花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

あの世の先祖が祈ること。 再掲載

2018年07月27日 04時33分48秒 | 祭祀と和の国

こんにちは。

以下の記事は,今年3月29日に掲載した過去記事です。

わたし達には,数え切れない程の祖先がおります。家系図を作成されている人でも過去の親戚一同を把握することは出来ないと思います。特に,女性は嫁いでしまいますから嫁ぎ先まで家系図に入れることはありません。こうなると一体,わたし達の祖先はどれくらい存在していたのでしょうか?その先端で生きているのが,私たち子孫であります。そうなると,自分の先祖に歴史上の有名人物の誰々がいるなんて話をしてもあまり意味がないようです。なぜならば,どの家系にもいるからです。こう言ったことを書かせて頂いている私にも歴史上の有名人物が祖先の中におりましたし,このブログをこうして読んで下さっている御方の中にも歴史上の有名人物が祖先の中に存在しております。このように考えますと,私たち子孫は共に共通した祖先を持つ者同士であります。

そして,お互いの家系を遡り共通した祖先に辿り着き,さらに遡りますと最終的には神さまに行き着く訳であります。したがいまして,私たちは明らかに神さまの子孫同士でありますから,やはり争いごとはするべきではありません。古神道では「同根思想」とも言います。この同根思想は人と人の関係性だけではなく,宗教間でも当てはめられて来ました。つまり,如何なる宗教も同じ根から生じたものであると云う解釈・結論です。元々は一つの宗教・信仰からさまざまな宗教・信仰形態が産まれたのであります。

したがいまして,元々は同じ根から生じた宗教同士が戦争や紛争をすること事態,実に愚かなことでもあるのです。きっと,宗教観の違いから生じる戦争や紛争が勃発するたびに,神さまは悲しんで居られます。人間界でも兄弟姉妹を子供に持つ親であれば,自分の子供たちがいつも争い合い,憎しみ合っている様子をあの世で見ているのですから,こんな辛く悲しいことはありません。兄弟姉妹がいる方であれば経験があると思いますが,子供の時,おもちゃの取り合い,見たいテレビのチャンネル争いをしていると親が怒ってすべてを取り上げられたなんて経験はないでしょうか。今はその本当に一歩手前まで来てしまっているように感じます。

親の願いは,いつの時代であっても同じであろうと思っています。健康に恵まれなくても経済的に困窮してても生きていてくれればそれだけで良いとあの世で私たちを見守ってくれているのです。しかし,生きている私たちは,そんなことを考えもしません。それどころか,あの世なんてないと言い切ってしまう人もいるくらいです。あの世があるなら証明して見せろと云うことなのでしょう。

それならば,あなたが生きていることを証明して見せて下さいと言ってもこれまた証明ができません。残念ながら,結局,人は自分自身を見ることが出来ないのです。鏡に映っている自分は本当の自分ではありません。鏡に反転している自分でありますから,人は誰であっても自分を見ることが出来ないのです。そんなとき,頼りになるのが第三者である他人であります。神道の考え方に,人は自分の鏡であると云う思想的なものが存在します。つまり,人の気になるところは自分に存在するからと云うものです。

たとえば,嫌なところが友人や知人にあるとそれは自分が持っているものだということです。人の振り見て我が振り直せと云うことわざもあるぐらいです。古事記の中の日本神話「天孫降臨」によると太陽神「天照太御神:アマテラスオホミカミ」の命を享け,地上の国「豊葦原中国:トヨアシハラノナカツクニ」を支配するため孫の「瓊瓊杵尊:ニニギノミコト」に授けた三つのものがあります。わたし達が良く知る三種の神器「八咫鏡」「八尺瓊勾玉」「草薙剣」であります。この三種の神器うち,現在の神社でも御神体として祀られているのが鏡であります。この意味は,とても意義のあることでさまざまな研究と解釈がされて来ています。

今日の記事を覚えていれば,明日以降に書かせて頂きます。

私たちの魂の親でもある神さまから,すべてを取り上げられないようにしなければなりません。

すべてを無くし失う時は,一瞬です。拝

  

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。日本が和の国と呼ばれる所以です。

又,人にはそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

菊の紋章は世界祭祀の継承者としての証であり,世界で唯一,太陽を国旗にする国でもあるのです。

わたし達の心の中には根源神の分魂が内在しています。高天原は,わたし達の心の中に存在します。

心柱神社 心神とともに。花咲あさひ 拝