HP管理人の独り言 リメイク版

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なぜ「蜂の巣」は六角形なの?

2012年03月31日 | 日記

 蜂の巣と言うと巣の中の部屋(育房)が六角形ということが知られています。 これは全ての蜂というわけではなく、ミツバチやスズメバチなどの一部の蜂の巣だけですが、何故わざわざ難しい六角形にするのだろうか? まず辺の数が多い多角形を敷き詰めると、色々な方向からの力に対して強度が増します。 しかし七角形や八角形以上や円を敷き詰めると隙間が出来てしまいます。 五角形についても1つの内角が中途半端で隙間が出来ます。 三角形は隙間は出来ませんが、中に円筒形のものが入るのには無駄が多過ぎ、四角形だと強度が低い。 六角形というのは、ある不規則な形の平面を埋めるのに最もたくさんの面積を活用できる形です(最密充填形)。 また、蜂の巣の構造「ハニカム」は軽量でしっかりした強度があることでも知られ、いろいろな工業製品に使われています。 これだけ立派な形の巣を、蜂たちは触角を定規や分度器代わりにして見事に作り上げるんですね。