はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

自分への悪口を自分が読む日。

2012年02月06日 21時08分35秒 | 愚痴をポロリの日
明日から
僕の会社は自社事務所にて展示会を催すこととなる。
これがまた大変である。
何がって、新商品のサンプルが微妙に間に合っていないのである。
その微妙な部分は、当日ギリギリでなんとかなりそうってレベルである。

どうせこのブログは当社のスタッフは知りも読みもしないので言わせてもらうが
はっきり言ってふざけんな!って心境である。
特にデザイナーたち。
プロのクセに時間の配分がなっちゃいない。
そして理不尽でわがまま。
上司として意見をすると、すぐむくれる。
別に怒ってるんじゃなくて、話し合ってるんだけど
何か上手くゆく方法を提案したり、聞いたりしてるだけなんだけど
あーあうるせーな、みたいな顔をしてうつむいてしまう。

ゆとり世代の若者じゃないんすよ、僕より年が1つ上とだいぶ上の
しっかりとした大人っすよ。
その大人が、仕事としての意見をもとめられる度に「むす」っとする。
デザイナー様様気質が強いのかもしれない。
やってやってる、という思いも強いのかもしれない。
それに、報告も連絡も相談もなっちゃいない。
何度注意してもなおらない。
要するに、聞いていない。
会社の方針を、ちゃんとやっている人には、あれこれ言ったりしない
やれていないから、言うのである。

むくれるからといって気を使うほど甘くはない。
これはビジネスである。
ただ、自分らは自分らの仕事を楽しく毎日していればそれでいいと思っているのかもしれないが
締め切りに間に合わなければ
展示会へわざわざいらしてくださる取引先さんをがっかりさせる事になるし
売り上げに繋がらなくなる。
見事、多大な人に迷惑がかかるし
当然、自分らの懐にだって響くこととなるのだ。

仕事はボランティアじゃない。
うちは慈善事業でもない。
ビジネスである。

彼女たちは言う。
私たち、正社員じゃないし、限られた時間なんだから、仕方ないでしょと。
仕方なくない。
するとまた「むす」とする。
うちの会社に席をおき、うちの会社からお金をもらい
さまざま調子良く意見をし、会社にビジネスに深く関わっている以上
社員も契約社員もパートもバイトもなにもかわりゃしない。

それに、僕は今回の展示会と新商品に関して決定を下したのは
さかのぼること去年の夏の終わり頃だ。
材料だってしっかり仕入れている。
それに、デザインに集中できるようにと
生産管理や雑務をかわりにしてくれる新しいスタッフも入れている。
みんなで協力してがんばろう!とは言うが
休み返上して無理してでもやれ!などひとことも言ったことはない。
そこまで言わずとも、ちゃんと出来る期間と状況を整えている。

何でも相談ができるよう、営業しなきゃいけないところを
なるべく多くの時間、事務所にいるようにも心がけている。
なのに、ぜんぜんそんな素振りもない。
こちらから日々、様子を伺ってはいたが、のんきに大丈夫の一点張り。
フタを開けてみたら、実はまったく大丈夫なんかじゃなかった。

話し合いを持つと、出てくる出てくる
責任のなするつけ、人のせい、そしてマイナス発言。
「もうこのアイテム間に合わないから出すのやめましょうよ」
どうしてそんな事言えたもんかと呆れてしまう。
会議を重ねて決定したことを、そう軽々くつがえすのか?
しかも、そんな権限はないでしょうが。
「展示会には間に合わないけども
終了後に頑張って仕上げるからもう少し時間ください!」
みたいなこと言えないのかね。

やらずに無理!ではなく、やった結果だめだった
ってなら、上司はいくらでも考えるってものだ。

先日、もう流暢なことも言ってられなくなって
仕事終わりの夜
年配のデザイナーにメールをした。

「あなたの抱えている仕事が全く進んでいる気配を見ない。
どうにかして間に合わせてください。
これはお仕事である以上、出来ませんでしたはすまされない事です。
どうしたら間に合うか、僕も精一杯考えます」

その後、もう1人のデザイナーに
「話たいことがあるが、今から電話してもいい?」
とメールを打った。
年配デザイナーの仕事を、もう1人のデザイナーに手伝ってもらおうと決めたのだ。
彼女が抱えている仕事はひとまず置いておいて
年配さんの仕事を優先的に2人で仕上げてもらえないか頼もうと思った。
そしたら、年配さんの負担も減る。

しばらくして、メールが来た。
年配さんからだ。

内容見てビックリした。
あまりのひどさに衝撃が走る程の内容
一応他人のメールなので、ここには具体的に書けないが
それはそれはドキドキしちゃうような
完全に“僕の悪口”が書かれていたのだ!

どうやら年配さん
もう1人のデザイナーに送ろうとしていたメールを
間違えて僕に送ってしまったみたい。
見事なまでに散々たる自分の悪口を、自分が読むなんて体験
そうそう出来たもんじゃない。

まあ一応
こちらからも
「送る相手を間違えてますよ(笑)」
というメールを返しておいた。

年配さんともう1人のデザイナーは、しょっちゅうこうして連絡をとりあっているようだ。
まあ当然っちゃー当然なこと。
こうして憂さ晴らしして、日々頑張っているのだな。

僕は思う。
前向きな愚痴はこぼしても
ただの悪口は何も生み出さないと。
先代の時、僕は思っていることをちゃんと直接本人にぶつけていた。
多少もめはするが、だから、具体的に解決していけた。
きっちりとした意見を持って、それをきちんと相手にぶつけないと
何もわかりゃしないし、何もかわらない。
ただ裏で悪口を言っているだけでは、何もはじまらないし
本人の嫌な気分は、残るまんまだ。

まあ、とはいえ
スタッフに、けちょんけちょんに悪口を言われるなんて
僕も、嫌われ者役の立派な上司になれていたんだなと
嫌な気分よりは、清々とした嬉しい気持ちでいっぱいとなったのだった。

きちんと言うのが上司の仕事。
きちんと軌道修正し、方向を導くのが上司の仕事。
ちゃんとスタッフを見ていてあげるのも上司の仕事。
上手く仕事をふるのも上司の仕事。

別に好かれようなんて思っちゃいない。
とくに嫌われようとも思っちゃいない。

こうしてお互い繋がっているから
いけないのはスタッフだけじゃない。
僕にも至らんことは多々ある。
自分は悪くはないが、仕方なく部下の責任をとる
というのではない。
上手くいかない場合は、確実に上司だって悪いのである。
きっちり言うこと言えなきゃ
お互い様なのだ。

翌日
デザイナー2人は
ものっすごく、ぎこちなく
精一杯頑張っていたのである。
で、あともう少しで
サンプルが間に合うところまで来たって感じ。

明日から金曜までの展示会。
成功させたい!と願う。

めけめけ~。

写真。会社事務所の入口なり。


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2 コメント

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あえて。 (店長)
2012-02-07 22:33:55
ものすごく頑張ってると、見えたら、あえて無理矢理褒める。
 なかなかそれが出来ないが、女子の多い会社は、それが、意外と大きいみたいです。

今回は、一杯いっぱいで、お邪魔できそうもありません。上京の際には是非。
返信する
店長さん。 (ばんぱく。)
2012-02-08 22:15:29
やっぱあれっすね
うちの場合は、なんちゅうか特殊っちゅうか
先代のしがらみを
多少なりとも引きずってしまっているっちゅうか
一部スタッフに。

そこを上手くやるのが僕なのでしょう。
しかし
事は直らず繰り返すんすよね
1年間
ほめても、言っても(苦笑)

根本から絶つしかないか
と、本日決断しました。
会社を成長させるには
徹底した話し合いとわかりあい
それでもダメならコーラック(笑)
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