にちにち蛙鳴蝉噪

大阪・兵庫・京都・奈良で食べられるトルコライスの紹介を中心に。制作:近藤亨 2004-2023

妄言

2008-07-17 22:21:37 | その他
やあやあ。

―――

閉店した「大阪名物くいだおれ」の看板人形「くいだおれ太郎」の持ち上げられぶりが目に余る。

「8日に閉店する大阪・道頓堀の大型食堂『大阪名物くいだおれ』の看板人形『くいだおれ太郎』が3日、甲子園球場で行われた阪神-中日戦を観戦した」
(7月4日付デイリースポーツ)
「8日に閉店した大阪・道頓堀の飲食店、くいだおれの看板人形『くいだおれ太郎』が長年働き続けた疲れを癒やすため13、14日、大分県別府市や九重町、由布市などを訪れ、熱烈な歓迎を受けた」
(7月14日付毎日新聞)

まあ百歩譲ってこれらの事実自体はほのぼのネタとしてぎりぎりありだと思う。

が、甲子園の記事で「柿木道子会長は『興奮しすぎて言葉が出ません。ずっとまゆ毛が上がりっぱなしでした』と(くいだおれ太郎の)心中を代弁した」とやったり、九州旅行の記事で「(柿木)女将は『景色が雄大で、気持ちまで広くなる。おおきに』と太郎の気持ちを代弁した」などと、なぜ妄想めいた物言いまで同じ文脈で記事になってしまうのか。

やはり世の中の幼稚化は進んでいるのだと思う。
コメント
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