鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

肩甲胸郭関節機能不全に対する施術〜全体としての繋がりの構造に分け入ることの必要性〜

2017-06-09 08:56:30 | 鍼灸術・手技療法術
肩甲胸郭関節機能不全の患者に対する施術おこない、そのことに関わってT先生に施術の示唆いただいた。対象の構造に分け入る実力の不足痛感される。 昨日、右肩甲胸郭関節機能不全と捉えての施術おこなっているNさんの施術おこなった。初回の施術で、上肢の挙上が100度程度しか出来なかったものが160〜170度にまで挙上出来るようになり、このまま一気に治ってしまうのか、と楽観していたNさんなのであるが、残りの1 . . . 本文を読む