はやしんばんぱくの、めげてめけめけ、言論の不自由ブログ

全国各地へ飛び回り、めげてめけめけめげまくり、色々書いていましたが、ブログ終わりました。過去を読めばいい!サラバじゃ~!

プラマイゼロから先。

2011年10月10日 17時38分41秒 | お酒&泥酔シリーズ
マルモのおきてスペシャルを
長野のホテルで見た。
本編放送終了から数ヵ月。
このスペシャルで
ホームコメディドラマの楽しさをあらためて満喫した。

子どもと大人の描き方、コントラストが絶妙である。
ぶどうやカッパやヘンゼルとグレーテル
テーマに対する伏線のはりかたや、モチーフも更に絶妙だ。
笑わずにはいられん、泣かずにはいられん家族模様である。

心と心の繋がり。
あたたかく、非常にまろやかなドラマだった。
長野の夜が、あっという間に過ぎ去った。

マルモを見た、昨晩宿泊の長野のホテルはサウナ大浴場付きである。
お部屋広々、大浴場広々
ゆったりのんびりくつろげた。

マルモ見る前、大浴場へ向かう。
湯につかりながら「あぁ~~~…」と思わず声をもらし
身体の力がスルリほどけてゆくのを感じた。
まさに束の間の極楽だ。

大浴場に身を浮かべながら
ぽか~んと天井を見つつ
この日、1日の事を思い返す。


この日、朝一に伺った伊那市のお取引先さんは
長野で有数の大企業である。
その会社で今、元当社デザイナーが働いている。
会社引き継ぎ前、元デザイナーは婚約をし
長年勤めた当社を退職。
旦那さんと共通の故郷、地元伊那市へ帰って
今はそこにしっかり自宅を構え暮らしている。
退職、帰郷に際し、彼女から職に対して相談を受け
同じ伊那市のうちのお取引先さんであるその企業を紹介したという訳だ。

さて商談へ伺う。
おおよそ6ヶ月ぶりの再会。
元気よく働く彼女を見て少し安心した。
お取引先さんも、彼女の働きっぷりには一目おいてくださっているみたいだ。
良かった良かった。

商談を終え、帰り際
彼女から手土産をいただいた。
冒頭写真の焼酎
仙醸本格米焼酎高遠(たかとお)
である。

高遠は伊那市の地焼酎。
パッケージングの和紙の色が
中身の焼酎をきれいな緑色に見せている。
とても嬉しい頂き物だ。

僕は伊那市を後にし松本へと向かった。
松本は新規店舗への売り込み営業だった。
アポイントが13時だった所を
30分ばかり遅れてしまう。
一応先方に遅れる旨を連絡し
慌てて駅からタクシー飛ばして到着。
「こんにちは」と店内へ入る。

さてスタッフさんが出て来てもオーナーさんは出て来ず。
多少遅れてしまった理由を話し挨拶。
スタッフがそれをオーナーに伝える為に
奥の部屋へと入って行った。

壁を隔てたバックで何やら話し声。
「店長、先程連絡あったメーカーの人が来ました。
先の商談が長引き、電車1本乗り過ごしたそうです」
「は?約束は1時でしょ?
どんな商品持って来てるか知らないけど
もうめんどくせーし
今忙しいから帰れって言っといて」

スタッフが出て来て
その旨を僕に伝えてきた。
遅れた僕も悪いが、そんな言われ方はない。
まぁ店も小さくて、当社の商品あいそうにもないから
特に売り込まんでもいいやと帰る事に。
帰りのタクシーを呼んでいただくよう頼む。
少々お待ちを…とスタッフがまたオーナーの部屋へ引っ込んだ。

奥から再び話し声。
「店長、タクシー呼んでくれとか言ってますが」
「はぁ?タクシー?
知らねーよ!私たちタクシーなんて乗らないし!
あの人タクシーで来たの?
バッカじゃない?
自分で調べて勝手に呼んで勝手に帰れって言ったら?」
「あははは」

全てまる聞こえである。
分かっていてやってんのか?
僕はそんなに悪い事したか?
遅れはしたけど、きちんと連絡もしたし
それは申し訳ないとは思うけど
でも、ものすごく腹が立った。

スタッフが出て来た。
差し出した名刺を返していただき
「タクシーけっこう。
おたくの会話はまる聞こえ。
当社の商品も置いていただかなくてけっこう」
と言い残し店を出てしばらく歩いてタクシーひろう。

世の中色んな人がいるもんだ。
この場合、誰も何の得もしない。
遅れたのは確かに悪い。
それを、裏でよくもまぁあんなふうに言えたものだ。
知らぬ人だからなのか?
まだ取引先していない会社だからか?
そういう相手こそ、むしろ慎重にすべきじゃないのか?

あぁ、気分悪っ!

まぁ、悪質な店との取引を回避出来たと思えば
気も楽になろう。


「あぁ~…
のぼせるぅ~」


風呂を上がり
サウナですっきりして
1日の、全て「うんざり」を洗い流した。

部屋に戻ると元デザイナーからメールが来ていた。
「今日はありがとうございました!
久々の○○さん(僕)は相変わらず元気で
私も色々ありますが、頑張らなくっちゃ!なんて思っちゃいました。
聞いて欲しい事がたくさんあるので
またすぐ営業に来てください!なんて(笑)
焼酎なんて、重い荷物を増やしちゃってごめんなさい!
ではまた!」

頑張らなくちゃ!はお互い様だよ。
胸がじぃ~んと熱くなる。
ちまちま生きるべからず。
高く、遠くを見据えて
生きる!

心と心が繋がり
笑顔が生まれる。

元デザイナーから頂いた伊那の米焼酎を開けた。
美味い。
確かに重みのある焼酎は
ずっしりと心に広がっていった。

そして
そろそろマルモのおきての時間である。

そんな昨晩。
そんな夜。

で、
長野の夜は、あっという間に過ぎ去ったのだった。

めけめけ~。

写真。米焼酎高遠。


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2 コメント

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恩返しの焼酎 (ぴゅあこ)
2011-10-11 11:39:44
なるほど。いいことと悪いことがあってプラマイゼロの一日なのね。
30分くらいでそんなケ◎の穴の小さいこと言う人がいるのかぁ
『他人にしたことは、いつか必ず自分に返ってくる。いいことも悪いこともすべて。それは恐ろしいほどに見事にな・・・』
つうのを本で読んだことあるよ。
だからきっとその意地悪な対応した人も、そのうち自分に返ってくるね。
逆に言えば以前、ばんぱくくんがそういう態度をとって自分に返ってきたのかもしれないけどねー。
イヒヒ
返信する
ぴゅあこさん。 (ばんぱく。)
2011-10-11 19:47:51
だとすれば
過去のひでーあれこれを
僕は今、もろに受けまくり
ボロボロになるでしょう(笑)

なんてでも
この店のオーナーなど妃じゃないくらい
ひどい事バシバシしてきたからなぁ(笑)

回り回って来たら
生きちゃおれぬ!

ぎゃふんっ!
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