HP管理人の独り言 リメイク版

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「食パン」には何故「食」と言う字が付いているの?

2012年03月29日 | 日記

 

 「食パン」とは、言うまでもなく、あの四角いパンの事です。 この「食パン」と言う名前ですが、よく考えてみるとおかしな名前です。 「アンパン」や「カレーパン」、「メロンパン」など、あらゆるパンは全て食べられるのに、何故「食パン」にはわざわざ「食」と付いているのでしょうか? 実はこの「食」とは、「食べる」の「食」ではなく、「主食用」の「食」なのです。 パンは、天文12年(1543年)頃に、ポルトガルから伝わってきたと言われています。 当時、パンは「饅頭から餡子を抜いたもの」と記述される位で、お菓子として食べられていました。 しかし明治初期になり、山型のパンが発売された時、今までの「お菓子」と言うパンのイメージを一新しました。 「主食用のパン」と言う事で、「食パン」と名付け、その名が定着していきました。  そしていつしか、四角い型で焼いたパンの事を、「食パン」と呼ぶようになったようです。 ちなみに、食パンは1斤、2斤と数えていきますが、「包装食パンの表示に関する公正競争規約施行規則」の第3条第1項では、1斤は340グラム以上、と定義されています。