時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

劇場版MOZU

2016-07-20 | 映画
警視庁刑事部捜査一課捜査官
大杉良太警部補や
警視庁公安部公安第二課捜査官
明星美希巡査部長と共に
東京・銀座の繁華街で起きた爆発事や
サルドニア共和国大統領暗殺未遂事件など
数々の事件を追う過程で
警察内部の闇に気づき
それらを暴いてきた警視庁公安部特務一課捜査官
倉木尚武警部
しかし
今だ娘・雫の謎の死の真相は闇に包まれたまま
倉木は現場を離れ
酒に溺れる日々を送っていた



そんなある日
都内の高層ビルに
武装集団が立てこもるというテロ事件が勃発
現場付近に避難勧告が出される中
そのニュースを見た倉木は
現場近くでペナム人の少女・エレナを拉致する
襲撃現場に出くわしそれを阻止した
2つの事件を担当した明星は
現場のカメラの映像から倉木が
エレナ襲撃事件に関与していることを知り
捜査協力を依頼するが
拒否されてしまう



その頃
路地裏に隠れていたエレナに
偶然出会った大杉は
自らの探偵事務所で保護する
大杉は
娘・恵との約束のため
あとを警官に任して事務所を出るが
大杉と入れ違った恵が探偵事務所に現れた
そこへ
新谷宏美を模倣するかのような
権藤がエレナを探しにやってくる
エレナがの代わりに
恵を連れさる権藤…



ダルマにたどり着いてしまった…
倉木これ以上深入りするな
そう言い残し
津城警視正は去っていく
これが
最期の会話となることも知らず…

恵が連れ去られたことを知り
明星の身を案じた倉木が明星の自宅を訪ねると
すでに明星も連れ去られたあとだった
シャワー音に導かれるように
倉木が浴室に向かうと
浴室の壁には血で浴槽から突き出した
両足が描かれていた
倉木は
今回の事件に関わっている人物が
娘・雫の怪死ともかかわっていると確信する



ダルマにたどり着いたという
津城警視正死
これも組織の手による殺害なのか!?
倉木たちを監視するために
警視庁公安部に潜り込んでした村西悟により
拉致される倉木
アジトへの輸送途中
東和夫による奇襲を受け解放された倉木は
東って敵なの味方なの?
東からダルマこと吉田コマオの存在をしらされる倉木

ダルマは日本の均衡を裏で保っている
そのシステムを破壊すれば
たちまち国中が混乱に陥ることは間違いない
僕はそれが見たいんだ




ダルマが復活する前に殺せ
東はダルマの居場所が入ったスマホを
倉木に手渡したのだった
その頃
エレナと恵を交換するべく
権藤の呼び出しに応じた大杉は
救出した恵みとエレナと共に逃亡を図るも
権藤のアイスピックによる一撃を首に受け 
絶体絶命!
その時
突如現れたのは新谷和彦
新谷と権藤との
死闘が繰り広げられる

人気のない墓地で
解放された明星美希
彼女もまた
妹と姪っ子を盾にダルマの歯車として
組み込まれようとしていた
その任務とは‘倉木の監視’
倉木が暴走するようなことがあれば抹殺せよ



日本に戻った倉木に
昇進話が持ち込まれる
倉木もまたダルマの歯車として組み込まれていくのか?
明星と再会した倉木
お前は何を命じられた?
明星の頬に一筋の涙をみた倉木は
家族の命をおびやかされながら歯車にならざるを得なかった
妻・千尋の姿と明星の姿を重ねた
あいつらの思い通りにはさせない

再び
ペナム大使館が襲撃され
エレナが消えた



遂に?
やっと!
MOZUシリーズが終わりました
日本のみならず
世界の均衡を陰で操っていたと思われる組織
その首領ダルマこと吉田コマオが
倉木の娘・雫に直接手をかけるというのは
何か違和感あります

MOZUこと
新谷宏美を異常に敬愛する権藤と
新谷和彦との対決
これもこじつけっぽいかったです
都市伝説となった新谷宏美の存在を
自らの手で消し去りたいという
和彦の思いを遂げさせてたい
ってことなんでしょうけど
ここまで引っ張る必要性
あったのかなぁ~



東は
ど~してあんなに倉木に執着してたんでょう
サディスト東の倉木に対する執着心
半端なかったです
結果的に
東は常に倉木をフォローし続け
ダルマを道連れに
死んでしまいました
ん?
ダルマが消え世界の均衡が破れ
世界が混沌とする有様を
見たかったんじゃなかったかっけ?



大杉と明星が
イタリアレストランで
高級ワインを飲んだくれている頃
倉木の携帯に着信が入る
着信画面をみて
ほくそ笑む倉木

倉木だ

携帯で話をしながら
雑踏の中へまぎれていく倉木

これが一番意味深でした
あの笑みは何なんだ!?
倉木が新たな都市伝説を継承しそうな予感…

アンフェアもですけど
MOZUも
原作を越えることは
出来ませなんだ

              画像は映画.com他より引用しています                   

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