患者さまからいただいた感謝のことば(臨床検査技師)

臨床検査技師として理学療法士の先生方と業務する中で、患者さまと会話しています。そんな患者さまのつぶやきを話します。

感覚ないよ…

2016-05-13 06:20:44 | 病気
おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

先日、下肢閉塞性動脈硬化症疑いの患者さんの検査に携わった…

【足の感覚?ないよ…】って話す男性患者さん


(車椅子で来室)
【〓〓さん、動脈硬化をはかる検査器具つけますね】
【ベッドに仰向けで寝れますか】
【あっ、できるよ】

【でも…この足やから、ちょっと時間ちょうだいな】
(片足を使いベッドまで動くというより跳ねる感じ)

【いいですよ】

〓〓さんは右膝下から切断されている…
左下肢は動脈硬化がひどすぎて感覚がない…

以前は左腕にシャントあり

今は右腕にシャントありの透析患者

健康な方なら
手足に4つの血圧計を均等に捲く

出来るだけ左右均等に…

しかし、この男性患者さんは

左下肢 足首に
右下肢 太ももに

今は右腕にシャントがあるため

…右腕は検査なし
…左腕に血圧計を

【あいたたた…】
【どこが痛いんですか】

【痛いのは左腕や】【左足や左足首は感覚ないし…】

【感覚ないんなら立ち上がるときや歩くときは難儀しますね】
【そんなに動けへんかったからな】


【片足やし…】
【感覚ないからほとんど動いたりせん】

ほとんど動いたりしない…

だから 足が細くなる
ましてや足の感覚ないから 痛くも痒くもない…

〓感覚がない
人は動きまわってナンボ…

食べない
運動しない は

ある意味…足の筋肉減らす要因になるだろう

この男性患者さんも気付いていた…

人は病的に足やせすると 頑張って食べても肉はつかない

だから 健康なうちから 運動負荷かけて 太さを維持しておかないといけない

また足やせは
転倒する要因になる

健康な体は 本当に財産だと思う今日この頃です…

健康はお金では買えないとはよく聞く言葉だろう…