花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

狙われる私たちの郷土 ~美しきかな水の国~ 17

2018年02月02日 08時00分37秒 | 美しき水の国

こんにちは。上の画像は,室生川から一斉に飛び立つホタルです。針テラス情報館さんから借りて参りました。

ところで,東日本大震災から今年で8年目を迎えます。東日本大震災から数日が経過した頃,関東地区の一部では計画停電が実施され,さらに,民間の生活レベルでは水とガソリンなどの燃料が完全に供給できない事態になりました。つまり,コンビニやスーパーから水などの飲料水がなくなってしまったのです。特に困っていたのが,乳幼児を抱える親たちで,赤ちゃんにミルクが作れないと本当に困り果てていたようです。産学官連携して大規模災害時には買い物弱者を保護できる仕組みを構築するべきであります。

コンビニやスーパーなどでは,「水の買い溜めはやめて下さい」「1人2本まで!」と云った張り紙がされていました。しかし,人間の欲と云うものは凄いもので,我欲むき出しの家族は,家族総出で大量の水を買って行くそんな他人の事など気にもしない家族もおりました。ガソリンなどの燃料も同様で,燃料を求める人たちでガソリンスタンドの周辺は大渋滞でした。水の供給が停止されてしまうと食事や健康や衛生面に影響が出て来ます。既に世界は水と食料の争奪戦が始まっています。今後もますます激しくなって行きますから日本も出遅れ感は否めませんが,食料自給率の問題や農業の問題等,日本は対応策を講じて行かなければなりません。

私たちは,あの水不足から何を学んだのか?きっと問われる日が来ると感じています。 

今日の狙われる私たちの郷土~美しきかな水の国~17は「水の神への感謝参詣 室生龍穴神社 後編」です。

以下の記事は「2016.9.27」に掲載したものです。

こんにちは。さっそく,昨日の記事の続きを書かせて頂きたいと思います。拝殿で参拝をさせて頂いた後,いつもですとそのまま室生寺へと向かうか伊勢神宮へ向かいますが,今回は,拝殿の奥の本殿へも参拝させて頂きました。これまでも本殿へ参拝させて頂こうと思うのですが,実際に拝殿で参拝を終えると本殿まで行く足が止まり,なかなか参ることが出来ませんでした。畏れ多い事だからと云う気持ちが一番強いことが理由ですが,今回はその足が本殿へ向き,本殿瑞垣前で参拝させて頂くことが出来ました。

この本殿も凄いところです。本殿の前にも鳥居があるのですが,通常は本殿前の鳥居はくぐれません。鳥居の前に瑞垣がありますので立ち入ることが出来ないのです。例大祭の日や他の祭事の時などは解放されているかもしれませんが,普段は入ることは出来ません。私はこの本殿に参拝させて頂くことが限界ですが,室生龍穴神社さんの本当の奥宮は,龍穴神社さんから約800メートルほど入って行った場所にあります。吉祥龍穴と云う遥拝所です。その奥宮で1000年以上も前に,水神神事や雨乞いの儀式,そして龍神への祈りがそちらの奥宮で斎行されていた場所のようです。奥宮遥拝所で参拝をさせて頂くには,御神体である山に入山しなくてはなりませんから私は一生参拝できないと思います。それはそれとして拝殿と本殿で参拝させて頂けるだけで十分です。

ところで,龍穴神社の御神水と云えば,奥宮遥拝所の右側の巨大岩盤から流れる落ちる滝「招雨瀑:しょううばく」です。これを神道では磐座(いわくら)と云って,古墳時代あたりから信仰の対象とされてきました。つまり,この奥宮遥拝所一帯が超巨大の磐座であって,その超巨大の磐座の一部に龍神が出入りする為の龍穴があるのでお祀りしているのではないかと思います。磐座から御神水が湧き出ていると考えるのが古神道の基本的な思想であり,自然そのものを神として祀る原形がそこにあります。きっと,御水が湧き出ている源水はゼロ・ウォーターではないかと思います。数千年前に創建されている神社や寺院には超真水と呼ばれる御神水が湧き出る磐座が必ず存在し,その場所を大切にお祀りされているのです。先日の記事の貴船神社や出雲大神宮もそうです。

超巨大な磐座から湧き出る超真水が,滝から流れ落ち,小川をつくり,他の小川同士が合流して行く中で様々な成分を含んで行き,室生川を形成し室生の里で暮らす人々に恵みをもたらし,農業用水などにも活用され,収穫した穀物を私たちは美味しくいただくことが出来るのであります。その自然の仕組みを太古の人々は神として崇敬して来たのです。龍神は綺麗な水でなければ棲息することが出来ないので,万が一,開発行為などが進み,工事の手が入ると龍神さんは姿を消すかもしれません。そうならないようにして頂きたいと思います。そんなことを考えながら,次に向かったのがブログでも何度か紹介させて頂いている女人高野の室生寺です。拝


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を再び伝えて行きます。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝



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