「ハニーレモンソーダ」 神徳幸治(しんとく こうじ)監督 ○
村田真優原作の人気少女コミックを実写映画化しました。
以前からいじめられていた石森羽花(吉川愛)は高校生になっても自分は「石」になって誰にも関わらず生きていました。そんなある日三浦界(ラウール)と出会います。モテモテの界ですが、なぜか自分を出さない羽花が気になり「石森係」になります。羽花の生活は変わり友だちもできますが、実は界にも人には言えない深い苦しみがあったのです。
青春キラキラ映画そのものですが、金髪のラウールの魅力で作品を押し上げています。レモンソーダの宣伝映画でもありますが、汚らしいタバコ宣伝映画よりはずっと人道的かな。
気になるのはいつも女子が手の混んだお弁当を作って好きな男子に食べていただく・・・。というパターンはそろそろなんとかしませんか、作者の皆さん!
主役以外に、脇にいる若い才能がこれからどう成長するのか楽しみでもあります。
タバコは、なし。無煙です。ただ、作品の中でたびたびキリンレモンが出てくるとなんだか飲みたくなるのですよ。タバコもきっとこういう効果があるのでしょうね。怖っ!