はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

かみきった。

2013年12月27日 23時33分34秒 | ほのぼの日記シリーズ
噛みきった。
あ、変に変換されちゃった。
髪切った。
丸坊主。
暑いし、だらしないし、展示会近いから。
さっぱりした。
涼しい、さわやか、気持ちいい。

今年の夏はまた一段と暑いから
頭皮があれて湿疹できちゃってる人が多いよ
なんて床屋のおばちゃんが言っていた。
寝汗でかぶれて夜無意識にかきむしる。
ひどくなる。
僕はどうやらきれいらしい。
うれしい。
おばちゃんがそう言っていたもの。
寝汗すごいし、かきむしりもすごいのに不思議だ。

通いなれたる床屋さん。
でも、見慣れないフィギュアが2体飾ってある。
すげーファンキーなモンスターのフィギュアだ。
意外や意外!?おばちゃんの趣味!?
と思いきや、姪っこさんの商品だとか。
商品?作品?、商品。
その出来のグレードにおどろきだ。
フィギュア本体からパッケージまで
個人の手づくりとは思えない。
なんて言ったら、そう、姪っこさんプロらしい。
元々デザイン事務所で働いていて
独立して今は個人でやってるそうだ。
フィギュアは展示会で
床屋のおばちゃんが応援目的に購入。
本来はフィギュアでなく
キッズウェアや小物を展開し
ネットやイベントで売っているとのこと。
手づくりのカタログも見せてくれた。
なかなか、かわいい。

今は自分の居場所ややるべき事や夢みたいなものを
知らなければ、探そうともしない若者が多い。
そんな気がするし
僕が出会った若者は現にそんな子が目立つ。
姪っこさん
やりたいことがカタチとしてはっきりしていて
すごいな~と思ってしまった。

いや、別段すごいことなんかじゃないのだ。
それが人としての、若者たる常識かもしれない。
だけど、そんな常識が非常識に転じて
夢追い人が天然記念物化したような昨今で
このような子は目立ってみえるのだ。

やりたいことがあってもやらない人がいる。
ひとりじゃなにも出来ない人がいる。
やりたいことをひとりでやり続ける
ハツラツなんて死語かもしれないがそう感じた。

すごいな~
いつか誰かの目にとまり
ぶわぁっと花咲けばいいですね、と言うと
床屋のおばちゃんはニッコリ嬉しそうに笑った。

どうだった?
と聞くと
ふつう
なんて答える若者が多い。
おいしい?
ふつう
楽しい?
ふつう
暑い?
ふつう
で、なにがしたいの?
とくに
これ、どう思う?
どうって、なにも
そうか。
それ以上、平行線だ。

中学生の頃、絵をみてくれていた先生や
論文を教えてくれた先生や
コントをみてくれていた先生や
高校生の頃、脚本を教えてくれた先生や
デザイン科の先生方はみなさん
共通して僕に同じようなことを伝えてくれた。

大人は若さが羨ましくて仕方ない。
君はなにか余計なことを考えず
そのまま思いきり表現すればいい。
君がいいと思うことをそのままのカタチで
ギラギラと、駆け抜けるのがいい。

若さは鮮度だ。
ゆくゆくあぶらがのってなお輝きは開花する。
ひたむきに、がむしゃらに、幅広く、真っ直ぐに。
そこを大人は見たい。
なにか特別なものがなくても
夢中になれる“なんでも”にくらいつくのがいい。
そこには普通はない。
あるのは最高か最低だ。
いいじゃん、それで。
そんなふうに思う。

髪をきると
引き締まる。
丸坊主
中学生までの自分を思い出して
なにくそ!て思うのである。

めけめけ~。

写真。むむ!


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