時遊人~La liberte de l'esprit~

優游涵泳 不羈奔放 by椋柊

コースト・オブ・ユートピア-ユートピアの岸へⅠ部 -船出-

2009-09-16 | 舞台/役者
全幕上演に
9時間を要する大作
『コースト・オブ・ユートピア-ユートピアの岸へ』
1日一幕を15日から
三日連続で観劇致します

ストーリー
物語の始まりは
新時代に向かって躍進する19世紀ロシア

若き知識人たちは新たな思想にふれ
農奴制の廃止を目指す大地主・バクーニン一家を舞台に描かれる
母国を愛するが故に革命を志す

若者たちの熱い友情と儚い恋愛に彩られた日々
度重なる挫折
愛する者との別れを経験しながら
各々の‘ユートピア’求め西欧へ旅立つ

やがて青春の時代は過ぎ去っていき…
人生の意味とは
前進することの目的とは?
巨大な命題を前に
彼らが目指す先には…

思想家・ゲルツェン
革命家・バクーニン
詩人・オガリョーフ
作家・ツルゲーネフ
そしてマルクス
プーシキン…

19世紀のロシアで
自由を求め革命の礎を築いた若者たちの
激動の日々が鮮やかに描かれる


昨日はその1日目
第Ⅰ部の船出

斜め前の席に着席したバカップル
女は喉が痛いのか
トローチを永遠と食っていた
そのたんびアルミのゴソゴソという音が
劇場内に響き渡り
そのうち
あろう事か
イビキかいて爆睡しだした

後半では
コソコソ話し出し
男がいきなり爆笑し出す始末


靴の裏っかわで
後頭部殴りたい衝動を
抑えるのに必死だったです
(;`O´)o (゛ `-´)/

3日通し券ってことは
今日も明日も
あのバカップルが近くに座るのかと思うと
気が重いぞ…


開場した時点で
役者さん達は
センターの舞台にいます
稽古場で台詞合わせするような雰囲気
好き勝手に会話をしていました
これって蜷川さんの演出では
時々用いられます

開演のブザーと共に
役者が舞台上で衣装を身に付け始め
裏方さんが
セットを運び入れていきます

必死に水野美紀さんの姿を探したんですが
出演者が多すぎて
誰が誰なんだかよ~解らん

結局この日は出番なかったみたいです
阿部寛さん演ずる思想家
アレクサンドル・ゲルツェンの妻役らしいので
今日辺り
お目にかかれるかも~

閉鎖的な社会を打破しようと試みる
若き青年達の苦悩が
ヒシヒシと伝わって参りました