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アユタヤで昼寝

アユタヤ在住。海外転出しての、アメージングなタイ王国での暮らしの日々を‥‥‥

ウィサーカ ブーチャー (3)

2014-05-13 23:56:01 | 日記
ウィサーカ ブーチャーの夜の行事です。今回は食事してゆっくりと行きました。なので、建物の中でお坊様達と一緒に読経するのはパスして、ジェーリー(チュディ)の周りを3回廻るという、人の流れが大分多くなってからになりました。
ワット ヤイの門の前、駐車場の所にお参りセット(花、線香3本、ローソク1本)を売る店やお菓子や飲み物の店が並んでいます。これは今日だけの出店です。でも、ここではお参りセットは買いません。お寺の中にいつものように、お寺の人達がお志しの賽銭で配っている、お参りセットが有ることを知っていますから、同じ事なら、ワット ヤイ自体にお金を渡したいと思うので。
それで、ローソクに火をつけて、花と線香と一緒に持ちながら、ジェーリーの周りを3回廻ります。沢山の人出です。スピーカーでずっとお経を流しています。今日は遅くまで(23時位)やっているそうです。
廻り終わったら、ローソクの残りと線香をその辺に立てて、お花もその辺に置いて、お終いです。あとは写真を撮って、門の外の出店で梅干し水を買って帰りました。いつものように砂糖控え目と頼んで。(梅干しを潰して、砂糖入れてお湯で溶かして、氷の入ったカップに入れて作るアイス梅干しジュースです)


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ウィサーカ ブーチャー (2)

2014-05-13 23:53:53 | 日記
さて、食事のタンブンが終わって外に出るとジェーリー(チェディー)に布を巻きつける行事です。しばらく待っていると、アユタヤの町を車で練り回ってきた、布の登場です。
楽隊の演奏と共に、折り畳まれた布が、担がれて運ばれてきました。そのあと、ジェーリーの周りを3回まわります。白い木綿の紐が結ばれていて、人々がその紐をつかんで続きます。ちょうど一回り位の行列になりました。
そして、正面に用意して有ったワイヤーとロープを使って、布をジェーリーに運び上げるのです。上で何人も待機しています。途中、空に虹のような物が出ました。皆、吉兆と捉えたようです。
大きな布が引き上げられて行くという、なかなか見応えのある、壮観な行事です。


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ウィサーカ ブーチャー (1)

2014-05-13 23:50:27 | 日記
今日はウィサーカ ブーチャー(佛誕祭)で祝日です。毎年5月(陰暦6月)の満月の日となります。
ワット ヤイ(チャイモンコン)では朝からタンブンが有ります。7時半までに食べ物を用意して持って行きます。外では食事やお菓子、飲み物が無料で振舞われています。持って行った食べ物はお坊様用の食器に移します。建物の中で8時から読経が始まり、そのあとお坊様に食事のタンブンです。お坊様の前に食事の盆が運ばれて来て、希望者が何人も前に出て、お盆に手を添えて、お坊様にどうぞ頂いて下さい、と差し上げるのです。こうされないとお坊様は食べられないのです。ただしこの時、お坊様は絶対お礼を言ったり頭を下げてはならないのです。それはあくまで一般の者が、タンブンの為に、お食事をお坊様に頂いて貰っているのだからです。
日本人で昔にタイで僧侶になった青木保氏が著書の中で、日本人駐在員の家庭に行った時に、奥さんがお茶を入れて、目の前に置いてくれたけれど、ただ置いただけなので、飲むことが出来なかった。と書いておられます。そういう時にはどうぞお茶を飲んで下さい、と持ち上げて差し出して、僧侶の方は袈裟と同じ色の小さな布を敷いて、そこに湯呑みを置いて貰うという事をしないといけないのです。タイ人でないからそのしきたりを知らなかったのですね。
食事中に1人のお坊様が講話をされました。そして食事の後にまた読経があって終わりです。
タンブンとは「徳を積む」ということです。いろんな形のタンブンが有りますが、今日はお寺に行っての食事のタンブンです。タイの仏教では、僧侶は12時までしか食事が出来ないので、食事のタンブンは必ず午前中です。ちなみに、お坊様は煙草は吸えるのですが、お酒は飲めません。これは単純にお釈迦様の時代にはインドに煙草がなかった為に戒律で禁止されていない、ということです。戒律は227有ってそれを守る事が、修行として僧である間続いて行くというものです。煙草と同じ理由で携帯電話もOKなのです。後の時代で戒律を増やしていくということはしなかったのですね。