兼平の空と大地

山と川と大地に遊ぶ日記です。

真夏の伊吹山

2016年08月13日 | 滋賀の山

8月12日真夏の伊吹山(1377m)に登ってきました。
山を始めて4年半。毎年夏の伊吹に登ってます。

初めて登ったのが山を始めて2か月目。6月の梅雨の晴れ間を狙って登り、この時期としては珍しく澄んだ空気で、白山も見えたというくらい素晴らしい山の印象を持って下山。
とは言っても実はまともなペース配分も出来ず、かなりのバテバテの下山でした。


2回目は何と楽ちんにツアーバスで山頂往復。

3回目は昨年。チャリンコ山岳隊のイベントとして企画。
でも下山は楽ちんにバスでとなりました。





今回はどうしようかと、
下山後のバスの便が少ないので、頂上でのんびりと花畑散歩が出来ない。
どうしてもバスの時間が気になり焦ってしまうので、今回も下山はバスで・・・・も視野に入れての登りとなります。
入山協力金300円を払い、缶バッジと地図を頂いて歩き始めます。















一合目までは林の中を登りますが、これが日陰なれど風が通らないので暑いのなんのって、一合目からは日差しガンガンだけど、風が通るのでまだましか。

そこで私の服装ですが、Tシャツにランニング用半パン。麦わら帽子に手にはうちわというスタイル。


半パンと言うことは素足が出てるわけで、どっかの誰かさんが同じように素足を出して歩いたらブヨに噛みつかれて、見るに耐えない?悲惨だったらしい。
そこで私は美脚?を守るため虫よけ除けスプレーを準備。丁寧に散布しての出陣であります。

この時期仕方がないですが、眺望は悪く、電車内から見た伊吹山頂上は雲の中でした。




















三合目まで来ると前方には伊吹山の全貌が現れ、これから頂上までず~と山頂付近を見上げながらの歩きとなります。
したがって上からは容赦なく日差しがさんさんと焼き付けてきます。
麦わら帽子が絶対おすすめです。


























三合目で来るとお花畑が広がってます。この辺りは早春から次々と咲きだすそうで、
愛好家は春先に次々と咲きだす花を愛でにここまで毎週のように登られる人もいるとのこと。



五合目です。
ここから見る伊吹山は一見楽そうな感じを受けますが、実はこの少し先から九十九折りの登りになります。

この九十九折の登りが富士山登山者の練習登山には良いそうで、
関西の人は良く富士登山の準備運動に使用するそうです。




ちょっとズームアップしてみました。

ありんこの大きさでくねくねと登って行く姿が確認されます。

六合目避難小屋













下を見ると手前の小屋が五合目、さらに下に見える小屋が三合目。






















7号目あたりからは勾配もきつくなり、九十九折で、しかも岩肌がデコボコの道で、私みたいに素肌を出してる人は、こけたら流血?慎重に歩きます。
8合目で最後の休憩。ここでそう
いつもの「即攻元気」を飲んでエネルギー補給。



元気いっぱいで歩きだすも??
ついに雲の中?






















スタートして3時間10分
ついに登頂です。

まず三角点にあいさつして、
取りあえず昼飯だと。








しかしご覧の通りなんにも見えませ~ん。























でも下界は晴れてるのだから、ちょっとしたことで、この霧が晴れたりするのが山の天気。

いつものように一人カンパーイ。
私の夏の定番の冷たい麺はやめて、なぜかカップ麺。しかも辛いラーメン。
夏場の辛いものもなかなかイケるものです。



食後お花畑巡りスタート。今年は花畑も回復気味と言うことです。
チラッと霧が晴れたら、ドライブウィーの駐車場が・・・・
沢山の乗用車が見えます。












































確かに私が知ってるこの4年では一番花が多いようです。

シモツケソウ                                           サラシナショウマアカタテハ












イブキジャコウソウ                イブキフウロ












イブキトリカブト                   ナデシコ












ウバユリ                      シデシャジン












キンバイソウ                    ルリトラノオ         












ゆっくりとお花畑散策。徐々に晴れてきましたが、やはり見通しは悪く、琵琶湖はよく見ると確認で来る程度。






















時間は2時。
これなら歩いて下山しても充分バスには間に合うだろうということで下山開始。
ところがどっこい、途中でヤバいかも?
それでもジャスト4時無事下山。4時5分のバスに間に合いました。

やっぱり伊吹は真夏が似合うかも?
汗を拭き吹き、タオルがびっしょりでも夏が似合う。と私は思いますが・・・・
なんて言ってる私は他の季節を知らない。困ったものです。(~_~;)

空気が澄んだ晩秋なんかも良いかも、次はそうしようかと思うのでした。



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