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IT イット それが見えたら、終わり。

2017-12-01 | 2017外国語映画評


「IT イット ❝それ❞が見えたら、終わり。」 アンドレス ムシュッティ監督 △ NTS

 「スタンド・バイ・ミー」や「ショーシャンクの空に」のスティーブン キングの代表作を映画化しました。
 ビルは弟のジョージアに船を作ってあげます。ジョージアは大雨の中船を浮かべ喜んで追いかけますが大量の血を残し行方不明になります。その頃、ほかにも行方不明者は出ていて人々の間で静かな恐怖となっていました。
 一方、転校生で友だちがいないベンは図書館で「デリー」という町の歴史を調べある事実に気が付きます。そして同じく転校生の少女ベバリーを介し、「負け犬クラブ」のメンバーと仲間になります。そしてビルの弟を探すためある魔物との闘いに挑むのでした。
 「負け犬クラブ」のメンバーはそれぞれ家庭や自分自身に問題を抱えていてその克服が怪物との闘いとつながっていきます。彼らにちょっかいを出す不良グループも実は同じでした。命がけの闘いをするものの最終決戦は残念なことに27年先になってしまうようです。
 音楽や映像でたっぷり怖がらせてくれます。キネマ旬報の11月下旬号に「良質なお化け屋敷」と評されていましたが、正にその通りです。怖がることが好きな人にはおすすめです。ただし「ショーシャンクの空に」のような開放感は味わえませんが・・・。
 タバコは、ベバリーがちょっと口にする場面がありました。(△)
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