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アユタヤで昼寝

アユタヤ在住。海外転出しての、アメージングなタイ王国での暮らしの日々を‥‥‥

バンコクの路線バス

2014-05-26 23:59:12 | 日記

今日はバンコクへ行ってきました。いつも、SRTの列車で行きます。嫁がバンコクの交通を心配して、思い切り早く行きました。5時過ぎに家を出て、ジェーリーのロータリーへ。学校は始まったのですが、この時間はソンテウがまだすごく少ないので、歩き始めました。まだ暑く無いので早く歩けます。結局駅に着いた時に、後ろからソンテウが来たという状態でした。
バンパインの駅(アユタヤの二つ南)に陸軍の兵士が少数いて、停車中に列車に乗り込んで来て、棚の上の荷物を触ったりしていました。しかし、それ程厳重なチェックというのでなく、なんとなくさりげなくという感じでした。
その後は、ずっといつも通りで、フゥァランポーン駅にも軍の姿はなく、道路にもずっといませんでした。ただ、MBKの交差点の所に大勢の警官がいて、交通整理をしていました。
チュラロンコーン大学歯学部付属病院に11時の予約のところ、9時前に着いてしまいました。1時間程待ってから予約票を出させました。嫁の歯根治療です。処置してもらって、次の予約を入れてもらい、会計して昼前に終わりました。次は7月の31日です。
1時間は食事も出来ないし、この頃、夜には出掛けている「シマ」(猫です)が、今朝まだ戻る前に出て来たので(猫餌を皿に載せて外に置いて来たのですが)、気掛かりなので、すぐに帰ることに‥‥‥‥
表通りの屋台店で、焼きカオニャオ(焼きおにぎりという感じで、美味しいです)とかを買って、フゥァランポーンまでバスで戻る、‥‥‥が、バスがなかなか来ませんでした。他のナンバーのバスは結構来てるのに。あと、タクシーの空車がすごく多かったです。すぐ横に白人のカップルが立っていたので、タクシーがわざとらしく前に止まるので、ちょっと鬱陶しかったです。彼らも手を振って断わっていましたが。
それでやっと、冷房でない40番のバスが来ました。乗って、座って、前を見ると一番前の座席にケージが置いて有ります。え、鳥を飼ってるのか(運んでるのではないという感じはすぐ判りました。もっと存在感が有ります。運転手か車掌が飼っているのです。そういうことは、この国では有り、ですから。)でもよく見ると、ケージの扉が開いています。さらによく見ると、居た!兎でーす。(すいません、写りが悪くて)ウサギが徘徊(散歩?)してました。運転手さんが餌をやったりしてました。
またまたのアメージング タイランドです。


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クーデター 5日目

2014-05-26 23:55:08 | 日記
クーデターの5日目。プラユット陸軍司令官は、国王様から軍政の承認を受けて、「国家平和秩序評議会」の議長として正式に任命され、その活動を進めています。
この際、プラユット陸軍司令官は、通常の謁見ではなく、書簡によって国王様に報告をしています。それに対して、国王様からの使者が、王令を携えて‥‥‥という形になりました。これは、国王様が高齢であるという事と、国王様をなるべく国民の対立の中に巻き込まない様にする為であろうと考えられます。
出頭命令には更にビジネスマン、文化人等42人が追加されて、240人となりました。拘束を解かれている人もいるようです。インラック元首相も解放されて、しかし国外渡航は禁止されて、軍の監視付きの状態の様です。反政府デモの主催者のステープ元副首相は解放されましたが、2010年のバンコク騒乱について殺人罪で起訴されている為、検事と面会。この件については、60万バーツの保釈金で保釈となる。また、他の13名と共に今回のデモについて国家反逆罪に問われることに。一方、政府側のデモ隊の首謀者はまだ拘束されています。
反クーデターデモは、今の所、それ程拡がりを見せていません。軍は暴れる者の逮捕と武器の押収を続けています。
また、インラック政権の時に立ち往生となっていた、政府による米の買い取り制度の未払金が農民達に支払われ始めました。この支払いの為に政府は借り入れをする必要が有ります。
夜間外出禁止令はまだ続いています。



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クーデター 4日目

2014-05-25 23:45:41 | 日記

チェンマイでは一部でクーデター反対のデモが起きている様です。民主化勢力によるのかタクシン派によるのかは判りません。バンコクでもコーンケーン(東北部)でも起きています。
アユタヤでは全く平穏な状態です。北部とバンコクを結ぶ幹線道路からも少しそれているので、検問とかの事態も起きていません。ただ、夜間外出禁止令は全土に発令ですから、店は閉めていると思います。(大体が、バンコクに出掛けた時等の他は、暗くなる前に家の中に居るという生活ですので‥‥‥)
午後になって、町中のスーパーに行きました。ソンテウ待ちの時に、トゥクトゥクに乗った白人観光客カップルが、普通に何組も通り過ぎて行きました。ワット ヤイチャイモンコン行きです。陸軍兵士とかも全然見かけません。昼間の市場やスーパーでは、普段と全く変わらないアユタヤの町の姿でした。

デモについて、やはり殆どがタクシン派であるという情報が‥‥‥‥
とあるブログに、こんな画像が。右側はタクシン カラーの赤シャツ姿、そして左側では赤シャツをやめてクーデター反対デモを。というものです。やはりそうですね、あまりに早くデモが纏まり過ぎでしたから、そうだと思っていたのですが、赤シャツを脱いだタクシン派の連中だったのです。デモ隊の一部の者は軍によって逮捕された様です。
軍による出頭命令は155人+37人の192人になっています。後の37人は学者、記者、文化人等です。まだ出頭していない、チャトゥロン前教育相ら閣僚2人については、銀行口座の凍結がされたとの事。また、出頭しないと最大2年の拘束とか罰金との事。出頭した者は軍の施設に収容されて居るとのことです。タクシン派と反タクシン派は、それぞれ別の建物に分かれている様です。
それから、タクシン派の、アドゥン警察庁長官、ニパット国防事務次官、タリット法務省特別捜査局(DSI)局長の3名が解任されました。(タクシン派がこんなとこ押さえていたから、タクシン派武装集団を捕まえる事が出来なかった訳ですね)
そして、24日から、「国家平和秩序維持評議会」が「国家平和秩序評議会」の名称に変更。上院も停止させて、軍が全権を掌握という形に。プラユット陸軍司令官が暫定首相となり、政治家を介入させずに、軍と官僚(事務次官)で行政を進めて行くという形になりました。
新しい議会の枠組みを作りあげないといけないので、かなり日にちは掛かりそうです。それと、タクシン派の武装解除もあるので‥‥‥‥夜間外出禁止令いつまで続くのかな?



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クーデター 3日目

2014-05-24 23:59:03 | 日記

夜間外出禁止令がまだ続いています。クーデター反対のデモが起きている様ですが、平和的な様です。警察と軍が対応しています。
出頭命令を出された155名のうちかなりの者が出頭して拘束されているようです。そしてさらに別の者に出頭命令が出されました。テレビで、番組を突然に止めて、軍の通達が流されています。
軍による検問や武器の押収が行われています。タクシン派の暴発を止める為にもどんどん進めて欲しいものです。

アメリカがクーデターを非難していますが(日本もか‥‥‥)余計なお世話だと思います。タイにはタイの事情があるのです。なんとかそれに添った民主主義を模索していかないと駄目なのです。
両派のデモがぶつかって、もっともっと大勢の血が流れてからでは遅いのです。タイという国の為のクーデター、そしてこれからタイの国民の為の政治の立て直し。プラユット陸軍司令官のお手並み拝見という所ですか。(あ、でも彼も国王様の僕だから、国王様の為の立て直しかな? それでもいいけど)




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タクシン シナワット

2014-05-23 23:59:04 | 日記

ちょっと昔にタクシンという人間が政界に登場して、貧しい北部や東北部に金をばら撒いて票を集めて首相にまで成り上がりました。いろいろと政策をやって、時代もよかったのでうまくいったことも有りました。そして多数派を維持したのですが、結局は彼は自分のファミリーに金を集めて、血縁の者を政府高官に据えていきました。それに対して、旧来からの財閥、政治家達が、比較的に豊かな南部農民とバンコク近辺の勤労者を味方に巻き返しを図ったのですが、選挙をすると数ではタクシンが勝ちます。で、デモを行って………ということになって。タクシンはその後、禁固2年の実刑判決を受けて、国外逃亡しました。
その後タクシンファミリーの者が首相となったのですが、短命政権に終わり、反タクシン派が政権を取るとタクシン派がデモを行って………ということになり、近年タクシンの妹が首相となって居たのですが、タクシンの恩赦法案を出して来て下院で強行採決したので、昨年の11月以来反タクシン派のデモが始まり、恩赦法案は廃案としたのですが、デモは止まらず。
彼女は総辞職はせずに下院を解散して対応しました。選挙すれば数ではタクシン派が勝利するので、反タクシン派は選挙ボイコット、阻止を図り、これを妨害し無効にしました。最終的に司法の力で彼女は首相を解任されました。このデモではすでに25名が殺されて782名が負傷しています。タクシン派もデモ集会を始め、危険になって来たので、ついに軍が動いて戒厳令を………。
そして、政府側と与党、野党、タクシン派デモ幹部、反タクシン派デモ幹部等を集めて、2日に渡り話し合いをさせたのですが、合意に至らず。インラック(タクシンの妹)の後を継いだタクシン派暫定首相は最後まで総辞職を拒否したので、軍がクーデターとして政権を掌握したのです。
反タクシン派のデモ隊は自主的に解散し、タクシン派のデモ隊は軍によって解散させられています。暴力的な人間は軍によって逮捕され始めています。旧政権の閣僚とか155名には軍から出頭命令が出ています。
警察には出来なかった事が今ダイナミックに行われています。指揮権の問題で警察は首相に指揮されるので………が、軍の指揮権は国王様にあるので、彼らは政治家を恐れずに行動することが出来るのです。武器の摘発もされています。検問も実施されています。バンコクは以前よりも安全になっています。
軍部は自分達で政権を獲ろうという気持ちはないはずですから、やがて暫定首相・政府が選定されます。見守っていかなくては。