HP管理人の独り言 リメイク版

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なぜ「蜂の巣」は六角形なの?

2012年03月31日 | 日記

 蜂の巣と言うと巣の中の部屋(育房)が六角形ということが知られています。 これは全ての蜂というわけではなく、ミツバチやスズメバチなどの一部の蜂の巣だけですが、何故わざわざ難しい六角形にするのだろうか? まず辺の数が多い多角形を敷き詰めると、色々な方向からの力に対して強度が増します。 しかし七角形や八角形以上や円を敷き詰めると隙間が出来てしまいます。 五角形についても1つの内角が中途半端で隙間が出来ます。 三角形は隙間は出来ませんが、中に円筒形のものが入るのには無駄が多過ぎ、四角形だと強度が低い。 六角形というのは、ある不規則な形の平面を埋めるのに最もたくさんの面積を活用できる形です(最密充填形)。 また、蜂の巣の構造「ハニカム」は軽量でしっかりした強度があることでも知られ、いろいろな工業製品に使われています。 これだけ立派な形の巣を、蜂たちは触角を定規や分度器代わりにして見事に作り上げるんですね。


お弁当に入っている緑の仕切りって何?

2012年03月30日 | 日記

 お寿司の詰め合わせや各種お弁当に入っているギザギザの緑の仕切り。 あの緑の仕切り、いったい何ていう名前なのでしょうか? これは、もともとは蘭の葉で作っていたので、「葉欄(バラン)」と言われています。 食品衛生上の問題や手間などから、現在はほとんどフィルム製品になってしまい、余程のことがない限り、蘭の葉を実際に使ったバランにはお目にはかかれないようですん。 こういうコピー商品は仕切り、菊の花、などの装飾品に留まらず、食品そのものにも及んでいます。 古くは雁の肉に味を似せた「がんもどき」や、最近の代表的なものでは、カニの味をくわえたカマボコの「カニカマ」、サラダ油等で作った「人造イクラ」などがあります。 ちなみに、「カニカマ」は、イギリスの大臣が「詐欺だ!」と怒り狂い、国際問題に発展しかけたほどの大ヒット商品です。


「食パン」には何故「食」と言う字が付いているの?

2012年03月29日 | 日記

 

 「食パン」とは、言うまでもなく、あの四角いパンの事です。 この「食パン」と言う名前ですが、よく考えてみるとおかしな名前です。 「アンパン」や「カレーパン」、「メロンパン」など、あらゆるパンは全て食べられるのに、何故「食パン」にはわざわざ「食」と付いているのでしょうか? 実はこの「食」とは、「食べる」の「食」ではなく、「主食用」の「食」なのです。 パンは、天文12年(1543年)頃に、ポルトガルから伝わってきたと言われています。 当時、パンは「饅頭から餡子を抜いたもの」と記述される位で、お菓子として食べられていました。 しかし明治初期になり、山型のパンが発売された時、今までの「お菓子」と言うパンのイメージを一新しました。 「主食用のパン」と言う事で、「食パン」と名付け、その名が定着していきました。  そしていつしか、四角い型で焼いたパンの事を、「食パン」と呼ぶようになったようです。 ちなみに、食パンは1斤、2斤と数えていきますが、「包装食パンの表示に関する公正競争規約施行規則」の第3条第1項では、1斤は340グラム以上、と定義されています。


「日本酒」は日本古来のお酒じゃないの?

2012年03月28日 | 日記

 HP管理人の大好きな「日本酒」。  これは、名前の通り日本古来の酒なのでしょうか? ご存じの通り、日本酒はお米から作られます。 しかし、日本では米が日本にやって来る前からお酒を作っていたそうです。 それを考えると、日本古来の酒とは言えなくなります。 縄文時代のお酒の原料は、野ブドウ、スモモ、アンズなどの果物、そしてガマズミ、カジノキなどの木の実、そして芋類でした。 原料から考えると、とても日本酒ではなく、果実酒のようなものだった事が解ります。 また、「日本書紀」には有名な「スサノオノミコトの大蛇(おろち)退治」の話しが出て来ます。 大蛇が酔ったのは、米でつくった「日本酒」ではなく、果物でつくった「果実酒」だったのです。 米は、中国や韓国から日本に伝わってきました。 現在の米で作られる日本酒も、その時一緒に入って来たのではないかと考えられています。 ちなみに、4世紀には、米の「日本酒」が作られていたそうですよ。 


関東と関西では、カップ麺の味も違うの?

2012年03月27日 | 日記

 カップ麺にも「関西風」と「関東風」があるのを知ってますか? どん兵衛のように全国区ものには、「関西風」と「関東風」の2種類を作っているそうです。 「関西風」と「関東風」では、原材料などが若干違うそうです。 「関西風」には椎茸エキス、「関東風」には野菜エキスが入っています。 その他は同じものが入っているようですが、カロリーが関東の方が高いようです。 内容物表示の右下には「W」(関西)、「E」(関東)と違いを表示しているようです。 麺・揚げには違いがないようですが、スープに明らかな違いがあり、やはり関東のほうが味・スープの色共に濃いようです。 「関西風」の出汁ベースに対して、「関東風」は醤油ベースだからでしょうね。 薄味が好みの方は「関西風」を買うと良いかも知れませんね。 ちなみに、東西の境界線は、岐阜県の関が原辺りだそうです。


「マカロニ」は中国が発祥の地なの?

2012年03月26日 | 日記

 マカロニ・グラタンやマカロニ・サラダなどイタリア料理に使われるマカロニ。 実はイタリアの特産食品ではありません。 最初にマカロニを作ったのは中国の料理人なのだそうです。 このマカロニを食したのが、「東方見聞録」の著者のマルコ・ポーロだと言われています。 彼は、イタリアにマカロニを持ち帰り、ローマ法王のボニファティウ8世に献上しました。 試食した法王は、その素晴らしい味に「マ・カロニ」(イタリア語で「おお、素晴らしい」という意味)と絶賛したそうです。 13世紀にイタリアに入ったマカロニはそれからイタリアを代表する食べ物となったそうです。 ちなみに、20世紀の中頃にイタリアで作られた西部劇を日本では「マカロニ・ウェスタン」と呼びますが、米国や英国では「スパゲッティ・ウェスタン」と呼んでいるのを知ってます?


クコの実で肝機能回復!

2012年03月25日 | 日記

 春は、自然界すべてのものが、伸びやかに成長する時期です。 人間の身体も春の訪れとともに活発な新陳代謝を始め、新しい細胞生成に向けて動き出します。 春は健康な人でも肝臓に負担が罹るそうです。 また、春は体だけでなく精神活動も活発になり、精神のバランスも崩れやすい季節です。 肝機能が衰えると、目、筋肉、神経、爪等に症状が表れます。 春になると、目がかすみ、体がだるくてイライラするのは、肝機能低下によるものです。 は、菜の花、あぶら菜、セロリ、アスパラガス、春菊、レバー、あわび、しじみ、あさり、胡麻、はちみつ等です。 漢方ではクコの実、五味子、ナツメ等が良いようです。 クコの実は、強壮や視野の改善、顔肌の色つやが改善されると言われています。 また、虚弱体質や糖尿病、めまいや耳鳴り、老化の予防、背中や膝関節などの痛みにも良いとされ、注目を集めています。


脂が乗って今が食べ頃! マダイ並みの美味しさの「ボラ」

2012年03月24日 | 日記

 冬の寒さで磨かれた上質なボラが各地で水揚げされ、量販店などがお薦め品として扱う動きが活発化し、注目され始めています。 ボラの評価は関西で高く、関東では低いと言われています。 理由は、戦後に隅田川など関東の河川がひどく汚染されて、臭いボラが獲れていたからです。 ボラの旬は水が澄んで臭みが少ない冬で、瀬戸内や西日本で珍重されています。 刺し身にすると綺麗な白身で、天然マダイに匹敵するほど美味しいと言われています。 私も北海道で初めてボラを食べた時は、その美味しさに「目からウロコ」状態でした。 外見からは想像しにくい実力の持ち主ですね。 また、ブリやクロダイ、スズキなどと同様に、大きくなるにつれて呼び名が変わる出世魚で、関東では「オボコ」→「イナッコ」→「スバシリ」→「イナ」→「ボラ」→「トド 」と呼ばれています。 ちなみに、千葉の外房産のボラは美味しいようですが、内房産はイマイチのようです。


KFCで「カーネルおじさん」があるのは日本だけなの?

2012年03月23日 | 日記

 ケンタッキー・フライドチキンの創業者として知られる、「カーネル・サンダース」。 実は、本名ではありません。 カーネル・サンダースの本名は、「ハーランド・デーヴィッド・サンダース」です。 「カーネル」というのは、名前でも軍の大佐でもなく、ケンタッキー・カーネルというケンタッキー州に貢献した人に与えられる名誉称号のことだそうです。 ちなみに、店頭にディスプレイされているカーネル・サンダース像は、日本法人独自のもので、元々カナダのフランチャイズ店でイベント用に使用されたものが倉庫に放置されているところを、視察に訪れた日本法人の関係者が持ち帰ったものだと言われています。 日本法人が設立された1970年当時は、まだファーストフード、フライドチキンの文化が日本に浸透していなかったこともあり、日本の消費者にフライドチキンの美味しさを解ってもらいたいという事と、当時紅白の塗装店舗から理容店と間違う客が存在した為、間違い防止も兼ねたPR活動のシンボルとして日本各地でカーネル像がディスプレイされるようになったそうです。 カーネル自身も日本に3回来日していますが、その折に大変サンダース像を気に入り、米国の本社にあるカーネル・ミュージアムには、日本から寄贈された立像が今も展示されているそうです。


千葉県の花「菜の花」で血液サラサラ!

2012年03月22日 | 日記

 春の訪れを告げる千葉県の花「菜の花」。 独特のほろ苦さが、寒い冬の間機能が低下していた胃腸を刺激し、春の活動期に合わせて活性化してくれます。 菜種油を採る目的で紀元前から世界中で広く栽培されていましたが、明治時代以降、食用としても作られるようになりました。 「菜の花」は、ビタミンA、B、Cがほうれん草以上に豊富で、鉄分、カルシウムの含有量は野菜の中ではトップクラスです。 貧血の予防や抵抗力を高める効果、美肌効果などが期待できます。 野菜の辛味成分の「イソチオシアネート」も含み、ガン細胞の発生を抑制する働きや、血液をサラサラにし、血栓を予防する働きがあり、コレステロールや血圧が気になる方にはお奨めの野菜です。 春は生活環境の変化する季節なので、アルカリ度の高い「菜の花」で精神を安定させましょう。 ちなみに、「菜の花」の花言葉は「競争、快活」ですよ。


雪解けが待てない山菜 「フキノトウ」

2012年03月21日 | 日記

 春になると店頭に並び始める山菜。 この季節に山菜独特のアク・苦味が妙に恋しくなるのは何故でしょう。 なかでも雪解けを待たずに一番早く顔を出す「フキノトウ」。 独特の香りとほろ苦さが春の息吹を感じさせます。 「春の皿には苦味を盛れ」と言いまが、山菜は冬の間にたまった脂肪を排出して体を目覚めさせ、夏に向け心機能を高めて体の負担を軽くする役割を果たしてくれます。 いつもの食卓に、キュッと苦くて美味しいアクセントを付けてみてはいかがでしょうか? フキノトウは、咳を止め、痰を切り、解熱作用もあるので風邪の初期には効果があります。 また、フキノトウのほろ苦さは食欲増進効果もあります。 若いものほど苦味が少なく、香りも強くて美味しいです。 食べ方はアクを抜き過ぎないようにして、汁の実、油炒め、煮物、酢の物などにします。 でも、一番美味しいのは、やはり天ぷらですね。 フキ味噌にして、少しづつ旬を味わうのも良いかも知れません。 ちなみに、「フキノトウ」の花言葉は「愛嬌」ですよ。


お子さんが遊んでいるゲームの対象年齢は大丈夫?

2012年03月20日 | 日記

 アメリカ合衆国東北部のロードアイランド州の州議会は、成人指定ゲーム・ソフトを適応年齢未満の子供達に販売した場合、罰金最高1000ドル(約9万円)及び1年間以下の投獄の法案を提出したそうです。 個人的にはあってもいい法律だと思います。 しかしゲームの販売店は大変でしょうね。 間違って売ってしまったら牢屋の中ですから・・。 
 日本でもゲームに関して親が管理する必要は十分にあると思います。 ゲームとはいえ、現実世界に近い描写で描かれた中で、人を殴ったり物を盗難したり、やりたい放題のゲームは日本でも発売されています。 現実とは世界観こそ違えど、グロテスクな内容を含むゲームも多く販売されています。 そういったゲームが子供に与える悪影響を及ぼす可能性は十分にあると思います。 もしも小学生が笑いながら「グランド・セフト・オート」(18禁)をプレイしていたらと考えると・・。 
保護者の皆さん、自分の子供が遊んでいるゲームの対象年齢は大丈夫ですか?


「ヨモギ湯」で疲労回復!

2012年03月19日 | 日記

 ヨモギはキク科の多年草で、春先の若葉を摘んで草餅を作ったり、葉の裏の綿毛を集めてお灸のモグサにしたり、昔からなじみ深い薬草として親しまれています。 筋肉のこわばりや肉体疲労にはヨモギ湯が効果的です。 ヨモギの葉は生葉でも乾燥させた葉でも構いません。 細かく刻み、木綿袋に詰めてお風呂に入れると、身体を芯から温めて血行を良くし、筋肉のこわばりをほぐしてくれます。 筋肉疲労のほか、肩こり、腰痛にも効果があります。 また、気管支拡張作用もあり、中国では気管支炎の治療に使われているそうです。 そのほか、多糖類、酵素、ビタミン・ミネラル類などを含み、なかでもカロテンの含有量が特に多いので、活性酸素から身体を守り、がんの発症を予防してくれます。 ちなみに、ヨモギの生葉数本を冷蔵庫に入れておくと脱臭効果があるそうですよ。


卒業式の日は、やっぱり「お赤飯」かな?

2012年03月18日 | 日記

 「赤飯」はもち米に小豆又はささげ(大角豆)を1~2割混ぜて蒸しあげた「おこわ」の一種です。 明治頃まではもち米を蒸しただけのものを「おこわ」と言い、小豆などを混ぜたものと区別していましたが、現在は「赤飯」も「おこわ」と言うようになったようです。 食味的には小豆の方が上ですが、小豆は胴割れ(皮が破れること)しやすく、切腹を連想させて縁起が悪いとされ、特に関東地方でささげを用いることが多いそうです。 千葉県の一部では落花生を使い、山梨県や東北北部の一部とその出身者の多い北海道では、小豆やささげを使いますが、砂糖を入れて甘い味付けにするのが一般的だそうです。 また、北海道では甘納豆(金時豆)が使われることもあるそうです。 この他、佐久盆地では花豆を使用したり、新潟県中越地方の一部には「醤油赤飯」と呼ばれるものもあるそうです。 「赤飯」という名がついていますが、一般的な「赤飯」のように赤くはなく、どちらかというと「五目おこわ」のようなものだそうです。 現在は祭りや誕生祝いなど吉事に「赤飯」を食べることが多いですが、祝いの席に限らず、凶事の席に赤飯を食べる地域もあるそうです。 ちなみに、「赤飯」は便秘に効果のある食物繊維、利尿作用のあるカリウムが豊富で、コレステロールや塩分など不要なものを体外に排泄する作用があり、二日酔いを和らげ、さらに水太りタイプのダイエットにも効果があるそうです。


日本料理の「五味五色五法」ってなに?

2012年03月17日 | 日記

 日本料理では、「五味五色五法」という定式があります。 料理は、全体のバランスを考えて、「甘味」、「辛味」、「塩味」、「苦味」、「酸味」の五つの味付けがしてあります。 また、「赤」、「青」、「黄」、「白」、「黒」の五つの色彩をうまく取り入れ、季節感を出しています。 「五法」とは、「焼く」、「煮る」、「蒸す」、「揚げる」そしてお造りのように生を活かした料理方法を指します。 素材の持ち味を生かしながら、味、香り、色を大事にし、春夏秋冬の季節感をも重視し、材料の旬にも気を配るそうです。 ちなみに、「五味五色五法」は、中国の「陰陽五行」や「薬食同源」の考え方を源流に、日本に伝わり、独自にアレンジされたものだそうです。