怪人クンのムフフ日記

ムフフ、ムフフ、時々オヨヨの〝怪人クンワールド〟炸裂!
あの大物も、この人も。愉快な仲間続々登場!

夜のウインドウショッピング

2009年10月13日 | Weblog
<10月12日(月・祝)>

日曜日のこと。22時前までサンマルクでお茶をして〝オヨヨ〟の署長と夜のウインドウショッピング。要は「入らない(買わない)けど看板めぐり」ってやつだ。
それにしても、なんじゃこりゃ。あっちもこっちも黒、黒、黒。街は黒い群れが通行人を圧倒していた。もう5歩進むごとに男たちが寄ってくる。
「行き先のほうは決まってますか? キャバクラいかがですか? いまなら4000円ぽっきりでご案内しますよ」
ウソつけ。それだけで済むはずがねぇじゃねぇか。
本屋しかり。ファッションの店も扉をくぐっただけでは売上に結びつくとはかぎらないのに対し、キャバをはじめとする飲食店は引き込めばいくらかにはなる。そういう点で強い。
とはいえ、お客も甘くない。チャラ男はシカトだ。コワモテもパス。彼らの口調や雰囲気が耳を傾けるかのバロメーターになる。この日は最初から遊ぶ気がなかったから、怪人クンたちをおとすことはムフフ…、ムリだよ。

明けて連休最終日。空の青も風もほどよくキモチイし、のんびり昼間の街をぷらぷらしようか。


※きんとうん?(写真)


ブギーな夜

2009年10月11日 | Weblog
<10月10日(土)>

道行く怪人クンに風があたる。秋深し。かなり肌寒い。
人通りの激しい商店街を北の方角へ進む。ガラリ、静まり返った一角、辿り着いた酒場は隠れ家的なスポットだ。
話し声が飛び交っている。店内はテーブルもソファーもいっぱいだ。怪人クンはわずかに空いていたカウンター席に腰をかけた。
しばらくして波が引けた。
生ハムをツマミに、舌の上で熟成された赤ワインとハイボールを交互に転がす。怪人クン、小粋なバーでブギーな夜。
何度かブログにも書いている。行きつけの美容室、「あだむすファミリー」経営する店の名前だ。ここは怪人クンの髪とヒゲを担当する若旦那がマスターを務める。料理はイタリアンとフレンチを得意とするシェフのロベ氏が腕をふるう。彼の味はズバリ、いける。
木製のカウンターも椅子も、壁側に備え付けられた本棚まで手づくり。店舗が美容室と横並びのため、内装工事の瞬間を怪人クンは見せてもらったことがある。あの頃はスタートだったけれどホント、オシャレなスペースへと変身したなぁ。
ムフフ…、ぜひ今度女性を招待しよう。気に入ってくれること間違いなしだ。相手はキャバ嬢? 合気道仲間? それとも?

22時すぎ、カットやカラーの練習を終えたスタッフが「おつかれさまでした」のあいさつをしにきた。
「帰っちゃうの? せっかくだし、飲んで行きなよ」となって…。
あとは、この写真から雰囲気を感じていただければいいなぁ。
ニコニコ。


※「あだむすファミリー」のスタッフと(写真)。


ハモリ倶楽部

2009年10月10日 | Weblog
<10月9日(金)>

おハナさんのバースデーは今週木曜。その日は台風一過で、彼女を祝福するかのように気持ちよく晴れていた。
明けて9日。今宵は1日遅れの「おめでとう」をかねて顔を出した。
22時を少し回った頃、カウンター席もボックスもすべて埋まっていたけどカウンターのほうを1つ空けてくれた常連がいた。ありがとう。
以前会ったことのある若夫婦にも再会。2人はとても仲良しで、初遭遇のとき「結婚してからもこんなふうにデートできるっていいなぁ」と思ったものだ。相変わらず〝幸せオーラ〟全開だね。
旦那さんを挟む形でもう一人、奥さんの友だちが混じっていた。30代の女性だ。3人は要所要所でカラオケを楽しんでいる。奥さんが怪人クンにも「ねぇ、ねぇ、お兄さん。お兄さも歌ってよ」と振ってきた。
いいけどさ、ちょっと待って。その〝お兄さん〟ってのを聞くとどうしても「3000円。3000円」に行き着くんだよ。旅人の耳鳴り、とでもいうか…(笑)。なんとなく拒否反応を起こしてしまうから「怪人クン」と呼んでもらうことにした。

カラオケといえば。怪人クンには、どうしても歌ってみたい曲があった。絢香×コブクロのファーストナンバー、♪『WINDING ROAD』だ。
けど残念なことに、これまで絢香のパートをこなせる女性と出会うことがなかった。ところがだ。やったね。友だちのコが歌えるらしい。こりやもう、「ぜひ!」となってフルコーラス初体感。ようやく実現できて楽しかったよ。
それからしばらくは、彼らの歌に怪人クンがハモリを入れた。どんな曲にもそれをした。怪人クンのアドリブで、おハナさんの店が〝ハモリ倶楽部〟と化した瞬間だった。
ひとりもいいけど、歌の究極は合唱。コラボってムフフ…、クセになるね。

実はここに来る前に、1ヵ月の沈黙を破りキャバにも行った。
ドレスではなく、スーツを着こなした彼女26歳と出会った。エレガントな雰囲気。巻き髪ギャルとは真逆のタイプ。それでいて、気取り屋ではない。次回から指名することにしたんだけど、決め手はズバリ彼女のひと言。
「アタシ、人とお話しするのが大好きなの。言葉のキャッチボールがしたいの!」
望むところだ。言うだけあって、笑顔も会話も途切れない。近頃まともな会話(接客)もできない嬢が氾濫するお水の世界に、原点が帰ってきた!
職人じゃないけど、彼女の本業が寿司屋というのも気に入った。


※金曜の夕雲(写真)。


お前に揉ませるおっぱいはねぇーっ!!!

2009年10月08日 | Weblog
<10月7日(水)>

台風18号はきょうにも静岡を直撃するといわれていた。
予報どおりだ。夜は一段と激しい風と雨。水しぶきがガラスを叩き、時折、窓の外からは鋭い刃(やいば)が景色を切り裂く音がする。

ケータイが鳴ったのは18時を過ぎた頃。ゴォー、ノイズで声が途切れ途切れになるも、相手が誰かすぐにわかった。男は『グヘヘヘ』と言って笑っている。おなじみの、どしょっぱいMCだ。
しかしこの男、鼻が利くというか、おいしい話には目がないというか。けどムフフ…、さっそく飛びついてきやがったな。
『グヘヘヘ。ねぇ、本当におっぱい揉ませてもらうの? 彼女がOKしたんだ?』
「うん。怪人クンがその条件をクリアしたら『いいよ』って」
ゴォー。耳の向こうはこの日いちばんのノイズ。どしょっぱいMCが発した言葉はほとんど聞きとれない。もう一度言い直してもらった。
『ハードル高いね。少し下げてもらえば?』
「必要ないよ」
簡単じゃないからこそ、おもしろいんじゃん。わかってないなぁ。
『でも、もしその瞬間が訪れるようなことがあったらさ、グヘヘヘ。オレもいっしょに彼女のおっぱ…』
2つの頂。右でも左でもかまわないから、どちらかをおすそ分けしてくれだぁ?
さては揉み逃げする気か?
バカヤロー。お前に揉ませるおっぱいはねぇーっ!!!


※夢叶っても、残念ながらどしょっぱいMC(写真)は入れません。


妖怪の手招き

2009年10月06日 | Weblog
<10月5日(月)>

キャバってどんなとこだっけ?
かれこれ1ヵ月も遠のいている。人によっては「たったの」となるかもしれないけど、怪人クンにしてみたらやっぱ長いな。
今週は雨が続くらしいけど、そろそろ扉の向こうをのぞいてみようか。

そんな心中を察してか。1年以上もご無沙汰の奥さまキャバ嬢から突然のメールが届いたのは先週末。
(元気? 今夜は飲みに出てるの?)
彼女は伝説のキャバクラ、「妖怪酒場」の残党。要するに「おいでぇ~、おいでぇ~」と手招きされたわけだ。でもまぁ、ここまでストレートだと逆に気持ちいいものがある。
結果はさておき、きのう4日の大一番もまずは怪人クンらしく楽しみながらできたしな。気が向いたらそのうちね。最近はこういう嬢がいないから妙に新鮮だった。
けどアンタの店、70分7000円もするんだ? 熟女繚乱で。せいぜい5000円だろ?
秋の肝試しもムフフ…、安くはないな。


※枯れても妖怪…。枯れ花(写真)。


険しきおっぱい

2009年10月05日 | Weblog
<10月4日(日)>

土曜は丸1日、♪「ド」と「レ」と「ミ」と「ファ」と「ソ」と「ラ」と「シ」と「ド」の音が出なかった怪人クンの声。こんな状態ではあしたの大一番が…。
「絶望」が「希望」に変わったのは決戦当日の朝。
「おっ、この調子ならなんとかいけるかも?」
うがいと飴を入念に、マイボイスを最大限気遣った。
その甲斐あって某テレビ局のスタジオに17時10分、頭部とどっこいいい勝負。まぶしいライトに照らされてあるオーディションをこなしてきた。出場者、スタッフ、審査員、観覧者を含め100近い瞳がいっせいに怪人クンに注がれた。
それがなんなのか。いまは言わないけれどこのイベント、同会場には午前と午後、300人がステージを踏んだ。県内でもう一箇所、別の日にもきょうと同じものが組まれている。ならば参加総数は軽く500名を超えるだろう。

20名ほどが1グループで審査されていく。
出番を待つ控え室は2つ下のフロア。係が呼びにくるまでおのおの時間をつぶす。シーンと静まり返った室内は張りつめた空気。性別も年齢も幅広い。みな顔がこわばって見える。怪人クンものまれてしまったのか?
ムフフ…、会館に入る際偶然20代の女のコから「出場者の方ですか?」と話しかけられた。いっしょのエレベーターに乗り、隣の席でひたすら談笑。おかげで超リラックスモード。
「初めてですか?」
「ハイ」
「わたし、去年も出たんです」
1つ前が彼女のブロック。スタッフの合図で席を立った彼女にエール。
「がんばってください。じゃあ、2ヵ月後の決勝ラウンドで会いましょう!」
ジョークをこめた本音。エヘヘと笑って彼女は消えた。

30分後、怪人クンのグループがスタッフに促されエレベーターに。厚い扉。スタジオの向こうから中の様子が耳に伝わってくる。
さすがにレベル高けぇじゃん。やるなぁ。それが感想だ。
さっきの彼女が出てきた。
「どうだった?」
怪人クンの言葉に振り向いて首をひねった。とにかくおつかれさま。
ドアが開けられ観覧者の前方の席へ腰掛ける。怪人クンは最前列の右端。そう。グループのトップバッターとしてステージに上がる。終えた者から退室。前の組が全員審査を済ませいよいよだ。
行くぞぉ! 思わず椅子から立ち上がる。
己に気合を入れた瞬間、マイクを持ったスタッフが言った。
「えーとですね、ここで10分間の休憩を挟ませていただきます」
ガクン。
怪人クンのずっこけポーズに、彼は「すいませーん」と苦笑いだ。

ただ言えるのは、ほどよい緊張感の中で1分30秒。いつもどおりの怪人クンが出せたよ。マイジャッジメント? 悔いはこれっぽっちもなし!
そのくらい出し切れた。
結果は今月中旬。審査員のみぞ知る。ファイナル進出はわずかに35人。険しきおっぱい。


※燃えたぜ(写真)。



やばいぞ

2009年10月04日 | Weblog
<10月3日(土)>

金曜の夜から突然声が出なくなった。おハナさんの店で3曲目のカラオケを入れてからだ。
そんなわけで、翌土曜はほとんどしゃべらず過ごした。
やばいぞ。日曜はボイスがどうしても必要なんだよな。うがいを入念に、飴をいくつかなめる。

アントキの猪木さんから封書が届いた。ふむふむ了解。
酒も抜いたしムフフ…、今宵は早く寝よう。起きたら回復を祈るのみだ。


※中秋の名月(写真)。

読みすぎる男

2009年10月03日 | Weblog
<10月2日(金)>

どうやらおハナさんには、怪人クンが「読める男」あるいは「読みすぎる男」に映ったらしい。
空気が。
マジで? いや、なんだか照れるよ。なにせ初めてだから。そんなふうに言った人。これまではムフフ…、友だちなんかにも「読めない男」と言われるばかりで。
スナックはお客の気分でがらりと変わる。歌が飛び交う夜もあれば、トークに終始するときもある。来店すれば必ずといえるほどマイクを握る怪人クンが、ときとして何も歌わず帰ることがある。それがしばらく続いていた。

外は雨。今宵はおハナさんと2人になる時間があった。カウンター越し。焼酎グラスを左手に、じっくりサシ向かい。
「最近怪人クンの歌聴いてないね。歌いたくなったらさ、ずんずん入れればいいのよ」
音が邪魔? 遠慮は不要。
そういやぁ、昔あるドラマの中で誰かのセリフにこんなのがあったな。
「空気は読むもんじゃねぇ。吸うもんだ!」
ほう、名言だな。


※常連でBUNのバースデーを祝って(1週間前の金曜・写真)。


おっぱいパワー

2009年10月02日 | Weblog
<10月1日(木)>

おっぱいパワーよ、怪人クンにキセキを与えたまえ!
雨も降れば晴天もあった。けれど、台風もなくおとなしかった9月。そのツケは10月に押し寄せるのか?
さて、怪人クンにとっての大一番が間近に迫ってきた。そこで元気をもらおうと、例の女性にオファーした。が…。
あしたのきのう、じゃなかった。きょうのあしたではあまりに無謀すぎたか。彼女の都合がつかずNG。できることならムフフ…。
「乳魂注乳(にゅうこんちゅうにゅう)しておくれ!」
一発、弾みをつけておきたかったな。残念。

アメリカや上海に翻弄される日本株。民主党政権がスタートしてからマーケットも「↓」が続いている。日経平均は数ヵ月ぶり、終値で1万円を割り込んだ。
まだまだ本当の地獄が待っている? でも、ある意味チャンス。現物買い長期保有を狙える人は虎視眈々だ。怪人クン? お塩××ブを抱えながらも生きてますよ(笑)。
だからって、ただ待つだけは御免だ。いつでも波に乗れるよう準備だけはしている。
堅い話はこのへんにして、週末のネオン行脚、そのコースでも描くとするかな。
どこを旅しようか。え、金曜は雨? やだなぁ。


※1年ちょっと、おハナさんの店でバイトしていたBUNが9月いっぱいで寿卒業。先日、彼女の誕生日イベントの際いただいたワイン(写真)。飲み心地GOODでした。