますと,二千二十五年頃には,精神文明のムー大陸が再び浮上してくると,説いている学者,文化人がいます。近いうちに地球の地殻の大変動が起こって太平洋上にとつぜん大きな大陸が出現するということは無きにしもあらずと思います。

また,その時にはアメリカ大陸の大半,あるいは日本列島の海岸線も没する恐れもあるかもしれません。

しかし,新しい大陸ムーが浮上して来た場合,大きな国土が紀伊半島が伊豆半島につながれば日本の地続きになる。そして日本が二十一世紀の文明の中核になり,新しい環太平洋文化圏が営まれ,人々は恒久平和の楽園で暮らすことができるようになるかと想像もされます。いずれにしましても,未来がどうなるにしても,何も怖れることはありません。

この太陽と月と星,この三つの光はすべての生命を生成化育し,発展せしめるための光です。お日様の光,月の光によって起こる潮の満ち干きもそうですし,あらゆるものが太陽と月と星の光,音の波動によって生かされています。

この大自然,天然自然の働きを,我々人類が一層深く霊的に感受して,それをまたエネルギーの源泉として活用できる時代が訪れるのではないかと思います。

以上

毎日,このブログで和の仕組みについて書かせて戴いている,私にとっては大変嬉しく感じることが書かれています。争いは,新たな争いを産み出し。争いを争いによって終わらせた文明はありません。つまり,争いを以て争いを終わらせることが出来るのは,両者が滅びるまで争い戦い続けることです。そのような自分たちも滅びてしまう争いは愚の骨頂です。又,音霊「波動」についても書かれています。この世のありとあらゆる物質は,光と音「波動」で構成されていて,私たち,人間の身体も光と音のなのです。

途方もない超上古代の出来事です。科学者はビックバンと呼んでいます。

無から有を産み出し。その瞬間に光と音が出現しました。拝

  

毎日,クリック応援ありがとう御座います。

これからも,世界への発信ボタン3つクリック応援宜しくお願いします。 

太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。

又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。

わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。

心柱神社 心神とともに。花咲あさひ 拝


最新の画像もっと見る