西山さんは虚偽の自白をした理由をこう語る。刑事が親身になって身の上話を聞いてくれると「うれしくて、好きになってしまった」。「振り向いてほしいと思った」。にわかには信じがたい。しかし、人間の心はまだまだ謎だらけである。 . . . 本文を読む
発達や知的障害に対する司法の無理解が問題視されている。苦手な受け答えでの誤解がもとで、実際に冤罪(えんざい)事件も起きている。西山受刑者の捜査・裁判でも障害の可能性は一切検討されなかった。 . . . 本文を読む
〈来栖の独白 2017.12.20 Wed〉 当事件については中日新聞夕刊で、週1回程度の割合だったか、取材も交え真相を探る丁寧な記事が連載されていた。読む度に、西山さんの不幸や冤罪の因ってくる状況に慄然とさせられた。この事件は冤罪だろう、と私は受け止めるようになっていた。 大阪高裁・後藤真理子裁判長の英断に希望を見出す思いだ。 . . . 本文を読む
〈来栖の独白〉 菅直人氏の異状には、とっくに付ける薬がない。 本件「決定」は、裁判長に何のリスクも生じさせない。だから、このような決定が出せた。退官間近になれば、怖いものなし。 . . . 本文を読む
米国の多くの福音派信者にとって、その答えは明らかだ。彼らにとって、シオニズム運動によってもたらされたイスラエルの建国は、もともと数千年前からユダヤ人のものであった領土をユダヤ人に回復するという聖書預言の成就だったのである。米国の多くの福音派信者は、イスラエルという国家を支え、守り、発展させるのは、キリスト教徒の役割だと見ているのだ。なぜなら神は、イスラエルを祝福する者を祝福するからである。 しかし、教皇やカンタベリー大主教のようなキリスト教徒にとっては、状況は違ってくる。 . . . 本文を読む