連続での投稿です!
先々日の12月3日土曜日。
市内のホテルにおいて,県高体連が主催する指導者研修会に参加してきました。
講演をしてくださった先生は,過去にインターハイ優勝者を育てられた先生方。
前村悟 先生
廣津匡一 先生
永田幸一 先生
それぞれの先生方がお持ちの,知識,経験から貴重なお話を聞くことができました。
中でも印象に残ったのは,
前村先生の「毎日グラウンドに立つ,W.upからグラウンドに立つ」
廣津先生の「体制を批判しない」
永田先生の「指導者がワクワクした気持ちでグラウンドに立つ」「夢は必ず叶う」
という言葉でした。
たくさんのお話の中での言葉ですが,
前村先生のお話は,当たり前のようで,なかなかできていない内容でもあります。
私が鹿児島ジュニアのコーチをしているときは,毎日,当たり前のように,グラウンドに立っていました。
教員になり,それが難しくなっているのも現実ですが,それでもその現実に甘えて部分もあるのだと感じました。
廣津先生のお話は,「深いな~」という印象です。
学校・陸協その他,いろんな体制の中で私も生きています。
一言で「批判をしない」と言っても中々難しいものです。思い返してみると,どこかで,何か(誰か)のせいにしている自分がいるのも確か。
監督がこれでは,選手もどこかに愚痴・不満をぶつけてしまうのも仕方ありません。
3月に参加した全国合宿で,まず始めに聞いたのが,「ネガティブは移る」と言う言葉でした。
そして「ポジティブも移る」と。
ならポジティブが移った方がいいですもんね。
改めて考えさせられるお言葉でした。
永田先生のお話は,非常に面白く,興味深く聞かせてもらいました。
今なお,現役指導者でらっしゃる事や,お三方の中では,一番年齢が近いこともあるのかもしれません。
指導者がワクワクした気持ちになる。
ワクワクするような選手との出会い。
こういった話しを聞いてるだけで,何かワクワクしてきました。
また,先生が,松陽高校にいらっしゃるときに,県の総合優勝をされた時のくだりでは,
「夢は叶うんだ!」
という言葉に,非常に力強さが感じられました。
実際に体験された方の言葉ですから,当たりまえですよね。
しかしながら,私にとって,非常に強く背中を押してもらったというか,勇気が持てたのは間違いありません。
前の日記でも書きましたが,
新チームになったときに,新キャプテンの脇翔太から「総合優勝したい」という言葉を聞くことができました。
一昨年前のキャプテンの山田真也が「総合優勝」を口にしたときから,みんなの中に根付いていた気持ちが,
新キャプテンの彼の言葉となって再び現れたのだと思います。
非常に嬉しく思うと共に,永田先生が言うように「ワクワク」した自分がいました。
今回は,3名の先生方でしたが,鹿児島には,まだまだ素晴らしい先生方がたくさんいらっしゃいます。
また多くの先輩方がまだまだ同じステージで我々を先導してくださっています。
人は,それぞれの時代に生きますが,私は,今この時代にいて良かったと常々思います。
周りにいる先生方,
そして,今私の周りにいる選手達。
現在,約50名の選手がうちの陸上部には所属しています。
それぞれ個性があり,素晴らしい可能性をもった選手達です。
今自分が置かれている環境をこうやって改めて考えると,「感謝」することばかりです。
この気持ちを大切にしたい!
そう思える,指導者研修会でした。
数十年後のいつか,今度は,逆の立場に立てることを目標に頑張っていきたいものです!