東京は予報より早く雨が降り出した。
傘を買いにコンビニに駆け込んだら既に売り切れとの由。新宿という大ターミナルということもあるけれど、さすが東京と思わされる。
信号待ちで、雨に煙る西新宿の高層ビル街の灯りをふと見上げた。
8年余り前にこの灯りを見上げていた時は僕はまだ学生で、自分がきっと将来何者かになれると思っていた。もっと正確に言えば、根拠なく信じていた。高層ビルの灯りは来たるべき明るい未来の象徴であり、夜なお人通りの絶えない首都の繁栄に自分の人生の充実を重ねていた。
果たして僕は何者かになれたのだろうか?
霧雨に体をしっとりと濡らしながら見るビルの灯りは、濡れた眼鏡のレンズのせいかぼやけて見えた。
傘を買いにコンビニに駆け込んだら既に売り切れとの由。新宿という大ターミナルということもあるけれど、さすが東京と思わされる。
信号待ちで、雨に煙る西新宿の高層ビル街の灯りをふと見上げた。
8年余り前にこの灯りを見上げていた時は僕はまだ学生で、自分がきっと将来何者かになれると思っていた。もっと正確に言えば、根拠なく信じていた。高層ビルの灯りは来たるべき明るい未来の象徴であり、夜なお人通りの絶えない首都の繁栄に自分の人生の充実を重ねていた。
果たして僕は何者かになれたのだろうか?
霧雨に体をしっとりと濡らしながら見るビルの灯りは、濡れた眼鏡のレンズのせいかぼやけて見えた。
まだ見ぬ将来に 無限の夢見て。ちっぽけな自分が目の前の高層ビルの頂上にいつか君臨できるかのような気持ちの高ぶりを思い出しました。今になったらあまりに無謀で、子供だったな~って、気恥ずかしいような思い出ですが。
年を取ると知らぬうちに自分の限界を決めてしまって、あの頃の昂ぶりを忘れてしまう…
ちょっとさびしい
http://unoblog.ameblo.jp/entry-724782da446fbbc0d55351cdbbf4789f.html
私が前に勤めていた会社では「諦めない限り負けではない!」って社訓がありました。とても好きな言葉です。ぎゃもんもそうだよね