令和4年(2022年)7月8日、安倍晋三元総理大臣がご逝去された。
* * * * *
15年以上もの歳月を遡ること、平成18年(2006年)11月15日に始めた、この「神子屋教育」のブログ。
当時、小学2年生のみみかが、9月の2学期から不登校になり、手探りで始めた「神子屋教育」だった。
ブログを立ち上げる少し前、みみかは「日本の校長先生」として、当時の安倍総理大臣宛に手紙を書いた。
「学校へ行かない!」「学校を辞める!」というやり取りの中で、『学校を辞めるのなら、学校の校長先生ではなく、日本の校長先生である総理大臣に伝えなきゃ、勝手に辞められないし休めないんだよ!』という私の言葉を受け、何の抵抗もためらいもなく、いとも素直に、みみかは手紙を書いた。
そして私も、親として国民の一人として、私自身の思いを綴らせていただいた。
不登校となったみみかを通して読み取った、学校教育(社会全体・人類全体)に潜む問題を、私は率直にその手紙に書いた。
「安倍総理への手紙1」
「安倍総理への手紙2」
みみかが不登校になったちょうどその年の初めには、私は自分の内から沸き起こる『生命(いのち)を守りたい!』という強い思いから、「生命礼拝」「生命尊重」「生命祝福」を自らの姿勢とすべく、不殺生菜者としての試みを始めていた。
社会や世界、そして我が家的にも、本当に様々な現象が絡み合い、繋がって連動していた時期だったと思う。
「不殺生菜食者」
「神子屋教育の場/我が家」
第1次安倍内閣は1年ほどで終わってしまったが、平成24年(2012年)から第2次安倍内閣が始まった。
この年、愉快な認知症だった最愛の父(みみかにとって祖父)が亡くなった。
家族にとって、我が家にとって、私にとって、大きな変化となった。
「愉快な認知症」
その後、インターネットという時代の産物と、令和2年(2020年)までの安倍元総理のご活躍のおかげで、日本人でありながら日本という国に対して、全くお花畑だった私は、「愛国」に目覚めた。
どのような素晴らしい国に生まれ、どのような素晴らしい民族として、自分が今此処にいるのかを自覚した私は、「ちゃんとした日本人になる!」と自ら宣言した。
御代替わりによる「令和」はじめての「紀元節」には、日本国の初代天皇をお祀りする橿原神宮の「紀元祭」に参列した。
日本人として、日本という国との一体感を感じた。
地球人類の一人として、この地球上のすべての国とも民族とも、自他一体であって、一体の愛であること、一体の生命(いのち)であることを理解した。
「ちゃんとした日本人になる!「宣言」」
「ちゃんとした日本人になる!『令和最初の「紀元節」』」
* * * * *
安倍元総理は、積極的平和主義の旗の下に、国際社会と手を携えて、世界の平和と繁栄にこれまで以上の貢献を行って来られた。
安倍元総理が、地球規模で繋いで下さった「世界の輪(和)」を大切に展開させたい!と、地球人類の一人として、私は思う。
私自身は、「偶然はない」と思っている。
そして、「魂」は自由自在だと。
安倍元総理の魂が肉体を抜け出し、自由自在な次元へ移られた時間帯、橿原神宮では「世界平和祈願祭」が斎行されていた。
「天地四方八方の果てにいたるまで、この地球上に生存する全ての民族が、あたかも一軒の家に住むように仲良く暮らすこと、つまり世界平和の理想」を掲げた、神武天皇の「八紘一宇」の精神である神事が行われていた。
・・・私自身、この数年、「悪」にとらわれ、「平和」や「調和」の心を忘れてしまっていた。
混沌とした心は、批判や非難や、恨みや憎しみ、悔しさ悲しさを生み出して、「分断・分裂」の意識に繋がり、「闘い」の連鎖を繰り返してきた。
あれほど、『私たちは一体の生命(いのち)』だと、分かっていたはずだったのに。
やっと今、お互いを神の子・仏の子として、許し合い、愛し合い、祝福賛嘆し感謝し合う、「調和した心」があってこそ、「世界平和」が現し出せることを、私は思い出した。
私自身は、安倍晋三元総理のご逝去に際し、「生命尊重」と「非暴力」の大切さと課題を、贈りものとして受け取った。
その日、私が読んでいた本にはこう書かれていた。
【人類は本質的に善なのか、それとも悪なのか?
その岐路にあなたがたは来ている。人類の未来は、どの道を行くかにかかっている。
あなたがたと社会が自分たちは本質的に善であると信じていれば、生命を肯定する建設的な決定や法を採用するだろう。本質的に悪だと信じていれば、生命を否定する破壊的な決定や法を採用するだろう。】(「神との対話3」/ニール・ドナルド・ウォルシュ著)
私は、生命を肯定する、生命を否定しない!
本質的な「悪」を信じない!
そう、そう、そう!
私の生命に対する姿勢は、「生命礼拝」「生命尊重」「生命祝福」だ!
安倍晋三元総理ほど、愛深い人はいない。
日本のため、世界のため、地球人類のために、本当にありがとうございました。
安倍元総理をずっとお支え下さった昭恵夫人、本当に心からありがとうございました。