時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

空也十番勝負8 ~名乗らじ~

2022-12-13 | 読書
坂崎空也は
安芸広島城下で
自らを狙う武者修行者
佐伯彦次郎の存在を知る
武者修行の最後の地を
高野山の麓
内八葉外八葉の姥捨の郷と定め
彦次郎との無用な戦いを避けながら
旅を続ける空也
京都愛宕山の修験道で
修行の日々を送る中
彦次郎は空也を追い
修行の最後を見届けるため
霧子眉月は
一路
江戸から姥捨へ旅立つ



流れ的に
佐伯彦次郎との9番勝負
そして
薬丸新蔵との10番勝負
これで終わりだろうと
思うんですよ
その前の
8番勝負が
これですか…
今回の
空也瀧での
勝負
無意味でした
必要ありませんよね
全然
しかも
名前さえ名乗らず
死んでしまいました
これは
ひど過ぎる
余りにも
雑過ぎる

空也と彦次郎の
修業の対比も
必要あるのか?
空也は
武者修業は様々と
彦次郎の行いを
肯定しているけれど
厳島神社での所業は
もはや詐欺です
しかも
徳川家斉からの信頼も厚い
江戸神保小路
直心影流尚武館道場主
坂崎磐音の嫡子に
チョッカイ出そうとしている
安芸広島藩
浅野家存続の危機!
間宮一刀流から破門
実家
佐伯家から勘当
これも当然の流れ
帰る国もいえもなくなりました
改心することも無さそうです
不愉快な存在なので
内八葉外八葉の姥捨の郷内には
入って欲しくありません!
空也は
郷に向かう前
今日の八坂神社
祇園感神院に向かうようなので … 『吉原裏同心』主人公・神守幹次郎が寝泊まりしてるところに遭遇したら
京都で               嬉しいなぁ~          
決着つけて頂きたい!

あと
10番勝負後
江戸に戻って
尚武館道場
継ぐ気あるのかなぁ?
万が一継いだとして
その後
磐音が旅に出ちゃったりして?
おこんさんも眉月さんも
苦労しそう