HP管理人の独り言 リメイク版

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卒業式の日は、やっぱり「お赤飯」かな?

2012年03月18日 | 日記

 「赤飯」はもち米に小豆又はささげ(大角豆)を1~2割混ぜて蒸しあげた「おこわ」の一種です。 明治頃まではもち米を蒸しただけのものを「おこわ」と言い、小豆などを混ぜたものと区別していましたが、現在は「赤飯」も「おこわ」と言うようになったようです。 食味的には小豆の方が上ですが、小豆は胴割れ(皮が破れること)しやすく、切腹を連想させて縁起が悪いとされ、特に関東地方でささげを用いることが多いそうです。 千葉県の一部では落花生を使い、山梨県や東北北部の一部とその出身者の多い北海道では、小豆やささげを使いますが、砂糖を入れて甘い味付けにするのが一般的だそうです。 また、北海道では甘納豆(金時豆)が使われることもあるそうです。 この他、佐久盆地では花豆を使用したり、新潟県中越地方の一部には「醤油赤飯」と呼ばれるものもあるそうです。 「赤飯」という名がついていますが、一般的な「赤飯」のように赤くはなく、どちらかというと「五目おこわ」のようなものだそうです。 現在は祭りや誕生祝いなど吉事に「赤飯」を食べることが多いですが、祝いの席に限らず、凶事の席に赤飯を食べる地域もあるそうです。 ちなみに、「赤飯」は便秘に効果のある食物繊維、利尿作用のあるカリウムが豊富で、コレステロールや塩分など不要なものを体外に排泄する作用があり、二日酔いを和らげ、さらに水太りタイプのダイエットにも効果があるそうです。