にちにち蛙鳴蝉噪

大阪・兵庫・京都・奈良で食べられるトルコライスの紹介を中心に。制作:近藤亨 2004-2023

タイトル

2010-02-12 09:52:48 | その他
映画「インビクタス 負けざる者たち」
タイトルで「ざる」という、ややもってまわった文語的表現を使うのなら、「負けざる」ではなくて「敗れざる」としたほうがしっくり来るのではないかと小さな声で主張を続けているのだが、賛同者は特に現れていない。

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二度目のハーフマラソンで大きく傷ついた走ることへのモチベーションを回復させようと購入したヤマハの「BODiBEAT」。使い始めて2週間が過ぎた。
「本体内蔵のモーションセンサーが運動ピッチを検出し、そのピッチに合ったテンポの曲を自動選曲し」、「本体内に運動ペースに合った曲が無くても」、「本体内蔵の音源とシーケンサーを利用して楽曲を生成する『BODiBEAT Mixer』機能」が「自動的にペースにぴったりの曲を瞬時につくり出し再生します。組み合わせパターンは10万通り以上で、同じテンポでも毎回違う楽曲が再生されるため、飽きずに運動が継続できます」(以上鉤括弧内はオフィシャルサイトからの引用)という「フリーワークアウトモード」がこの製品の最大の特徴であり、大いに期待していたのだが、使ってみると「全体的に悪くはないんだけど惜しいなあ」という感じ。
生成される楽曲は初期のYMOのようなエレクトロニカで、そのテイストは好きなので個人的には問題ないのだが、「毎回違う楽曲」というのは言い過ぎ気味かもしれない。厳密に言えば組み合わせが細かなところで違っているのかもしれないけれど、頻繁に出現するように感じる印象的な楽器音やフレーズはいくつもあり、「10万通り」というバラエティーは実感しない。
また、同じテンポで走っていて一定時間を経過すると、ユーザーを飽きさせないようにとの配慮か、その自動生成曲が異なる種類のものに切り替わるのだが、その切り替わりがシームレスでなく無音の間が出来てしまう。その昔SEGAがリリースしたシューティングゲーム「Rez」のようなノンストップ・ミクスチャー的快感を想像していただけに若干残念なところだ。

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しかし「レズ」ってのもゲームのタイトルとしてはどうなのか。「レズ気持ちいいわー」「うちでレズやろうぜ!」なんて普通人前では言えないものなあ。
コメント (2)
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