花咲あさひ の 心神とともに。古神道と和の仕組の復活への道

感謝・反省・謙虚・奉仕・素直・勇気・結び・歓び・怒りあと1つの心柱は?
観世音菩薩は裸足で山を飛び出して行きました。

オウムの恩返しと動物たちの優しさ。物語前段

2016年10月24日 22時07分21秒 | 謙虚の心柱

こんにちは。昨日は,仏教に伝わる経典である雑宝蔵経(ぞうほうぞうきょう)の中に書かれているオウムの恩返しと云う物語を書かせて頂きました。こちらです「雑宝蔵経 天はすべてを観ています。」実は,このオウムの恩返と云う物語は,奈良県の薬師寺さんの管長が修学旅行で参拝に来られる中学生や高校生の子供たちに話す法話なのです。私も中学校での修学旅行で薬師寺さんに行ってお坊さんの話を聞いた記憶があります。話の内容までは憶えてはおりませんが,当時の様子が今でも映像として浮かんできます。

薬師寺さんの管長さんは,オウムの恩返しを子供たちに話し終えても人間としてこうあるべきだと云う正解や不正解や答えを教えることはしないらしいです。あとはすべて子供たち自身に考えさせるようです。近年は,子供たちが被害に遭遇してしまう事件事故や子供たちが加害者になってしまうことも多い社会です。今の子供たちには危険を察知する能力や自分で考える能力が低下して来ていると考えられてのことだろうと自分たちで考える種を蒔かれたのではないかと想像しています。現代はパソコンなどで簡単に正解や不正解など答えを探すことが出来ます。これを繰り返し警告していた人物に同じ奈良県に御鎮座される春日大社の前宮司でいらした葉室頼昭先生がおられました。物語の中に登場してくる鎮守の森の動物たちの親切さ,困っているオウムに対する優しさ,なんら見返りを求めず,自らオウムに積極的に話し掛けてくる動物たちなど沢山この物語から学ぶことが子供たちだけではなく,私たち大人も学ぶことが出来ることだろうと思います。私がやりますと云う謙虚さと私にやらしてくださいと自らの意思で手を挙げる勇気は企業社会でも必須の条件です。もちろん,私たちの魂「霊性」を高めて行く上で欠かすことの出来ないものです。原因と結果です。

今日は仕事の関係でこれにて失礼します。続きはまた明日。拝


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宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて 相互扶助立国を目指して。                                                                感謝反省謙虚奉仕素直の五つの心柱を伝えに来ました。                                            仕送りの御役 花咲 あさひ 拝                             ブログ開設134日目 記事数第144記 謙虚の心柱 編


謙虚の心柱に音霊を降ろす。

2016年10月22日 21時46分05秒 | 謙虚の心柱

 

こんにちは。今後も鳥取県ではしばらくの間,余震が継続すると思います。又,熊本地震の時のように,4月14日の地震の後,4月16日にも震度7を記録する地震が発生していました。本震では倒壊していなかった家屋であっても度重なる余震などにより家屋などが倒壊する危険もありますから十分注意されて下さい。私の住む場所からは遠いですが,大難を小難にお祈りしています。合掌

上の動画は,nozomimatuki さんと云う御方が,ユーチューブで公開されている動画サイトです。神道の大祓詞に楽曲をつけて大変良く出来上がっていると感じる動画です。なかには,この動画サイトで大祓詞を知った人も多いようです。是非,ご覧ください。今は,いろいろな御方が,親しみやすく,分かり易く言霊を伝えられようとされております。やはり,受動的な考えではなく,神様の申される通り,自ら手を挙げ名乗り出ると云う謙虚に能動的であることが本当の救世思想の根底になると私は感じています。

このブログを初めさせて頂いて何日目か忘れましたが,神様からの音霊を私は「我こそはと思う者,自ら手を挙げ名乗り出よ」「救世主など現れぬ」と言霊に変換致しました。レイキヒーラー霊能者や現代の宗教家からは,救世主は出て来ません。一般人のしかも成功体験のない,普通の人や虐げられて来た人の中から用意されると私は感じています。そのことは,ひふみ神示「日月神示」の中でも既に書かれていることであります。さらに,用意されたその本人も気が付くことはないと思います。それは何故か?いつも書かせて頂いていますように,自分は特別な人間だとか神様から選ばれた人間だとか云う最も次元の低い選民意識を人は抱いてしまうからです。私が思うに,皆さんひとり一人が救世主と為り得ると真剣に考えています。選民意識が芽生えた時点で神縁は切れます。拝


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宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて 相互扶助立国を目指して。                                                                感謝反省謙虚奉仕素直の五つの心柱を伝えに来ました。                                            仕送りの御役 花咲 あさひ 拝                             ブログ開設132日目 記事数第142記 謙虚の心柱 編


縄文原始信仰「古神道」の復活に向けて。

2016年10月21日 19時27分17秒 | 謙虚の心柱

こんにちは。鳥取県にお住いの皆さま,地震の影響は大丈夫でしょうか。今度は,鳥取で海と大地が動きました。これまでも何度も書かせて頂いておりましたが,もう,これからは何が起こるか分からず,自然が動き出すことの予期も予測も不能な状況です。予期や予測をすれば,それをはるかに超える自然のエネルギーが動き出しています。私たちの人智など到底及ばないことは既に解り切っていることです。完全に活動期に突入している地球が,これからの本番に向けて様々な現象となって私たち人類に警告を発し続けて行きます。こう言った自然現象を今の科学の力で解明しようと考えれば考えるほど予測不能な現象が伴って行きます。結局は,大規模災害の度に,想定外だと終始することになるのです。大自然や自然が動くとき,それは私たち人間に対する無言の知らせであると超太古の昔から考えられて来ました。これは縄文原始以前の古神道の神髄です。

それを人間が科学を学問として分離分割し,大自然や自然を支配,コントロール出来ると勘違いを起こすようになって,大自然や自然からの無言の教示を感じることが出来なくなったのです。私たち人類は,大自然と自然に生かされて生きているに過ぎないのであります。大自然に感謝し,自然と伴に共存共栄して自然の恩恵を受けながら暮らすことが出来る訳です。その地球や自然を汚し,穢し,破壊し続けて来たこと,人々が自然に対する畏怖と感謝を忘れて来たことで様々な自然の脅威に晒されるようになってしまっています。そのことを人間が気が付くまで大自然や自然は,私たち人類に対し警告を発し続けて行くことになります。地震のような自然現象は,いつ,どこで発生するのか見当も付かず,ひとたび大きなエナルギーが動き出すと多数の人の生命を奪って行きます。

これからがいよいよ本番ですから,常日頃から神恩感謝と祖霊に感謝を忘れずに生活して行きたいと思っています。その純粋無垢な祈りは必ずや神様,仏様,祖霊に届き受け取って下さいます。眼には見えないことですので,何ら証明できる訳でもありませんが本当のことです。忘れてしまっているだけであります。何度も繰り返し書かせて頂いて恐縮ですが,各都道府県及び市町村にて災害対策基本法に基づいて策定されている「災害時要援護者登録」と云う制度を是非ともご確認ください。この制度は,自然災害時に自力に避難活動が出来ない又は,困難な乳幼児を抱える父母,非健常者,高齢者世帯,日本語を話すことが出来ない外国人等,所謂,災害弱者を対象とした制度です。今お住いの役所で制度情報を確認することが出来ますのでリスクマネジメントの観点からも推奨できます。今こそ,人々が知恵を出し合い,助け合い,支え合い,補って行く時代だと感じています。神恩感謝に毎朝毎夕祖霊に感謝。

合 掌


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宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて 相互扶助立国を目指して。                                                                感謝反省謙虚奉仕素直の五つの心柱を伝えに来ました。                                            仕送りの御役 花咲 あさひ 拝                             ブログ開設131日目 記事数第141記 謙虚の心柱 編


2018年は大きな節目の年です。

2016年10月19日 19時41分56秒 | 謙虚の心柱

こんにちは。時間の加速度どんどん加速して来ているように感じる今日この頃です。本当に早いもので,今年も残り73日余りとなってしまいました。私の感覚では,一日の時間が24時間から18時間程度だと感じておりましたが,加速度はさらに勢いを増して一日13時間位に感じ始めています。地球の磁場の変化や太陽の極移動など現代の科学では説明も予測も付かない世界が神様の世界ですから,これからいろいろな現象を以て表面化して来ると思います。私個人的には,2018年が様々な面で一つの大きな節目のように感じています。世界の国家や政治,経済も科学も法律も医学も大きな節目を迎えると根拠も何もありませんが,いつもの様に音霊を観ています。そんな時でも慌てず冷静になって何時もの様に目の前の事に集中して行きたいと思っています。

そして,これからは神様の御心に沿わないものは炙り出しが激しく働くと思っています。当分は,嫌な報道や厳しい出来事も起こるだろうとも思います。又,これまで常識だと言われていたことが常識でなくなって変化が非常に激しくなり,経済的立場の強い人が窮地に立たされたり,これまで社会的地位が高いと言われて来た職業が低下をはじめます。いろいろデングリ返しになるようにも思っています。至る所でもう既に,始まっています。先ずは,小さい紛議を大きな争いに変えて来た法律家からのようです。その終わり方には容赦はないようです。ですから,本当の法律家になって頂きたいと思います。紛争で食べて行ける職業が真面な職業なんて社会は,やはり異常です。要は,困っている人や苦しんでいる人が存在しなければ食べて行けないとは情けないと云うことです。TPPで如何に日本人が争いや理屈と遠い存在であるか,自分の能力のレベルを思い知る業種の一つです。医者も同様です。

是非,GHQのマッカーサーが言った言葉を思い出してください。日本人の能力は12歳程度の能力しかないと言った言葉を。この言葉をただ文字面や言葉だけで捉えても意味は理解できないはずです。見当違い,勘違いに終始するだけであります。12歳程度の能力とは「理屈・理論」を操れる能力のことです。世界に眼を向けると東京大学法学部つまり,文一程度ではお話になりませんし,足元にも及びません。気の毒にもこれを見当違い,勘違いを起こしてと云うよりも起こさせてチヤホヤされた結果,自分は頭が良いと錯覚を起こして自分よりも弱い立場の人を見ても無関心,さらに自分よりも弱い者をイジメるような人間を量産して行くことになって行くのです。本来の日本民族が最も大切にして来た精神を取り戻して頂きたいと思います。その上で,世界へ羽ばたいて行って欲しいのです。日本に生まれたことに誇りを以て,世界どこを探しても日本人のような民族は存在しません。日本で暮らしているから判らないだけです。世界の人々から観たらどんなに日本が羨ましいか,日本人の勤勉さ優しさに触れた外国人は,そのように日本人に対する感想を述べます。そう言った事などもしっかりと学び,自分自身を信じて,世界の人々と渡り合って行って下さい。拝

上の写真は,皆さまの高天原(心)に坐します太陽神であります。写っている黒色は山だと感じますか?本当は,海なのです。実際に山はありませんでしたが,撮影すると山のようなものが写っていました。2,3年前に関東地方で,記録的な大雪が降った日の翌日,伊勢神宮へ向かっている道中にて撮影させて頂きました。毎日,太陽神への日拝をしますが,この日の日拝は格別でした。祈


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宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて 相互扶助立国を目指して。                                                                感謝反省謙虚奉仕素直の五つの心柱を伝えに来ました。                                            仕送りの御役 花咲 あさひ 拝                             ブログ開設129日目 記事数第139記 謙虚の心柱 編 


晴れの日が続く日は もう来ないかもしれない。

2016年10月08日 19時42分07秒 | 謙虚の心柱

こんにちは。熊本の地震以降,ずっと懸念して来た阿蘇山がとうとう噴火してしまいました。今回の噴火が,さらなる噴火を誘起するものなのかどうかは解りませんが,この阿蘇山が太古の昔に見せた様な大規模噴火を始めると九州地方には人間は住むことが出来ません。古神道的に云うと火山は神そのものと考えて来られましたから,今回の噴火に何かしらの神意があると考えています。大自然が動くとき,私たち人間の暮らしも大きく変わります。時にそれは,人間の生命を左右するほどのものであります。それを5年前の東日本大震災で私たちは思い知らせれました。私が最近,妙に変だなと感じているのが,最近の気象状況です。もう晴れの日が続く日は来ない。なんて思う日もあります。もし,そうなってしまうと私たちの生活や暮らしはどうなるのでしょう。農林水産業も経済も五穀豊穣も壊滅します。大自然の急激な変化は人間の精神にも多大な影響を与えるはずです。心の病と紛争が増えます。

大自然そのものである太神様は,私たち人間に反対「本当」の世界を見せようとされて居られるのかもしれません。たった一日の晴れの日をとても感謝せずにいられない日が来るかもしれません。すでにもう始まっているのかも知れません。私たちは,大自然や自然の恩恵や恵みをあまりにも当たり前と考えるようになってしまったことで,私たちは大自然や自然に感謝することさえ忘れてしまっているのです。太陽神が御隠れになると私たち人間は生きて行くことが出来ません。もしかすると,今回の阿蘇山の噴火は氷河期が到来することを告げる狼煙「合図」かも知れません。氷河期時代に生き抜いた私たちの祖先が生命を繋げることが出来たのは火山のおかげです。火山がなければ,氷河期に人間は生きて行けません。本来,それを伝える役目の神道家も宗教家も今はいません。

日本神話にある太陽神の岩戸隠れを思い出してください。私は,日本神話は単なる物語ではないと云うことを以前,ブログでも書かせて頂きましたが,素戔嗚大神様が大国主神様をこれでもかと試されたことやスセリ姫が大国主神様と互いに協力し合い,素戔嗚大神様の与えた試練を乗り越えて行く様子は,現代の夫婦や会社,知人,友人との関係を考えたとき,とても参考になることだと最近特に感じています。つまり,ただ純粋だけでは厳しい社会では生きて行けないと云うことを教示してくれているものだと感じています。社会は本当に厳しいです。これでもかと云うくらい厳しいものです。その中で,自分自身がどう生きて行くのかを日本神話は示しているのではないでしょうか。これを単なる物語と解釈するのは勿体ない気がしてなりません。過去の日本の歴史を勉強すればする程,日本神話が転写されているように観えます。例えば,天皇陛下の祈りの根本も国譲りに観ることが出来るのです。

私たちは,昼間の世界が本当の世界であると考えています。つまり,光と闇であれば,光が表で本当だと思っていますが,これは古神道的に云うと全く違うのです。本当の世界と云うのは「闇」なのです。そこに,大自然と云う神様の御働きによって光が生まれると考えられて来たのです。太陽は明るく暖かいと私たちは考えていますが,太陽は明るくありません。もし,太陽が高熱の塊で,その熱が地球に届いているのであれば,地球と太陽の間の宇宙空間は明るくなっているはずです。でも,宇宙空間は「暗い」です。暗い世界に神様の御働きがあるからこそ明るい世界を私たちは頂けるのです。それを縄文以前の古神道はとてもよく判っていました。

現在の神社神道でも重要な神事は,必ず夜に斎行されます。たとえば,伊勢神宮の式年遷宮も上賀茂神社の式年遷宮も夜です。この辺のことは,また機会があれば書かせて頂きたいと思います。人間の生命の尊さとはなにか,なぜ人間が生まれ,生き続ける理由はなんなのか。そう言ったことを教えてくれる神道家も宗教家もいなくなってしまいました。ならば,私たちひとり一人が心に宮柱を太如き立てることが必要だと考えています。そして,誰であっても可能だと私は本気で考えている今日この頃です。もし,私たちが成長し,宗教や教えはいならい!と宗教家へ告知した場合,告知された宗教家は,私たちに何という言葉を投げかけるのでしょうか。仏教の祖,お釈迦様はやがて教えが必要のない時代が来ると云われています。神恩感謝に毎朝毎夕祖霊に感謝。拝


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真理の言葉は万人に共通しています。

2016年09月04日 22時51分38秒 | 謙虚の心柱

こんにちは。やっとインターネットが復旧致しました。今の世の中では,インターネットが使える環境が当たり前の時代になっていますが,実際使えないとかなり不便な思いをしてしまいます。たった数時間でしたが,良い勉強になりました。先程の携帯電話からの投稿は記念に残して置きたいと思います。又,今日も仕事を通じて様々なことを勉強させて頂いて,人の考えや思想のほんの違いから生じる誤解と云うものが後に大きな問題へと発展してしまうことを学ばせて頂きました。その中でも特に,言葉についての考えや据え方が大切なことだと再認識させて頂けた日でもありました。きっと,真理の言葉と云うものは難しい言葉や経典などにあるのではなく,もっと,私たちの身近に存在するものであると感じています。誰にでも分かり易く,そして理解がしやすい言葉の使い方を心掛けて行きたいと思います。何気なく普段,話している言葉の多くに実は真理を含んだ言葉はあると感じた日でした。

今日は仕事の関係で,この辺で失礼致します。有難う御座いました。拝


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宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて                                                                感謝反省謙虚奉仕素直の五つの心柱を伝えに来ました。                                            仕送りの御役 花咲 あさひ 拝                              ブログ開設84日目 記事数第93記 謙虚の心柱 編


大自然そのものが神様である証拠です。

2016年08月22日 22時02分12秒 | 謙虚の心柱

こんにちは。東日本,東北,北海道にお住まいの方,台風の影響は大丈夫でしょうか。記録的短時間大雨警報があちこちで発表されているようですので十分ご注意ください。ひと昔前に比べると,自然の猛威がどんどん巨大化しているようです。対策を講じれば,その講じた対策を上回る自然災害が発生しています。私たちの想念や様々な負の想いが自然災害をもたらし,自然の猛威を増大させていることに気が付くまで大自然が許してくれることはないことに早く気が付かなければなりません。最近の地震もとても気になっています。震度そのものは小さいながらも地震の規模を示すマグニチュードが大きいようです。

大自然そのものが神様であることをもっとたくさんの人が感じることができ,この美しい地球に生かされていることに感謝することが出来れば,自然の脅威も治まると私はそのように思っています。いつも引き合いにさせて頂くように,縄文人はそのことを何よりも素直に感じ,大自然を敬う続けていました。少しでも自然の猛威があれば,縄文人は神々の怒りに触れたと考えていたようです。昨日から続く自然の現象は「雨の神様」「風の神様」「荒れの神様」「地震の神様」です。十柱の神様のうちの四柱の神様です。これから凄まじい猛威や脅威を体験することになってしまうかどうかは,私たち人間の気持ち想念,行い次第であると思っています。

ある知り合いの方の話ですが,こんなことがありました。数年前に埼玉県地方と茨城県地方で大きな竜巻が発生した時のニュースを憶えていらっしゃいますでしょうか?その方は,埼玉県に住んでいる方で竜巻の発生したすぐ近くに自宅があり,その知り合いの方の自宅の前まで竜巻がもの凄い勢いで迫ってきた瞬間,なんと竜巻はジャンプしてその人の自宅は無傷であったようです。しかし,目の前の工場は跡形もなく,右の家も左の家も破壊され,すぐ後ろの建物も倒壊してしまったようです。これは本当の話で,その知り合いの方の自宅だけ無傷でなんの被害もなかったようです。その方は,日頃から大自然や自然そのものを神様だと判っている方で,自然に対し常に感謝し,そっと祈りを捧げている縄文人のような思想を持っている方でした。

知り合いの方もあれは不思議だと話しておりました。同時に神様,御先祖様に守られていることを実感したとも話されていました。この話を聞いて,私は普段の生活態度や姿勢,物事に対する考えや想念で,その人自身の運命や人生は変わるのだと確信しました。心と云う目には観えない高天原に五つの心柱「感謝」「反省」「謙虚」「奉仕」「素直」を起立させることが出来れば何ごとも平穏に豊かに暮らして行けるようになっているのだと感じました。神様と御先祖様に感謝し,与えられた仕事を懸命に努力し,家族を大切にすること。この小さな小さな繰り返しが明日の自分自身を創り上げていると云う自覚を持つ人と神様なんていない,仕事なんていい加減でもお金になればそれで良い,家族のことより自分の方が大切だと云う生活をしている人ではやはり運命は違います。

大自然と云う神様は全てをご覧になっています。天の神も地の神もじっと見つめています。そして御先祖様も可愛い愛する子孫が幸せに暮らしてくれることだけを天国で見守ってくれています。大自然に感謝を捧げることこそ真の信仰です。拝


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祖霊大感謝祭を終えて。思ふこと。

2016年08月16日 23時11分46秒 | 謙虚の心柱

上の写真は,天河大弁財天社へ向かう途中の天ノ川で撮影させて頂きました。

こんにちは。昨日8月15日は,71回目の終戦祈念日を無事に迎えることができ,そして今日,16日は私たちの御先祖様もあの世に帰還されます。私たちは日々,御先祖様に見守られながら生活が出来ております。本当に有難いことでです。今年の祖霊大感謝祭の思い出は奈良県吉野郡天川村に御鎮座されます天河大弁財天社「通称:天河神社」で,旧暦七夕神事が斎行され,祖霊御魂の献灯供養をが出来たことでした。神社で先祖の御霊を供養できる神社は現在ほとんどありません。しかし,本来,先祖の御霊の鎮魂や供養は太古の昔「縄文時代」から続けられてきたものです。したがいまして,お寺はもちろんのこと神社であっても祖霊祭祀をすることが本来の本当の姿だと思います。

私自身が自然そのものを神様だとする縄文信仰ですから,そのように深く感じるのかもしれません。現在の神道は,神社神道です。

奈良県の春日大社では祖霊崇拝を積極的に取り入れている神社でもあります。参拝にすれば誰でも申し込むことが出来ます。これは本当に素晴らしいことではないでしょうか。山や川,海や鎮守の森を御神体とする他の古神道系の神社でも是非とも祖霊崇拝を申し込めるようにして頂きたいと思います。これから古神道系の神社は参拝者が増えて行くと思っています。たとえば,三輪山を御神体とする大神神社や霊峰白山を御神体とする白山神社,玉置山の玉置神社,宇宙との繋がる天河大弁財天社もそうです。ただ,神社の神職さんも元々,先祖供養は神道の役割であったことを知る方は少ないようです。又,先祖供養はお寺がするものであると云う固定概念が定着しているのかもしれません。

若い人は特に日本の素晴らしい伝統と文化をたくさん学び,世界の人々にもその素晴らしい伝統と文化を語って頂きたいのです。なぜならば,外国人が日本の素晴らしい伝統と文化を知りたいと思っていても日本人自身が日本の文化や伝統さらには歴史をあまり知らないと言われています。これでは少し寂しいと思います。世界最古の文明をもった日本でもあり,世界最古の王朝をもった国でもありるのです。このような国は世界で日本だけであります。そして,世界の人々からも称賛される勤勉で努力家,思いやりと優しさを兼ね備えた日本人が各分野でも世界で活躍する日が,これまで以上に来る日々が近づいて来ていると感じています。私も皆様方に遅れないように日々謙虚に励んで参ります。

今年も無事に7日間,祖霊大感謝祭を終えることができ明日,一之宮と氏神様へ御報告し全てが終了いたします。

有難う御座いました。花咲 あさひ 拝


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神から預かりし日本とおほみたから 天皇の祈り

2016年08月09日 19時25分40秒 | 謙虚の心柱

上の写真は,東名高速由比サービスエリアで撮影させて頂いた早朝の太陽神と山神,海神です。

こんにちは。昨日は,天皇陛下におかれましては,おほみたから(国民)へ向けて御言葉を宣べられました。又,多くのおほみたから(国民)も天皇陛下の御言葉を素直な気持ちでお聞きなっていたのではないかと思います。私はテレビを観ませんので,天皇陛下の御言葉はインターネット上に掲載されている文面で拝見させて頂きました。今日は,昨日の天皇陛下の御言葉を聞き,若輩者の私も日本国のいち国民として感じた素直な感想を2日間に分けて記事にしたいと思います。

その前に,以前からこのブログでも歴代の天皇陛下が何故,ここまで国民の安寧を祈り続けてきたのかを記事にしておりますので是非とも読んで頂きたいと思います。ちなみに「おほみたから」と言うのは私たち国民をさします。「伊勢神宮1300年続く 永遠なる祈り」「伊勢神宮と出雲大社 国津神と天津神」です。天皇陛下の祈りと云う意味が判って頂けると思います。

昨日の天皇陛下の御言葉にも多く出てきた「象徴」「祈り」「国民」そして「務め」と云う御言葉ですが,私はこの御言葉の真の意味は,国津神と天津神を代表する天照太御神から預けられし日本と云う国土と国民の安寧を本とした祈りと務めを現行憲法下での象徴と云う位置付け(枠組み)の中で,天皇としての務めを如何に果たすかを最も重要次項と据えた御言葉であったのではないかと思っております。又,神武天皇をはじめ歴代天皇から絶えることなく承継され続けられて来ている祭祀を御高齢となられた天皇として今後,どのようにして次の天皇に承継して行くかを御考えになられている御気持ちが伝わってくるようでした。

そして,何よりも天皇は国民と常にともにいると云う強い意志も感じることが出来ました。

天皇陛下の御言葉の中で「象徴」と云う言葉が出て来ますが,この象徴云う言葉は現在の憲法典に明記されているものです。したがって,現行憲法下においては,天皇は国政に関する権能を有していないことが判ります。しなしながら,この象徴と云う言葉がとても抽象的であります。つまり,国家,国民のシンボルのような意味合いですから具体的性が見えにくいと言えるのです。又,日本国憲法は立憲主義と云うものを前提としていますので,天皇であっても憲法の精神に反してはならないと云うことなのです。要は,法が国を統治することを指しています。そうなると,法は絶対であり,法を尊重し,順守することは当然の前提次項となります。

そもそも,天皇と云う存在と法との関係は如何なっているのでしょうか。たとえば,立憲主義が発祥した西洋などでは,国王の独断や暴走を止める手段として頭が冷静な時に,国王と云えども憲法即ち,立憲主義に反してはならないと云うことで主に貴族の地位や利益を守るために出来上がったものであります。ただこれは憲法「立憲主義」の発祥のプロセスであり現代における立憲主義の本質ではありません。現代における憲法立憲主義の本質とは個人としての人権(尊重)にあります。最近,よく国会などでも取り上げられている個人の人権です。具体的に云うと人間としての尊重ではなく,ひとりの人としての尊重です。行き過ぎた個人主義などとも揶揄されることもあります。何ら国政の権能を有しないとまで憲法に明記された天皇陛下が国民に対し御言葉を宣べられることは,とても大変な事であろうと思います。少しでも政治的な発言や国家としての在り方を宣べられただけで,敏感に反応し拡張,拡大解釈する勢力もある事ですから事前に御言葉を選び,宮内庁と入念な事前協議のようなものがなされていたのではないでしょうか。

また明日続きを書きたいと思います。拝


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を再び伝えて行きます。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝


神様はあまり宗教家には期待していないようです。

2016年07月21日 07時57分56秒 | 謙虚の心柱

私は仕事柄(霊能者や占い人ではありません),ほとんど毎日,生きて行くことが辛くて,苦しく感じながら過ごしている人とお会いします。その仕事を通じ,社会の理不尽や不条理とも言える様な出来事も数々あります。その根本の原因を探すことなど出来る訳もありませんが,同じ日本人でありながら,同じ人間でありながら何故,これほどまでに違うのかと思い知らされることが最近は特に多くなって来ているように実感としてあります。そんなことは,人はそれぞれ違うのだから当然だと言われてしまえばそうなのかもしれません。自分の人生なのだから自己責任で自由に生きて行けば良いのだと考えながら過ごしている人もいると思います。

しかしながら,前にも記事中で少しだけ書かせて戴きましたが「明日は我が身」だと云うことは,特定の人だけではなくすべての人に当てはまる言葉ではないかと私は考えます。健康の問題,金銭(経済)の問題,恋愛の問題などなど上手く行くことが未来永劫継続するなんてことは誰においてもありません。又,よく社会的弱者と云う言葉を政治家の方が使われますが,この社会的弱者と云う言葉の意味は,人は置かれる立場や環境で常に変わると云うことなのです。常に強者であり続けるなんてことはありえません。逆に,常に弱者であり続けることなどもありえません。常に変化します。誰においてもです。

つまり人は「その時」「その状況」「その事柄」において変わると云うことを書かせて頂きます。だからこそ,この国には,お互い様と云う日本人特有の考えや思想が太古の昔からあります。本当は「ありました」と過去形なのかもしれませんが,私は未だ諦めたくはないので「あります」と云う言葉を使いたいと思います。それが,いつも間にか自由主義だから良くなるのも悪くなるのもその人の問題であって,他の人には関係ないと云う風習が出来上がってしまい,ちょっと人生に失敗してしまうと元に戻すことがとても難しい,厳しい社会構造がこの国には出来上がってしまいました。政治家の責任は大きですが,政治家だけのせいでもありません。

又,そのような「その時」「その状況」「その事柄」において弱い立場にある人が最後にすがるところに所謂,宗教家や霊能者,占い師,祈祷師などなど目には観えない世界に救いを求められる人も非常に多い社会であります。私は,この霊能者のした行為を後から処理したり処分したり,闘ったり,時には霊能者の相談に乗ることも仕事柄あります。昨日もあるお寺で住職さんと寺族(家族)と協議して参りましたがそのほとんどがお金の問題です。99%の確率でお金の問題です。本当に困っている人の役に立ちたいと真剣に考え,行動されている宗教家の方もいることは,私も実際に知っております。真面目に修行されている方もいらっしゃいます。

しかしながら,その割合は限りなくゼロに等しいです。近年の霊能者は学習脳力を備えたのか,それとも理屈をどこかで学んだのか知りませんが,悪い意味で手口が巧妙で且つ,次々と新手になって来ています。これから社会が一時,とても不安定になって来ます。そんな時,目には観えない世界に救いを求めて行く方も多くいるのではないかと心配でもあります。そんな時は,どうか自分の人生を今一度,振り返り省みて反省すべきところは反省し,神様と先祖へこれまで生かされたことに感謝申し上げ,苦しく感じてしまう時には,自分よりも苦しい思いをしている人が世の中にはいるんだと云う謙虚な姿勢で自分を冷静に見つめて欲しいです。

生きて行くことが辛く,苦しく,悲しく過ごしている同じ日本人が,この国はたくさん住んで暮らしています。今こそ,真の宗教家の起ち上げるべき時です。何をして良いのか解からないのであれば,せめて自分の神社の氏子崇敬者さん,お寺であれば檀家さんや信徒さんに声を掛けてあげて下さい。必ず苦しんでいる人がその中にいるはずです。神様や仏様に誓ったあの日を思い出してください。狼煙を揚げて下さい。本来の宗教家の使命を己の魂から目覚めさせ,呼び起こしてください。

そして,山を下りた観世音菩薩の後を追ってください。それが出来ないのであれば,宗教家は宗教家を辞めるべき時が今です。


 

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宮柱太如き立て 高天原に千木高しりて                                                                            感謝反省謙虚奉仕素直の五つの心柱を伝えに来ました。                                            仕送りの御役 花咲 あさひ 拝                              ブログ開設39日目 記事数第47記 謙虚の心柱 編


伊勢神宮と出雲大社 国津神と天津神  

2016年07月03日 04時57分21秒 | 謙虚の心柱

上の写真は,皇大神宮内宮 別宮 瀧原宮御手洗場です。(流れる川の水は,宮川の支流の頓登川です)

おほみたからにいたるまで かしこみ かしこみ もうす。この「おほみたから」とは,私たち国民のことをさします。天皇陛下が日々,神様への祈りとして捧げる御言葉です。すべての国民一人ひとりが日々の生活が平穏で,そして豊かに安寧に暮らせますようにと云う祈りの言霊です。なぜ,天皇陛下は,これほどまでに国民の幸せを祈り,願うのでしょうか?

昨日の記事「伊勢神宮1300年続く 永遠なる祈り」で,伊勢神宮について書かせて頂きました。やはり,天皇陛下の祈りのもとは日本神話の国譲りの中にあるようです。昨日の記事でも若干,その国譲り「日本神話」を引き合いにしましたので,今日は,この日本神話にある国譲りテーマに書きたいと思います。

1.私たちの国の神話に「国譲り」があります。

いま私たちが暮らすこの国は豊葦原瑞穂國(とよあしはらのみずほのくに)と云い,元々,この日本には先に暮らしていた所謂,先住民族がおりました。この先住民族は国津神の子孫で,仲よく平和な暮らしを営んでおりました。そして何よりも祈りを大切にする民族でした。その祈りの根底には,この世のありとあらゆるものには神様が宿ると云う思想を持ち合わせ,同時に,自然そのものを神様だと判っていました。そこに,天から天津神が降りて来て,国津神の神様へこの国と国民を天津神に譲るように「説得」をしました。その後,国津神は天津神に幾つかの条件を提示して豊葦原瑞穂國と国民を天津神へ譲ることに決めました。

私個人的には,この国津神の子孫とは縄文人を指しているのではないかと考えています。つまり,我々の遠い遠い祖先です。世界で最も永く,平和で,豊かな文明を築いていたのが縄文文明です。世界で一番古い文明でもあります。私たちは子供のころに学校でお米は弥生時代にもたらされたものだと教えてもらいましたが,実は,縄文時代には既に,お米はありました。御酒もありました。縄文土器から検出されています。

2.国津神の条件提示。国を譲った国津神と祈りを約した天津神

国津神の提示した幾つかの条件の中に①国津神をお祀りする立派な神殿を建築すること②天津神の子孫が未来永劫,丁寧に丁重に国津神をお祀りすること。ここまでが,一般的に国譲り神話に登場する内容です。しかし,あともう一つ昨日の記事にも書いたように③あったのではないかと私は考えております。それは,次の3.国津神の子孫の想い引き継ぐ。③です。

3.国津神の子孫の想いを引き継ぐ。

③国津神の国民(子孫)が最も大事にしている精神「御蔵」を尊重し,お祀りすること。この③が今の伊勢神宮に建つ御社殿です。ちなみに①は出雲大社です。②は天皇家を中心に,伊勢神宮の祭主(現在は,池田厚子様)や出雲大社の宮司(出雲国造家)です。

4.いまなお続く聖なる祈り。

昨日の記事の通り,伊勢神宮の御社殿を現在の茅葺屋根に掘立て柱に造り替えたのは,天武天皇,持統天皇です。その天武天皇,持統天皇が縄文人の最も大切にしていた五穀豊穣の精神を又,収穫できた穀物を納める御蔵(高床式倉庫)を中心に置くことによって永遠に守り続けると云う決意を建築物を通して後世に示し,残しているのではないかと思います。その構想を誰が考えたのかは分かりません。しかしながら,我々,現代の子孫も伊勢神宮の御正宮で知らず知らずに,そして無意識に永遠なる祈りを捧げていることになるのです。その精神は歴代の天皇陛下にも承継され,近代では,昭和天皇の終戦の詔勅の一文にも見て取れます。そして,平成の世でも今上陛下の精神もまた同じであると私はそのように考えます。被災者とともに。被災者に寄り添いたい。一日でも早く被災地へ出向き被災者と言葉を交わしたいと思っておられると考えます。

5.むすび。

国津神の子孫である縄文人の最も特徴的な考え方は「平和」です。これに尽きるかもしれません。つまり,争いをしないと云う考え方であるのです。前にも「祖霊祭祀の日本人 祈りの民族」の記事でご紹介させて頂きましたが,とにかく争いを嫌います。それは縄文人の死生観に基づくものですが,その証拠に,全国の縄文遺跡から見つかっていないものが1つだけあります。

それは,武器です。つまり,人を殺傷するために使われる武器は発見されていません。ところが弥生時代を境に戦闘が始まります。戦い方を知らない民族(縄文人)は北へ北へと逃げるように移動したのです。それが現在の東北地方です。そう,鬼門です。

それ以降,現在に至るまで,日本人の宗教観は鬼門を最も畏れ,神聖なる方位として厚くお祀りしているのです。その後,数千年の歴史を経て現代があるのであります。

記事本文掲載 終わり。

近年,地球温暖化などの影響からか「エコ」環境保護が世界的に注目されています。ここにも縄文人の考えと云うか知恵が伝えれて来ています。縄文人は,必要なものを,必要なとき,必要な分だけ頂くという考え方で暮らして下りました。つまり,根こそぎ採取するということはしないのです。エコの生活は,縄文人からの重要なメッセージかもしれません。

現在の学校教育では,日本神話を授業で教えることはありませんので,興味を持った生徒は自学自習で勉強しなくてはなりません。これは,この国にとっても不幸なことであります。世界的に観ても自分の国の神話を知らない国民はほとんどいません。日本人が外国人に馬鹿にされるひとつの話題として,よく言われるのが日本人は日本の文化や伝統を知らない。それで,他国の文化や伝統,歴史を勉強しようとしている。そんなんで恥ずかしくないのか?と言われています。これは,学ぶ側の責任よりも,伝える側の責任だと思います。伝える側が,もっと謙虚に,歴史に学び,子孫へ命の尊さを伝えることが大切なことではないでしょうか。

尚,本文中にある「国譲り」の一部を除き,他は,私個人の解釈であって,何ら文献等の学術的根拠を有するものではありません。したがいまして,個人の解釈によるものだとご覧頂ければ,真に幸いで御座います。拝

記事作成にあたって参考にさせて頂いた資料は,以下の通りです。

1.出雲大社と大国主大神「出雲大社公式ホームページ

http://www.izumooyashiro.or.jp/kamigami/izumo/index.html

2.出雲観光ガイド 国譲り「出雲観光協会公式ホームページ内」

https://www.izumo-kankou.gr.jp/1033


 

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太古の昔から日本人の性質は互いに支え,助け合い,足りないところを補い続けた民族でした。

私たちの祖先は,それを相互扶助とし和の仕組みとしました。

又,人はそれぞれ違いがあり,その違いを認め合い,尊重し合うことを大切にして来ました。

それが祈りの民族と云われる大和の民。大和民族です。

そしてまた日本人の本当の性質を勇気を以て再び伝え広めて行きたいです。

そのことが日本を取り戻し,日本人としての誇りを取り戻す真の意味だと考えます。

観世音菩薩とともに。花咲 あさひ 拝

 ブログ開設21日目 記事数第29記 謙虚の心柱 編 


神道と日本国憲法 すり替えられた第13条。

2016年06月25日 04時44分17秒 | 謙虚の心柱

 

今日は,参議院選挙がいよいよスタートしましたので,憲法について記事にしたいと思います。                          私たちの暮らすこの国は,御存じのとおり法治国家であります。

法治国家とは,文字通り,特定の「人」(例えば王様)が力で治める国ではなくて法律が治める国であります。                    このような話になると憲法が国民を縛るものであると誤解される人がおりますが,憲法の役割は,われわれ国民を縛るものではなく,我々が権力を行使する側である権力者を縛るために存在するものです。これを立憲主義と云います。

そのことは明確に,憲法の条文にも明記されております。(参考までに:99条に云う憲法尊重擁護義務)                          そして,この憲法こそが,我が国の最高位に位置する法となります。

私は,この憲法を勉強すればするほど,日本国憲法の根底に流れる考えは神道に通じるものがあると思えてなりません。もっと言えば,宗教全体の根幹に触れるものではないかと思います。よく政治家や憲法学者,法律家の皆さんが憲法や法律を論じると政教分離の原則を引き合いにすることがありますが,元々,憲法も法律も宗教的な概念から出発しているものです。又,民法や刑法などの個別の法律の原形はフランスやドイツではなく,もっと宗教的な「モーセの10戒律」から来ていきます。それが拡大し,拡張して行く中で規制が増えて行ったと云えると思います。ちなみに,憲法はイギリスの貴族が自分たちの特権を守る(保持)ために国王を縛る目的で制定されたものです。(イギリスの憲法は不文法です)

又,左翼思想と云われる方が,神道と戦争を結びつけたり,天皇と戦争を関連付けたりしますが,例えば,神道の長い歴史をもっと勉強して頂きたいと思います。神道の考え方に「紛争」「戦争」「訴訟」といった争う考えはありません。                     先の大戦(大東亜戦争)では,軍の一部が暴走し,天皇陛下を利用した側面はあると私個人も考えますが,神道そのものが,戦争を誘発するようなことは決して,過去の神道の歴史をみてもありません。これは,国家神道の短い期間に起きた天皇陛下を利用した一部の限定的なお話であると私は考えます。(ちなみに現代は,神社神道です

神道に大祓詞と云う祝詞があります。この大祓詞の一部に「神集へに集へ賜ひ 神議りに議り賜ひて」という言葉があります。この言葉の意味が何を指すのか?もちろん神社の神職さんであれば勉強されていると思います。これは,神様の世界は武力などの力によって統制するのではなく,何度も何度も話し合い,互いを尊重する様子,国の統治のあり方を言葉として示したのではないかと思います。つまり,民主主義の元が大祓詞と云う祝詞に記載されているということだと考えます。相手に対し,自分の考えを伝える方法に「言葉」があります。言葉によって,相手に自分の考えを伝えるわけですから,どのような言葉を使えば,相手に自分の考えが伝わるかを勉強することはとても重要なことではないでしょうか。理屈ではなく,真理を言葉で伝えるには五つの心柱がなければ伝わらないと感じています。「天つ祝詞の太祝詞事を宣れ」「此く宣らば」この間に入る祝詞は?・・・。

立憲主義と民主主義は全く別物ですが,この辺りのことは機会があれば記事にしたいと思います。                   安部総理をはじめ,与党の政治家の皆さんにも是非とも大祓詞をもっと勉強してもらいたいと思います。

日の丸は戦う民族の象徴ではなくて,我が国は,言霊の国であるという祈りの民族の証です。                            なぜ聖徳太子が第1条に,和を以て,貴しと為す。を組み入れたのか?・・・。つつがなきや。

 

上の写真は,北陸自動車道の立山付近で撮影させて頂きました。早朝の太陽神です。 

仕送りの御役 花咲 あさひ 拝                                ブログ開設13日目 記事数第21記 謙虚心柱 編