鹿児島高校陸上競技部

監督雑感を中心に鹿児島高校陸上競技部の様子をお知らせします!

日本ジュニア室内そして県記録会

2016年03月30日 07時42分58秒 | 練習日誌
次は3/12~13に行われた,日本ジュニア室内の様子についても書いておきます。

この大会自体は,私は,鹿児島ジュニアの指導をしていた頃から毎年参加していて
鹿児島高校の監督になってからも,お陰様で毎年参加することができています。

初めて参加したのはこの時ですね。懐かしい(笑)




毎年2月に行われいましたが,今年は会場の関係?で3月の実施となりました。
例年,がっつり結果を狙うという訳ではなく,冬季練習の後半なので,そのチェックや,シーズンに向けての刺激入れ,それでいて,全国大会なので,緊張感の高揚を狙って参加していましたが,
今年は,3月ということもあり,
参加した二人の選手は,
「高校陸上の最後の大会」(中釜),「シーズンスタートに向けての最初の大会」(米森)と,それぞれに,思いがあったようです。

私も,例年よりは,違った仕上がりを感じながら,この大会に臨みました。

普段の大会と違い,室内ですから,アップの方法も異なりますし,応援の仕方や,準備など室内ならではの楽しみ方もあります。
大会自体も年々,参加者も増えてるように感じますし,この大会に対する関心度も上がってきているように感じました。








結果は,まず12日に中釜が60mHに出場します。
高校では,主に400mHを中心に活躍しましたが,元々はショートハードルも得意としていました。
この冬期はスピード強化にも努めてきましたから,ちょっとは戦えるかな,という手応えを持っていましたが,
見事,予選を突破し,決勝に進みました!
ショートハードルは中学2年生から全国大会を経験していますが,実は決勝に残るのはこれが初めて。
それを高校最後の試合で成し遂げるあたり,彼女の「強さ」を感じました。
決勝は8位でしたが,今年度は,インターハイ4位,選抜3位,国体6位,ジュニア5位,室内8位と全て入賞することができました。
卒業のブログでも書きましたが,本当によく頑張ったと思います。
彼女とは,これまでのどの選手よりも多くの遠征にでかけました。
これが最後の遠征だったかな?と思うとやや寂しかったですけど…(^^;)
本当にご苦労様でした。




そして,13日は,米森の走幅跳。
3月になっていましたが,実は,あまり跳躍練習はしておらず,中釜ほどは,この大会に対して「仕上げ」ていませんでした。なので,この大会では6m80~90くらい跳んで,ベスト8にからむくらいの跳躍ができればいいかなと当初思っていましたが,
さすが米森です。その予想を上回ります。
本人も私も手応えとしては,6m80くらいと思ったジャンプも7m10を越えてきます。
結局7m12の記録で5位に入賞しました。今回,(どの選手もそうだと思いますが…)ほとんど調整も行っておらず,まだ技術練習に入っていない段階でしたし,1位~3位までは3年生,その他,持ち記録が上位の選手たちと戦えたことは非常に評価できます。ちなみに今回,出場選手中,持ち記録のランキングは最下位でした。
少しずつ勝負強さが出てきましたし,冬期に繰り返し行ってきたバウンディングの効果も出てきているのだと思います。

もちろん,この結果に満足することなく,今後のトレーニングに臨み,更に高い記録を目指そうと思います。




実は,この日は,鹿児島でも記録会をやっていました。
選手達には,まだ楽な気持ちで参加して良いよと伝えてあります。

しかし,今は大変便利な時代になりました。
目の前の室内の結果も気になりますが,鹿児島,伊集院の結果も気になります。

そんな中,マネージャーを中心に各レースをリアルタイムで送ってきてくれました。
大変ありがたいです。

結果もまずまずな選手が多く,冬季トレーニングを継続して行えた選手や,高い気持ちでトレーニングできた選手は伸びてくるな,と改めて感じました。

伊集院は寒かったみたいですから,そんな中で,ベストが出た選手や,ベスト近いパフォーマンスができた選手は良い手応えを感じたと思います。






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