絶対痛くせんといて…

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は採血の早出でした…

【絶対痛くせんといて…】
【1回でとって】

これが今日のエピソード…

【〓〓さん、採血します】
【1番テーブルへどうぞ】
【はい…】
(実際は1番テーブルとかは…ない)
(〓〓さんは女性)

着席するなり一言…【痛くせんといてください】
【1回でとって】
だった

【針をさすので…痛いのは正直ムリ】
【それはわかってます】

【中でウリウリせんといて…ってこと】
【それは最低限当たり前なこと…】
【頑張りますしか言えませんよ】

【とにかく私採血嫌いなんです】

(採血好きな人探す方が難しい…)

はい…
【肘伸ばして…】
【ぐっと握って…】

【あとは私の問題やから…】
【それは知らん…】
(この人とは気あわんわ…ホンマ)

採血は無事に終わりました

採血は患者さんとの短いお付き合いだ…

採血中にはさまざまなエピソードがあります

うまくいっても…
失敗しても…

そんな短いお付き合い(エピソード)をいかに 問題なく 完了するか…

そんなきわどいやり取りがおもしろい…

車椅子か…介助度は？

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【車椅子で検査にきはる人の介助度は…いかなるものか】

それが今日のエピソード…

さて…
【〓〓さん、心電図しますね】
【中へどうぞ…】
【はい】
(返事は付き添いの家族が)

患者さんは高齢の女性…

いつものように 車椅子姿は日常茶飯事でした

(少し抱えたらいけるやろう…そんな気持ちでした)

【〓〓さん、ベッドに移動できますか】 【無理やと思います】(家族の声)

家族さんはおそらく娘さんだろう

【ちょっと手を貸してください】(本人) 【わかりました。】
(ほんのちょっとのつもりでした…)

【さあ、車椅子からベッドに移るよ】 【私の腕を持って】
【いいですか】
【お願いします】

【1　2　3…】
(あかん、重い)
(腕を持つ力も弱い…簡単に言えばヘロヘロ)

【全然だめやないですか】
【はい】

手だけつかんでて 足は全く動かしてないし 膝の力で体を押し上げていない

【膝に力入らないんですか】
【ほとんど寝てるから膝も弱ってるんです】

身長は150くらいでしたが体重は80後半はあるだろう

体はかなり肉付きがよく(簡単に言えば太ってる) 支える下半身が大切やのに…

足は弱りはて…

日頃の経験から 車椅子からベッドへの移乗は慣れてるつもりでした

介助度とは…
人がどれくらい自分の足腰の力 腕の力 で動作できるか…

〓立ち上がり
〓立位
〓歩行
〓また車椅子へ

監視見守りレベル
軽度介助レベル
中等度介助レベル
重度介助レベル
全介助レベル
にわかれる

運動できない人は 膝や下肢はよわく しかも肉付きはかなり…

本当になめて介助すると こちらも体を悪くするだろう

ふと昔読んだ本に書いてあったこと…

【脱力した人ほど重いものはない】

人を抱えるとき 抱えやすいように 気をつけてくれるから 少し軽くなるんです

その気のない(脱力した)人は抱えられない
今日は改めて 感じたエピソードでした

自分もやってみたらええねん…

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【自分もやってみたらええねん…】

それが今日のエピソード…

さて…
【〓〓さん、ABIの検査しますね】
【はい】

(ABIは動脈硬化の検査です)

(痛みで足を引き摺る姿をされる…)

【大丈夫ですか？】 【いや、大丈夫やないよ】

【ベッドに寝れますか？】
【まだ寝てる方がましやわ】

【いったいどうしはったんですか？】
【どこが痛いんですか？】

【先生が足の裏のイボをとりはったんよ】

【はぁ…】
【とるのはいいんやけどね】

先生いわく…
【ちょっと痛いよ】いいはったんよ

【ちょっとどころやないわ…痛いの】
【あっ、そういうことですか】

【イボ切るときに麻酔しなかったんですかね】
【いや、しはったと思うよ】

【でも完璧に麻酔きかんうちに切りはったんよ】
【あっ、そういうことですか…】

【先生は痛みしらんから軽くいうけど…本当に痛かったんやからね】
【…】

【麻酔きくまで切るのを待って欲しかった…ということですよね】

【そうよ】
【本当に優しくないわ…】

(確かに外科系の先生は切るのが好きやからな)

(こんな時は麻酔きくまで切るのを待つべきなんだろうな)

【結論】
自分が切られるときにはじめてわかる

〓麻酔…待てない
〓説明…少ない
〓愚痴られてるのを知らない

医師はプライド高く上から目線の人が多い

患者さんの中にも文句いいの人は多い

いろいろあるけど どっちが正しいとかいう問題ではない気がする

人と人とのコミュニケーションは…

【あと一言あればうまくいく】ことが多い

そんな気持ちになったエピソードでした
本当に痛そうやった…お疲れさま

水飲め水飲め…

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【水飲め水飲めって友人から言われ、その通りにしてたら心不全になった】

うかつにやってはイケない例えだろう…

【〓〓さん、今回の入院の原因わかりますか？】
【原因はわからんけど入院してから尿がたんまりでたわ】

【何キロ体重減りました？】
【そうやな、入院する直前が61で今は57キロ…】

【4リットルくらい尿出たんですか？】
【ああ、それくらい出たかもしれんわ】
【さぞ、お腹苦しかったでしょう】
【明らかにお腹出てたからな】

【今は凹んだんですか？】
【だいぶウエスト凹んだよ】

【また退院して…帰ったら水飲みたいですか？】
【もうええわ…】

(やった…これくらい嫌な印象ないと、また再入院なるわな)

【〓〓さんは水だけなんですか？】
【お酒や味噌汁、お茶…コーヒー、なんでも水分ですからね】

【そうか…水だけやないんや】
【1日に飲む水分の合算ですからね】

【もうしんどいのはコリゴリや】

どうも…水には懲りたようです

でもこの患者さん 肺に水たまる…肺水腫までいってました

水をバカにしたら 水たまりますよ…

溜めるのはお金だけにしてくださいね

こんなんで寝れるんか…

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【せっかく睡眠検査に来てるのに…寝れないってどういうことなろか】

これがエピソードでした

さて…
昨晩は 睡眠時無呼吸症候群疑いの方に PSG(ポリソムノグラフィー検査)を実施しました

保険適応で3割負担 36000円ほどかかる 恐ろしい検査です
(恐ろしいのは検査費用です…笑)

【〓〓さん、こんばんは】
【あっ、こんばんは】

【今日は無呼吸症候群の検査器具つけて8時間寝ていただきますね】
【えっ？8時間寝るんか…】
【おれ…普段から8時間も寝えへんで】

【いや、違うんです…】
【検査器具つける時間が8時間で…その中で4時間でも5時間でも寝て欲しいんです】

【睡眠時間は限りなく8時間に近い方が検査の精度はあがります】

【でもそんだけ器具つけて寝れるんか】 【はい、その為マイスリーという超短時間睡眠薬を皆さんにお渡しします】

【4時間くらいしか効果は続きません】
【8時間の前半に飲むか夜中の覚醒時に飲んで後半に備えるかは任せますね】

【どっちがええんや…】
【器具が気になるだろうから前半に服用される方がいいと思います】

【わかったわ。前半に飲むわ】

睡眠中の呼吸停止(無呼吸)で酸欠が始まる
体は危険を感じ 呼吸再開の指示のために 脳はお休みできません(うとうと睡眠しかできません)

だから浅睡眠ばかりなのです

翌朝 振り替えると 単発寝 単発寝の合算で まずまず寝ておられました

久しぶりに見た…
息が止まった時間が 131秒…

131秒ですよ
2分ですよ
(わかってる言うに)
いびきも聞こえてましたし 本当に 怖いわ…無呼吸

昨晩もそんな夜勤をしていました

エネルギーを何に使う…

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【何でもエスカレートしていくんだろうな…】が今の気持ちです

さて…
今日も入院患者さんに心臓リハビリをしています

【〓〓さん、病院の食事は味が薄いですよね】
(心臓病棟は塩分制限あり、水分制限あり)
【味が薄くて何食べてるんかわからん】【普段いかに味の濃いもん食べてたんかと思う】

【美味しくないから喉とおらん】
などさまざまな意見をいただきます

〓ここで
いつも口走るセリフ

【人間の身体中で一番エネルギー使うのはどこでしょうか】の質問をします

【よくわからん】 【頭ちゃうか…】
【体動かすから筋肉か】など返事がかえる

【人は毎日食べるからエネルギーを出せるんです】
【エネルギーは体内で勝手に発生しないんです】

【今は身体中の手術の傷の修復とかにエネルギーを使わないといけません】
【また濃い味つけのものを消化するときには凄いエネルギーいるんです】

【なるほどな…】
【最低限の味つけやエネルギー消費…】
【傷の修復か…】

あと付け加えるなら【寝てる間の睡眠の質です】

【人は寝てる間に回復するんです】

【よく寝て暴飲暴食にならん程度の食事か…】
【健康な人なら傷の修復いらんもんな…】

【そしたらガツガツ食べてもあまり問題視ならんわな】
【傷の修復のとき…ガツガツ食べてる方が元気出そうやけどそうやないんやな】
【そうなんです】
【そこです…】
(思わず声が大きくなりました)

人は 持ってる基礎エネルギーが違う

食事量も違う

エネルギーを何に使うかの目的も違う

そんな身体のしくみについて話していました

子供の成長は嬉しいけど…

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【子供の成長は嬉しいけど…自分は歳とりたくない】

これが今日のエピソードです

さて…
今日も入院患者さんにリハビリをしています

【〓〓さん、リハビリしに行きますね】 【はい…】
(〓〓さんは女性患者)


【今日も昨日の続き、トレッドミルしますね。】
【今日は少し傾きがつきますよ】
【レベルアップするんやね】

【〓〓さんは体の強さに自信はあったんですか？】
【体の強さとかは気にしたことないんよ。】

【昔はひたすら子供を育てるのに一生懸命やったから】
【年々子供が成長するのを見るのが嬉しかったし…生き甲斐】

【でも子供だけじゃない】
【私も歳とってしまうのがいや…】

【それは仕方ないですよ】
【自分の老化を止めるんなら、子供の成長も止めないとね】

【あっ、それは困るわ】

誰もが 見た目 一番綺麗なころでストップしたい(維持したい)もの…

若い年齢では成長… 高齢者は老化…

同時進行なんですよね

【若若しさ】の要素は何で決まるんでしょうね

そんなこと感じたエピソードでした

ストレス貯めてまで長生きしたくない…

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日も入院患者さんに肺機能検査をしています

さて…本日の話題 【ストレス】
【長生き】です

患者さんは70歳手前のヘビースモーカー…

1日の喫煙本数は… 100本？？？

100本って5箱ですよ
当たり前やけど
【びっくり】します
【喫煙年数は約50年くらいですか】
【だいたいそんなもんかな】

【一体、どんなスピードで吸えば100本になるんですか】
【寝てる時間が6時間やとしたら18時間の中で100本って話ですよね…】

【計算したら10分に1本はくわえてるって話ですよね】
【それって凄いですよね】

【そうか(笑)】
(決して誉めてない)
【タバコ依存症】というか 【ニコチン依存症】というか…

【大変ですね】
【そうか(笑)】
(だから誉めてない)
【でもヘビースモーカーの方がピタリとタバコ止めれる人多いんですよ】

【止めへんよ】
【…】

【ストレス貯めてまで長生きしたくないから】
【ストレスって…】
(私、との菌もかなりの甘党です)
【私も甘党なんで、この世から甘いもの無くなったら死んだ方がましやと思う】
【同じなんだろうな…】

【先生…わかってくれるんか】
【理解はできますけど…やっぱり医療職なんで…】

【タバコはね…】

【自己責任でお願いします】
【わかってるよ】
【こればっかりは好きにさせてもらうわ】

たぶん こんな感じの方には タバコの害の箱しても 無駄なんだろうな…

自己責任下でお願いしますね

お大事に…

独り暮らしの高齢者…

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【独居の高齢者】 これが今 心よぎるエピソードです

さて、入院患者さんのリハビリ依頼がくる…

新患(新規患者)をチェックする…

初めてリハビリを開始される患者さんの場合 生活環境をカルテに記載することになっています

生活環境：独居
(つまり独り暮らしのことです)

生活環境：妻と同居 とか…

生活環境：妻と息子夫婦 とか書かれている。

誰かと同居されている際には ボケるスピードは段違いに遅い…

いくら頭のしっかりされた高齢者であれ 継続的に独居されていると…

しだいに
【ボケてくる】のである

テレビなどは情報社会にはなくてはならない非常に便利なアイテムだろう

しかし…
情報は【一方通行】で 会話はない

人は会話しなければ 頭は ほとんど刺激がなく 休息状態である
独居されている方がよほどしっかり【脳トレ】などをされているのであれば…

【問題なし】だろう
まず障害されるのは…【喜怒哀楽】つまり感情の起伏がなくなると思うんです

笑うことがなくなる
怒ることがなくなる
意見を述べることがなくなる だろう…

そして
何時でも寝れる環境 水のガブ飲み環境 運動不足の環境
お喋りしない環境
が起こる…

そして
内臓は衰え…
食欲がなくなる…

そして…
寝たきり
【廃用症候群】になるだろう

人がボケずに生きるには…

ときに【笑い】
ときに【叱る】
(無造作に怒るのではない)

ときに【意見】を…
そして目的を持って動きまわることが大切やと思うエピソードでした

管抜いて欲しいんやけど…

おはようございます。
との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【オシッコの管…抜いて欲しいんやけど】

これが今日の話題…　(バイパス手術後の女性患者さん)

理学療法士の先生方と入院患者さんのリハビリをこなす毎日。

【〓〓さん、今日もリハビリ頑張りましょうか】
【リハビリしんどいんですけど】

【手術後、酸素チューブやオシッコの管、点滴とかいろんなものついてたけど】 【ずいぶん回復されついてたものも外れてきましたね】

【酸素チューブと点滴はなんとか外れました】
【あとはオシッコの管…】

【これこそ…早く外して欲しいわ】
【でも…それ外したら自力でトイレいかなあかんのですよ】

【バイパス手術した傷痕痛いでしょう】 【まだまだ痛いよ】
【急にトイレ行きたくなっても…さっさっと動けないんじゃないですか】
【それもそうなんですけど…】

【動く度に当たってるから痛いんよ】
【そんだけ太い管やから痛いですよ】

【ある程度は…さっさっと動けないと無理でしょう】

【今は我慢ですよ】 【こんなん、恥ずかしいやら痛いやら…】
【今は早く抜いて欲しい…】

傷の痛みを上回る気持ちなんだろうな…
オシッコの管が抜けたら…完全フリーですもんね

あと一歩
頑張って…

応援しかできないんですよね

そんな気持ち感じたエピソードでした