鍼灸如何に学ぶべきか~科学的鍼灸論の構築のために~

鍼灸の理論と術にかかわる初歩的・基本的な問題を中心に科学的=論理的に唯物論を把持して説(解)いて行きたい、と思います。

肩甲上腕関節へのアプローチ〜διάγνωσις(ディアグノースィス)の意義〜

2017-06-03 23:24:03 | 鍼灸術・手技療法術
T先生に「肩甲上腕関節へのアプローチ」として指導いただいたこと自身の施術で実践し、全体を見るだけでは無しに、あわせて、診断の語源である古代ギリシャ語のδιάγνωσις(=分けて識ること)の必要性痛感された。 Τ先生にご指導いただいたことは端的には、「(患者の訴える、運動制限、痛み等の)異常のある部分は、その部分の異常である場合もあれば、それ以外の部分の異常が引き起こしている異常という場合もある . . . 本文を読む