
「セッション」 デイミアン チャゼル監督 米 ◯
アメリカ一のジャズ学校に入学し、鬼教授のクラスに抜擢されたものの人間的に傷つき続けられなくなってしまう青年ニーマンの物語です。
ニーマン(マイルズ テラー)は子供の頃から好きだったドラムの勉強をするために専門学校に入学します。有名なフレッチャー教授(J・K シモンズ)に自分のバンドに入るように声をかけられます。有頂天になりますが、教授のレッスンは厳しいなどというものではなく人格そのものを否定されかねない扱いを受けるのでした。かつての生徒の一人はそれが原因で自殺してしまい、ニーマンの父親が心配し、学校を変えさせるのでした。ドラムをやめたニーマンは、学校をクビになりライブハウスで演奏しているフレッチャーと再会し、またドラムをやらないかと誘われます。しかし、そこにはニーマンが学校に自分のことをチクったと疑っているフレッチャーの大きな罠が仕掛けられていたのです。はたしてニーマンは自分を取り戻すことができるのでしょうか。
「ほめることで子どもは育つ」と信じている教育者にとっては信じられない教授法にびっくりさせられます。ニーマンには効果があったかもしれませんが、死んでしまった生徒は戻らないので問題ですよね。
タバコは、なし。無煙です。