花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

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観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

武蔵国一之宮 氷川神社の縄文信仰

2016年07月25日 04時40分01秒 | 感謝の心柱

こんにちは。ちょっと暑い日がこれから続きますので,雪景色で涼しんで行ってください。(写真は武蔵国一之宮 氷川神社です)                                                                        今日は,この武蔵国一之宮である氷川神社を記事にしたいと思います。(私もよく参拝させて戴く神社です)

実は,この武蔵国一之宮である氷川神社は埼玉県さいたま市大宮区高鼻町と云う場所に御鎮座されておりますが,なんと東京都を含む関東(旧武蔵国:別称は武州)埼玉県全域・神奈川県の一部を相当領域とした神社なのです。しかも,参道(氷川参道)は2kmにも及び境内地は3万坪を有するとてつもない広さを持つ神社であります。創建は2000年以上とされ,大宮区の大宮とは大いなる宮という由来があるとのことです。私はてっきり,東京の一之宮は明治神宮かと思っておりましたが埼玉県さいたま市の氷川神社でした。皆さんもよく御存知だと思いますが,パワースポットの生みの親でもある方が,こちら氷川神社の神池で神様から啓示を受け取った神社でも有名です。又,毎年の初詣参拝ランキングでは必ず全国10位以内に入ることでも知られ,正月の3日間で200万人を超える神社であります。どうやら縄文時代に大きな祭祀場が存在していて,その跡地に氷川神社を建てたようです。

今から3年くらい前だったと記憶しておりますが,新しい参集殿を建設する際に,発掘調査が長いことされておりました。この氷川神社の場所は,大宮大地の高台にあり,その高台の中でも鼻を突き出したような位置に御鎮座されているようです。このことから,高鼻町と云う名称が付けられました。縄文原始信仰が未だに残る数少ない重要な聖地(祭祀場)であります。

元々,縄文期には,神社の周辺一帯に大きな沼地があり,度重なる地殻変動で大地が地上に現れ盛り上がった場所ではないかと私は感じています。神社の近くには見沼と云う大きな沼が今でもあります。その大きな沼(見沼)が幾つかに分断されその一つが氷川神社境内にある神池です。その神池の真ん中には宗像大社の神様をお祀りしております。この神池には龍神さんが今でも住んでいて,毎朝,蛇の姿に変身し御本殿へ参拝されています。私も目撃しました。もちろん変身する瞬間を目撃した訳ではなく,朝の参拝を終えた蛇が御本殿の方から神池の宗像大社へ帰って行く様子を目撃したのです。しばらくその様子を観察していると,その蛇の姿に変身した龍神さんは宗像大社の下に身を隠しました。縄文人はもっとリアルに龍神さんの姿を観ていたのかもしれません。

ここ氷川神社は,中央構造線のフォッサマグナの線状に位置しているようで太古の昔から重要な聖地として大地のエネルギーを塞がないようにする目的と大きな沼の御眷属神である龍神さんをお祀りすると云う縄文原始信仰(古神道)の思想からこの場所にお宮を建てたのではないかと思います。神社にお祀りされている御祭神を考えると頷けることでもあります。特にここ最近,神社の気つまり波動が上昇しているように感じることが参拝するたびに肌で感じます。言葉で表現するのは難しいですが,以前よりも神域一帯が清らかになったと云うか空気が澄んでいると云うか心地よさが持続しているようです。きっと,大地からのエネルギーが噴出しているのかもしれません。逆に,大きな地震でもなければ良いなとお祈りしています。しかし,ここに縄文原始信仰の神髄があります。

奈良県の春日大社でも阪神淡路大震災の3日目前に大地のエナルギーが噴出していたと前宮司である葉室頼昭先生が生前の著書で書かれておりました。重要な神事の最中に焚火で燃えている木がピョンピョント跳ね上がっていて,その3日後に大地震が起きたらしいのです。その時,直感であの日の現象は大地のエナルギーが噴出していたんだと感じたらしいです。しかし,あれほどの大地震であったにもかかわらず春日大社の灯篭はひとつも倒壊することはなかったようです。つまり,事前に大地のエネルギーがアースされるようなカタチで地上に噴出してくれた御蔭で春日大社への被害は少なかったようです。万が一,神域を近代の人たちが都市計画などで塞いでいれば,大地のエネルギーが噴出できず,地下でエネルギーが溜まり続けていて一気に噴出していたことを考えると春日大社周辺も甚大な被害を被っていたに違いありません。昔の人は,直感でそれを知っていて絶対に塞いではいけない場所に樹木を植えて禁則の地(鎮守の森)としたのでしょう。そうです!これこそ縄文原始信仰そのものなのです!!

又,氷川神社は天皇家とのかかわりも深く,天皇陛下が毎年初めに執り行う宮中祭祀に「四方拝」と云う重要なお祀りが宮中にて行われておりますが,その四方拝にて天皇陛下が遥拝される神社の1社でもあるのです。ちなみに,四方拝で天皇陛下が遥拝される神社は「伊勢神宮内宮」「外宮」「上賀茂神社」「下鴨神社」「石清水八幡宮」「鹿島神宮」「香取神宮」そして「氷川神社」であります。(伊勢神宮以外,順不同)四方拝に登場するくらいの神社ですから,我が国,日本にとって重要な御役目を担われているのかもしれません。その事実は,明治天皇・昭和天皇・今上天皇の行幸でも見られ,明治天皇は2度,昭和天皇は皇太子時代と合わせて2度,そして,今上天皇におかれましては皇太子時代に1度,天皇に即位されてから皇后陛下と共に1度ご参拝されております。

やはり,この武蔵国一之宮である氷川神社も太古の昔から国津神である大地の神様をお祀りしてきた聖地であったと思います。特に,ここ最近の氷川神社は素晴らしい神気に満たされております。近隣にお越しの際は,参拝されると良いと思います。

上の御写真は,氷川神社境内です。(私が撮影したものではありません)氷川神社さんの公式HPよりお借りいたしました。

武蔵国一之宮 氷川神社 公式ホームページ:http://musashiichinomiya-hikawa.or.jp/


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