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スター・ウォーズ Ⅷ 最後のジェダイ

2017-12-24 | 2017外国語映画評


「スター・ウォーズ Ⅷ 最後のジェダイ」 ライアン ジョンソン監督 米 ◯ ☆

 前作のラストで、伝説のジェダイの騎士ルーク スカイウォーカー(マーク ハミル)を探し当てたレイ(デイジー リドリー)と暗黒の世界に堕ちたカイロ レン(アダム ドライバー)の二人はフォースを巡ってお互いに対峙します。一方、レジスタンスの船はハックス将軍(ドーナル グリーソン)率いるファースト オーダーの軍に囲まれ苦戦していました。なんとかしなければと、前作で登場したフィン(ジョン ボヤーガ)や初登場のローズ(ケリー マリー ティコ)らのパイロットたちは奮闘します。果たして今作ではどのように決着が着くのでしょうか。
 人間関係が複雑になってきていましたが、今作ではかなり整理されわかりやすくなりました。その上、おなじみのキャラクターたちが活躍したり、新しいメンバーも登場したり、大河ドラマ(サーガというらしい)ならではの様々な工夫が見られます。それでもやっぱり、冒頭のあの映像とあのテーマ曲が始まるだけで「スターウォーズの世界」に入り込んでしまいます。ラストまで152分があっという間でした。
 カイロ レンが「あの黒マスク」をほとんどかぶっていませんが、個人的にはアダム ドライバーの美しい顔を見せたほうがいいと思います。でもキャラクターグッズの売上げには影響がでるかもしれませんね。
 戦争では兵士や市民は犠牲になりますが、一方で安全な場所にいてどちらにも武器を売って大儲けしているのが武器商人だ、とわかっていながらなぜかいつの世も戦争がなくならないのは人間がおろかなのでしょうか。暗黒軍の名前が「ファースト」っていうのもなんだか意味深ですねえ。
 次回作も楽しみです。
 タバコは、なし。無煙です。(◯)
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