飲料ペットボトルには色々な形があります。 円柱や角柱、あるいはもっと複雑な形をしたもの。 これはボトルに充填する製品によって決められるもので、ポイントとなるのが温度と圧力です。 円柱形のペットボトルは主に炭酸飲料用で、ボトル内の圧力が高くなるため、圧力を均一に受け止められる円柱形が採用されています。 少し柔らかく出来ていて膨らむ余裕もあり、ボトル底部も圧力に対して強度を高めるためにドーム型に盛り上がっています。 角柱をベースにしたペットボトルは、主に熱処理されるお茶や果汁飲料用で、熱いまま充填すると冷えた時に中の圧力が小さくなるため、円柱形ではいびつに凹んでしまうため、凹む力を抑える形状が中心になります。 どちらにも当てはまらなければボトルの形状は比較的自由度が高く、デザイン性だけを狙ったものや、輸送コストを徹底的に抑える形のものが可能になります。