「やめて!その木を切らないで!!」
叫びながら、少年は駆け足でやって来た。
「この木はぼくの大切な友だちなんだ。
だからお願い、この木を切らないで!!」と、少年は言った。
僕はハッとした。
それから、遠い昔のことを思い出していた。
『そうなんだ、この木は僕にとっても大切な友だちだった。』
僕がまだ風や雲と遊んだり、花や草と話が出来たこの少年ぐらいの頃に、僕たちは確かに友だちだった。
僕はいま . . . 本文を読む
夢を見た。
UFOがいっぱいやって来て、宇宙人の親子が降り立った。
宇宙人親子は、とある家の中に埋められた。
しばらくの間バイバイだけど、『時が来たら目覚める』そんな気がした。
あれから何年が経ったのだろう。
あの宇宙人親子は、今目覚めている。
いつか会えるだろう。
きっと、近いうちに・・。
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もしもし 神さま!
どうしてお父さんとお母さんはけんかをするの?
どうしてボクはあの子が好きなの?
どうしてこんな悲しい気持ちになるの?
どうしたら なおるの?
神さまとつながる
でんわがあればいいなあ。
なんでも答えてくれる
でんわがあればいいなあ。 . . . 本文を読む
今日カブトムシを見ました。
本物です!
百貨店で売ってるのじゃなく、
おばあちゃんちのうらのお山で見たんです。
百貨店で売ってるのも本物だけど、
今日ぼくが見たのはホントに本物なんです! . . . 本文を読む
どうしてかかとの高い靴をはくと、すてきな気分になれるのかなぁ。
なんだか大人になった気分。
おとなりのあやちゃんよりも、同じクラスのゆうこちゃんよりも、
ずっとずっとかわいくてすてきな女の子。
うふふ。
でも、ちょっぴりあんよが痛いのよネ・・。 . . . 本文を読む
ぼくのパパはめがねをかけている。
めがねをはずすと何にも見えないんだって。
じゃあ・・・
この間かえってきた16点の算数のテストは、
今度パパがめがねをはずしている時に見せよう!
. . . 本文を読む
空を飛べたらいいなあ。
UFOなんかとぶつかって
宇宙人なんかと友達になれるかも。
空を飛べたらいいなぁ。
学校なんか歩かなくても
びゅ~んと飛んでらくちんちん。
◆小学校のころの私は、学校への数十分の道のりを歩くのがとても苦痛でした。
「何故歩くという行為をしなきゃいけないのか?」と、漠然と考えていました。
このころの私は、時間空間を飛び越えた魂の自由さを覚えていたのだと思います。
な . . . 本文を読む
私の心の鍵はどこにあるの?
いったい誰が持っているの?
私にも分からない。
だけど、私の心はいつかきっと開くわ!
その鍵が見つかればきっときっと。
その鍵は、私の心だけじゃなくみんなの心も開けるのよ!
たった一つの鍵で!
だから、私たちは見つけなきゃ!
たった一つの鍵を。
その鍵を見つける方法はただ一つ。
みんなが力を合わすこと。
そしたら、一つの鍵は出来るのよ!!
◆ちょっと文章が稚拙 . . . 本文を読む
◆私は小さいころから、『愛』という字と『綴る』という漢字がとても好きでした。
小学3年生で転校生となり、それまでの学校での記憶は余りありません。
しかし、引っ越ししてからの4年生ごろから、学校での作文や自分で詩を書くのが大好きで、そのころからの学校やらの記憶はあります。
中でも、6年生の時に見に行った演劇鑑賞で書いた感想文を、担任の先生が「大変素晴らしい感想文です!」と、何重ものグルグル巻の丸印を . . . 本文を読む
忘れてしまったの?
失ってしまったの?
子どもの頃の気持ち、素敵な夢。
今はもう思い出せないの?
思い出してはいけないの?
大人になると夢は描けないの?
書けなくなった私の気持ち、描かなくなった私の夢。
誰が?何が?そうさせたのだろう?
◆私が私に、子供のような素直な気持ちを書いてはいけないと、呪文をかけた。
私が私に、普通の大人でいるのなら夢を見ては描いてはいけないと、呪文をかけた。
誰 . . . 本文を読む