⑧ 水丁場
城下町を囲むように2.1mから2.7mの高さに堤防を築き、
南岸を低く、いわゆる水越堤防として築き、北側の城下へ
の浸水を防ぐようにしていた。
北岸には西の思案橋から東は下町の雑魚場までの間に
12箇所の水丁場(水防受持ち区域)を設け、石碑を建てて
整備し、出水の状況に応じて水防組(武士と町人)が
出動するようにしていた組織作りをしていた。。
特筆すべきは、水丁場の警護・管理をするにあたり、各箇所
ごとに家老を置き、その下に武士と町人を人員配置。
緊急時には強制的に出動させていた。
現在、「観音堂北」・「南堤防上」・「忠霊塔西側」の3箇所に
石の標柱が残っている。
参考文献
鏡川小特集~土佐地域文化第5号2002年6月号
改訂版高知の城下町読本
龍馬を育てた道の小冊子(高知市観光課)
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